蒼穹のカルマ 6

シリーズ6冊目。
表紙からして何があった? と言う感じなのですが、そのまんまのお話でした。駆真が死んでしまう未来から、その死を回避するために成長した在紗が時間を超えてやってくる...と言う展開。しかし回避しきれず死亡 → 次の在紗がやってくるを何回か繰り返す展開。やってくる在紗が毎回違う成長を遂げているのが新鮮な感じだったのですが...駆真の死因が毎回ロクでも無い。在紗に興奮、鼻血が止まらず出血多量。毎回興奮するシチュエーションが違うので、一体どんだけ在紗が好きなの!! と思わずにはいられない。そりゃー知ってたけどね...。
ロクに話が進まないと思いきや、終盤で加速。前半が思いっきりおバカな話なだけに、後半のシリアス加減に「おおっ」思ってしまったのですが、見事にノセられているようでちょっと悔しい。しかしこのラストの引き、次の巻もカオスな展開になりそうな予感がする。楽しみ。