砂漠の中の一滴の水。


おはよう、こんにちわ、さようなら。またね。それじゃあまたね。
悩んでるわけじゃないよ、ただ今は凄く眠たいんだ。
思えば大学に入って写真を始めてからは少しずつ自分も、世界も変わっていった。
友達も面白いし、一緒にいてて楽しい人ばっか。
オレはただラッキーだったと思う。
何故いきなりこんなことを書くのかというと、今卒業の為の最後の課題に
取り組んでいるから。
オレは正直迷ってる。何を表現したいかとか、伝えたいとか。
勿論写真自体もどうすれば?とかを考えてたりする。
就職も決まってないし、向き合うべきことが沢山ある。
まぁそんなに悲観的ではなくってなるようになると思ってたりもするし、
そんなんじゃ危機感が足りないってのもある。
ただ思い返せば写真が好きで好きでたまらん。
好きな子からメールが来て無理やりにでも続けようとするくらい好き。
そんな小さなことに幸せを感じてたのに、ぷっつりと返事が来なくなった感じ。
それが今の状況。待っていようか、もう一度送ってみようか、それとも諦めるか。
最初から分かっていたことだけど、終わりに差し掛かってる。
せめて好きな子の突然の呼び出しには飛んで行ける男になりたい。
何かを失っても飛んでいける男になりたい。
欲を言えば、南極から北極まで飛べるミサイルマン
素晴らしい星空の中に見つけた、流れ星。
そんな幸運を生きてるって言うだけで掴んだよ。