神曲奏界ポリフォニカ ウィズアウト・ホワイト

大詰めの『ポリ白』の新刊。
精霊島が堕ちる理由が明らかになったり、スノウの元々の世界での話が入ったり、禁曲とダンテの由来がハッキリしたり...と、クライマックスらしい展開が続きます。ここまで来たらもう見守る事しか出来ません。島が落下する事は元々確定していましたが、遂にこの時が来たか...と言う思いで一杯。皆が無事に結末を迎えられるのか、それとも違うのか。厳しい状況が続ているので楽観視は全く出来ない所が怖いです。特にブランカやリシュリーが...。
しかしラスボスがラスボス過ぎて、もう怖い怖い。なんなのこのお嬢様。正気を失ったようにも見えるけれど、半分ぐらいは自分の意志でこうしたようにも見える。全てはスノウのために。その想いが拗れてこうなったのかと思うと、想いの強さって凄いなぁ。
これで残るは後1冊。どんな結末を迎えるのか、心して待ちたいと思います。楽しみ。