俺の考えたXbox360用ギャルゲー その2

 ちなみにその1はこっち


 こないだXbox Liveインディーズゲームで出た『ゆっくりの迷宮』で、ダンジョン内の宝箱に登録フレンドが入っていて、そのフレンドの獲得しているゲーマースコアによって制限時間が増えるって仕掛けがあるんですよ。これ、かなりいろいろなものに応用利きますよね。ギャルゲーにも。


 具体的にどんなものがどこまで参照できるのか詳しくは知りませんけども、例えばフレンドが何人いて、ゲーマースコアが幾つなのかを把握できるのは、上記の『ゆっくりの迷宮』で実践されているので、分かる。ギャルゲーに応用すれば、主人公/プレイヤーには友達が何人いるのかってのがそこで設定できるわけだよね。となると、それに応じてヒロインのリアクションも設定できる。友達は多い方がいいと思っているヒロインは、フレンドが多い場合には好感度にプラスの補正がかかるし、フレンドが少ない場合にはマイナスの補正がかかる。逆に、少人数で居るのが好きだと思っているヒロインは、フレンドが少ない場合に好感度にプラスの補正がかかる。


 もし参照できるなら、プレイヤー本人のゲーマーゾーン、ゲーマースコア、スコア獲得率、全体の実績解除率、ソフトごとの実績解除状況、マイクロソフトソフトポイントの使用累計額、現在の手持ち額、購入コンテンツ傾向、これ全て主人公/プレイヤーの設定としてフィードバックさせて、ヒロインのリアクションを分けていける。
 ゲーマーゾーンがアンダーグラウンドならちょっと不良っぽいということになって、ヒロインに「不良っぽい人が好き or 苦手」が設定されていれば、そのまま好感度が補正される条件になりうる。
 ゲーマースコアの獲得状況や実績解除率は、まぁこれはゲームソフトなので基本的には高いほうが誉めてもらえるということになるべきなのだろうが、高すぎるとアウトドア派のヒロインの好感度はマイナス補正が、みたいのはあってよかろうし、他にも、ゲーム好き/オタクと設定されるヒロインがいれば、スコアや実績解除率が高いほど好感度のプラス補正値も大きくなるけど、一定ライン以下の場合にはものすごいマイナス補正が掛けられる、みたいのは面白いんじゃないか。
 マイクロソフトポイントの利用額、手持ち額は、そのまま持っているお金ですね。これはー、あー、まー、えーっと。どうだろう。主人公/プレイヤーの持っているお金に応じてリアクションが変わるヒロインを、プレイヤーが引かずに済むギリギリのラインで可愛げに見させるのは、だいぶ難しそうな。でも何かに使えるんじゃないか。例えば家がすごい大金持ちでそのことをバリバリ意識してるお嬢様ヒロインを設定して、ポイント利用額が少ない場合には何かにつけて「この平民風情か!」みたいな見下したような台詞を言ってくるけど、相当な額を使っている場合には少し変わった態度が見られちゃいますよ、みたいなね。


 とかまぁ考えたって言うか、思いついたんですけども、しかしこれ分岐条件なんかにガッチリ組み込むわけには行かないんで(MSポイントの累計使用額が50,000を越えているプレイヤーじゃないとこのヒロインの攻略ルートに進めません、とかあったら困るじゃない?)、結局は緩めな補正にしか使えず、あまり効果的とは言えないか。さすが、ただの「思いつき」だけあって、あまりうまくないな。