神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・ゴールド

『ポリ黒』からスピンオフしたレオンのシリーズ『レオン・ザ・レザレクター』が完結し、今回正式に『ポリ金』として再スタート。
この1巻では、以前レオンによって刑務所送りとなった恋人の精霊のために、復讐しにやってきた女性が、レオンやその周りの人間に悪意を振りまくのだが...と言う感じに始まります。

重い話が多かった前作に比べ、ちょっと軽くなった印象があります。最初に事件の概要を読んだ時、また重い展開が待っているのかなぁと思ったのに、始まってみればそれほどでも無く。やっぱりレオンが色々と吹っ切れたのが効いているのでしょうか。レオンってこんなに茶目っ気あったっけ? と思いました。コメディと言うほどコメディでもないけれど、どこか安心して読めるのが良い感じです。ちゃんと締める所は締めてくれるし。

小さな店を始めたロレッタたち4人や、シェリカもレギュラーで登場。シェリカは今後どうするんだろう。まだ契約している精霊はいない様だけど、まさかレオンとは契約しないよね。今のままのポジションで話に絡んで来るのかなぁ。