生徒会の四散

アニメ化が決定した『生徒会』シリーズの新刊。
やっている事はいつも通り。生徒会室でひたすら駄弁っているだけ。しかし、今回も笑わせてもらいました。と言うか、電車の中で読むと危険な事をすっかり忘れていて、笑いをかみ殺すのにすげー苦労しました。勢いだけで突っ走っている文章を目で追っている途中に、いきなりツボにハマる部分が現れるもんだから、物凄い勢いで不意打ちを食らいます。交通事故? みたいな感じ。鍵葉とか九九とか起動音とかテンション上がってきたーとか...アチコチで笑いがこみ上げてきて大変でした。特に九九は凄いとしか言いようがありません。良くあれだけ思いつけるよなー。後、最初の話の会長には本当に悶えました。言い訳が言い訳になってないのが、また良い。つか、もう皆オチてるよね。

どのキャラも十分魅力的なんですが、その中でも個人的には深夏が1番好きです。今回はまた一段とポイント高し。お嫁さんの話から始まり、ラストの真面目な展開まで。暴走気味だった真冬と杉崎のラストの展開もポイント高かったんですが...その後の深夏の電話シーンがヤバい。ホント良い娘です。

と言う訳で、いつも通りとても楽しめた1冊でした。気になる終わり方をしていますが、そのお陰で次の巻は悶えポイントが豊富にありそうで今から楽しみです。しかし、これがアニメ化かぁ。映像にしたらどうなるんだろう。