テツワンレイダー 5

シリーズ最終巻。前巻で突如出てきた新キャラ達の活躍から、この最終巻は元の主役たちに再びバトンタッチ。消えてなくなってしまったと思っていた八周目の世界が存続していると知り、気力を取り戻した主人公が、今度こそ無くなろうとしている世界を救いに走る展開。
ヒロインがヤンデレ化して、一旦はどうなる事かと思ったこのシリーズですが、ちゃんとハッピーエンドで終わってくれて良かったです。元々ヒキコモリだった主人公なので、ヒロインのワガママに付き合って世界と向きあう事を諦めてしまった時にはもうダメかと思いましたが、何とか復活。ディアの存在が大きかったのかな。ああも真っ直ぐぶつかって来られたら、心も揺らぐか。
しかし読み終わってみると、無事に終わってなにより...と言う感想しか出てこないなぁ。終わらないよりは断然良いけど。