霊能局の戦闘は毎度ながら法律にのっとって行われる。
何条何項による攻撃を確認したうえで、下命を受けて戦闘可能になる。
変なところでシビリアンコントロールが働いているが、
これは政府が妖怪変化をきちんと脅威として認めているためともいえる。
たとえば妖怪による災害も災害対策基本法に落とし込まれる。
そのカテゴライズにより害獣駆除と普通の自然災害に落とし込まれ
一定の水準に立てば緊急参集チームが集まるくらいまではいく
官邸対策室までいかないのがほとんどである。
そもそも緊急参集チームが集まる時点で霊能局は何らかの失態を
行っていっる。だいたいこの辺の話になると
一般市民に被害が出始めているからである。
まあ災害ってことにしないとお金が絡んできて
収拾がつかなくなるからでもある。
つまり、人災で水害になったのと同じ法ルールが採用されるのである。
それが過失かどうかだけが問われるのである。