World is mine.


だけど世界は広い。
放り投げたボールの放物線。
その形は宇宙の一部。
繰り返し流れる形の中。
出来るだけ遠くまで見てみたいな。




愛はお互いが欲しがるもの。
だけど与えるものでもないし、奪うものでもない。
今になって言葉の意味がわかったよ。
結局人は一人では何も出来ないし、他人に任せてても上手くいかない。
自分という人はどこまでいっても自分という人間でしかないのだからね。
ならどこまで理解しあえるのかな?
届いてくれればいいな。




辿り着くのが早かった二月も、今日が最後。
なんてあっというまの出来事なんだろう。
この前小瀬の日記を見てて、学生の頃を思い出してセンチメンタルって書いてた。
だけど、彼女は戻りたいとは思わないんだって。
オレも共感出来る。
凄く楽しかった時間が終わってしまったなら付け加えるものじゃない。
戻らないことは分かってるんだから。
オレも楽しかった過去もそうだけど、現状はあの頃と同じかそれ以上だしね。




この前第六感を持った人に言われた。
家族は心配しなくてもいいから、あなたは行きなさい。って。
この時はオレの身内の問題だと思ってたけど、今なら分かる。





やっぱり世の中は上手いこと出来てて、社会も上手い具合があって、
本当に嫌になるくらい考案されてるシステムの上に
一人、一人の人間がのっかてるんだなぁ。
それはね、代わりはいるもの。
何にしたって。
誰か宥めてよ。
肩を叩いて優しくしてよ。
本当に最低だと思うよ、その言葉。
オレには必要ないんだもの。




遠くまで見ても綺麗なものとは限らない。
どんなに広い家でも家具がなければ使えない。
人は何でも欲しがるけど、全部は必要じゃない。
むしろ生きていくために苦悩しながら
本当は欲しくないものを欲しがったりする。
死ぬまで生きて、生きたら死んでく。
それでいいだろ?




何が言いたいわけじゃない。
何も言いたくない。
何も言いたくないけど、伝わればいい。
求めてるのは優しさじゃなくて、我儘だ。
オレは、オレの世界に戻ります。
リバースではなく、原点に還るということ。
寂しさを紛らわすこの時間も、
自分という生物も、
本当は中身のないただの塊でしかないのだから。
生きてくうちに出来上がった全てはきっとあなたでしかないのだから。
世界はきっとオレであり、あなたのものだろうね。




眩しすぎて何も見えないのはその明るさに目がなれてしまったから。
そのうち今のように何もかもがきっと見えるようになるはず。