ゼロの使い魔 16

シリーズ16冊目。戦争の後の、つかの間の休息...なお話。
才人は英雄となり、アンリエッタから領土をもらい、ルイズとその地で暮らす事に。しかしシエスタもメイドとしてついてくるので、機嫌がよろしくないルイズ。とうの昔に本命はルイズと決まっていると思うけど、シエスタもなかなか粘りますねー。しかし、英雄が故に誰に何処から妬まれるか分からない。そんな時、絶対に信用のおけるシエスタの役割が大きいと言う店長さんの意見には目が覚めました。

そして2人の仲が進展したとは言え、ルイズのヤキモチっぷりと自己嫌悪っぷりは相変わらずだなぁなんて思っていたら...まさかの女王のターン!! アンリエッタ再び!! 戦線を完全に離脱したと思っていたので、ここでこうなるとは予想外。しかもやたらと色っぽい。これも背徳感のなせる業でしょうか。

さらにラスト。あまりにも唐突。最後まで才人と共にあるだろと思っていたのに...。こんな事になろうとは。辛い。

こんな感じの1冊でした。話自体はそれほど進んでないけど、起こった事件はどれも重大。続きがとても気になります。