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テレビをセカンドモニタにしWindowsもマルチモニタに

MacBook Airを家で使うときは22インチのモニタ(EIZOのS2242W-HGY、1,920×1,200ピクセル)をつないでそちらをメインにしていた。MacBook Air本体のモニタはサブモニタで、たとえばPhotoshopの各種パネルをサブモニタに表示させるとメインモニタを広く使えていい感じだった。

Mac miniを使うようになるとEIZOのモニタ1つということになり、これはいかにも狭い。同じ場所に置いているWindowsマシンはもともとEIZOのモニタにしかつないでいない。これらのサブモニタとして22インチのテレビをつないでみることにした。22AV550という東芝のテレビで、HDMI端子が2つついている。

東芝 22V型 液晶 テレビ 22AV550 ハイビジョン   2008年モデル

東芝 22V型 液晶 テレビ 22AV550 ハイビジョン 2008年モデル

EIZOのモニタの右にテレビを置いてパソコンにつなぎ、解像度や2画面の位置関係を調整したらこんな感じになった。

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色温度が全然違うのは実際に目で見るとあまり気にならない(EIZOは6,500Kに設定、テレビは一般的に9,300Kだそうだ)。上の写真のように2つのモニタにウィンドウをまたがらせて表示させることはまずないからだ。テレビのほうは全画面で動画を再生するとテレビそのものでなかなかよい。

問題になるといえば、テレビの液晶パネルは解像度が1,366×768ピクセルであるということだ。内部的には1,920×1,080のようで、EIZOのモニタと同じ22インチであることからも、そう設定するほうが左右の画面で表示サイズが揃ってヨイ。

ただしテレビのほうはドットバイドット表示ではないので、細かい文字はにじんで表示される。

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それでも判読できないほどではない。これは慣れるだろう。慣れよう。今まではMacだけがマルチモニタだったが、Windowsマシンもマルチモニタになったのがうれしい。

ところでハイビジョン放送はBSなら1,920×1,080ピクセルなのだから、1,366×768ピクセルでは映像の細かさを完全には再現できていないことになる。でもそういう仕様なのは、22インチの画面ならそのくらいでも画質は劣らないという判断なのだろう。

シャープのLC-22K45などは、22インチでも1,920×1,080ピクセルの液晶パネルが使われている。パソコンのD-Sub25ピン入力端子があるから、22インチのフルハイビジョンモニタとして使うことも想定しているのだろう。

22インチの液晶テレビでフルハイビジョン液晶パネルを採用しているのはシャープだけのようだ。1,366×768ピクセルの液晶パネルにどうしても慣れないなら、シャープの液晶テレビを検討してみるかもしれない。

(2017年11月19日記)

追記:シャープの液晶テレビを買いました