y=x
僕はあなたであり、あなたは僕である。
人生に仮の答えなんてないにしろ、僕の出した答えはこういうことだ。
君がむしろ何を伝えたとしても君である様に、僕は何も変えたくないし変わりたくない。
なんとなく、何気なく、毎日を生きて呼吸をするだけのように。
目の前に見える事実だけが真実ではなく、鏡に映った姿・形を眺めていても物体は鏡。
あらゆる絶望の中に希望が見えたよ。
幸せを思い描く頭の中に続く大好きな時間。
考えと思考は止まらない。
気が付くと向う。
今日の出来事、昨日のこと、明日の朝。
僕自身が知る僕は僕であり、君自身が知る僕も僕である。
定まらない普遍的な塊。
雨が降って出来た水溜りのように、いつか乾いて消えるだけ。
本当の最期なんて誰も知らないのにね。
誰か教えてください。
長い電話の向こう側に聞こえる声がある。
懐かしく、久しぶりの声。
夜は長くても、きっと明日には笑っていられるだろうから。