喚ばれて飛び出てみたけれど 2

今年7月にデビューした新人さんの2冊目。悪魔と天使と魔術師の少年が、妙なテンションで妙な掛け合いを繰り返す作品です。
一応ストーリーらしきものもあるけど、それは二の次。色んなパロディをネタに一発ギャグを繰り返す。脈絡の無い、唐突でお馬鹿な展開がひたすらに続きます。
何も考えず、頭空っぽにするのに向いている作品ですね。不覚にも何箇所か思わず吹き出してしまった。
さらに、2巻なのに編集部の解説付き。この訳の分からない構成と本編の不条理っぷりは、それだけでインパクト充分。次も買いかなぁ。