SH@PPLE 3

シリーズ新刊。雪国の女装が学校新聞の記事になってしまい、一旦入れ替わりをやめた雪国と舞姫。そこに振って来たのは、地元のリバーフェスタへの参加。共に出し物をする事になり、妙な流れから雪国と舞姫が争う感じに。舞姫率いる生徒会 + 部活連合 VS 雪国率いる五中生徒会 + SEC + ソロリティと言う構図です。
雪国と舞姫の喧嘩とか、女装バレの真相は? とか、リバーフェスの行方は? とか、色々と気になる要素が満載で面白かったです。しかし、なにより良かったのはやっぱり一駿河さん。どこまで可愛ければ気が済むんでしょうか。この可愛さ、1巻の頃から全然衰えませんね。いつまで経っても、女装の事を打ち明けられない雪国が不憫だ...。こればっかりはヘタレと呼べない。けど真相を知られた時、どうなるのかが怖いです。一駿河さんとの仲が深まって行けば行くほど、泥沼な気がする。
微妙に脇役気味だった舞姫ですが、今回は割と主役。雪国中心で話が進むのは変わりませんが、重要な所ではキッチリと役目を果たしているのが素敵です。特に、SECと共に遊園地に駆けつける所とか。これはSECの活躍と言うべきかも知れませんが...。どっちも好きだから無問題。
話は途中で終わってて、リバーフェス本番は次巻。まだまだ色々と拗れそうな雰囲気が漂いまくってますね。続きに期待。