大失敗

 今日は,昨日書いたように,足温器のかわりになる暖房器具を買いに日本橋Joshinに出かけたのですが…。今年の寒さのせいで,全部売り切れていました。1月頃に新聞でそういう記事を見ていたのですが,2月になって時間も経っているから大丈夫だろうと考えて行ったのが甘かったですねぇ。2月中旬というシーズンが終わる頃に入荷するわけないもんなぁ。と言う訳で,とりあえず来シーズンまでは我慢して使い続けましょう。とりあえず,現状では特に問題はないですし。ただ,使うときは必ず僕が部屋にいることと,異常があればすぐに電源を切ることが使用の条件かな。マンションの火災感知器を鳴らすとまずいですからねぇ。でも,前もって電話をするべきでした。駐車代を払うために,何か消耗品を買おうかなとも思ったのですが,特に不足しているものもないですし,素直に駐車代を払いました。でも,時間とお金がもったいなかったなぁ。

葬送 第2部 - 平野啓一郎

 「葬送 第2部 八」まで読了しました。

 二月革命とそれに伴う政治体制の変化,ドラクロワの絵画に対する考え方,読むに従って,考えさせられることが多い作新です。これまでの平野さんの小説とは感じが違うなと思って読み進めています。読むたびに考えさせられることも多く,少しずつ進んでいるという感じです。



 ドラクロワは,何であろうと彼女の言葉を聴いてしまっては,もう二度とそれを口にすることは出来ないだろうと思い,そのまま喉の途中で血痰のように溜まっている言葉を吐き出してしまった。

「……僕という人間を生きることは,……僕には荷が重すぎるのです。……」

平野啓一郎 − 葬送 第二部 五 より