輪環の魔導師 5

シリーズ5冊目。ルナスティアの本拠地を攻めようとした矢先に囚われたセロとフィノ。彼らを助けるために城へ攻め入るが...と言う展開。
ここまで戦ってきたルナスティアとの最終決戦。クライマックスばりに盛り上がるのかと思いきや...それほどでもなく。幾つか重大な秘密が明らかになったり、新たな伏線が張られたりと、動きはかなーりあったものの、説明回っぽい印象を受けてしまいました。仲間を救うべく、勝ち目の無い戦いにも茶目っ気たっぷりなまま挑むアルカインは格好良かったけど。

しかし、何はともあれ、これでルナスティア編は一段落。新たな敵も登場で、次からは第二部と言った所でしょうか。今回明らかになった事実と謎がどう絡んでくるのか、楽しみです。