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「聖と俗」と私の日常 −石塚潤一の雑記帖−

2016-05-24 演奏家に訊く vol.1 オンド・マルトノ奏者 大矢素子 開催のお知らせ

[]演奏家に訊く vol.1 オンド・マルトノ奏者 大矢素子 開催のお知らせ 11:25

このたび、石塚が代表をつとめる御嶽神社の集会場を利用して、演奏家の方々にお話を伺う会を始めることとなりました。

その最初のゲストとして、オンド・マルトノ奏者の大矢素子さんにご登場いただきます。オンド・マルトノは、1928年にフランスの技術者・音楽教育家のモーリス・マルトノが開発した電子楽器です。トゥッシュという音のイントネーションを自在に彫琢することが可能なシステムを持ったことで、初期の電子楽器の中では群を抜いて「音楽的な」楽器とされ、メシアンの「トゥーランガリラ交響曲」、ジョリヴェの「オンド・マルトノ協奏曲」などのレパートリーが生まれました。

大矢さんは、自身4度のソロリサイタルを開催し、坂本龍一によるサウンドトラック「レヴェナント 蘇えりし者」に参加されるなど、この楽器の演奏家としてご活躍されるのみならず、音楽学研究者としてこの楽器を多角的に研究されています。会場に楽器を持ち込み、演奏を交えつつしつつ、この楽器の諸々について語って頂きたいと思います。楽器の歴史、演奏法から、そのレパートリー、記譜法に至るまでを、相互に連関させたコアな会となるでしょう。ふるってご参加ください。

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演奏家に訊く vol.1 オンド・マルトノ奏者 大矢素子

【お話・演奏】大矢素子 (プレゼンター、訊き手 石塚潤一)

【日時】2016年6月5日 17時開始(開場16時30分)

【入場料】2000円(学生1500円 学生証提示をお願いいたします)

【予約】junichi.ishizuka@gmail.com まで、お名前、人数、御連絡先を記載の上お送りください。Facebookのイベントページでも参加表明いただけます。 

【会場】御嶽神社集会場 (東京都練馬区下石神井4-34-9 近く)。定員30名。

西武新宿線上井草駅より徒歩8分

荻窪駅より西武バス(荻14 上井草経由 石神井公園行き)にて、井草高校下車 徒歩1分

西武池袋線石神井公園駅より西武バス(荻14 上井草経由 荻窪行き)にて、井草高校下車 徒歩1分

【登壇者プロフィール】

大矢素子

f:id:J-Ishizuka:20100219151234j:image:w360

英国生まれ。東洋英和女学院高等部卒業後、東京藝術大学楽理科に入学。在学中、世界的オンド・マルトノ奏者の原田節(ハラダカタシ)に師事。同大学大学院博士課程在学時、ロータリー国際親善奨学生として渡仏、パリ国立高等音楽院に入学。平成20年度文化庁新進藝術家海外派遣制度生として研鑽を積み、2009年同音楽院オンド・マルトノ科を最優秀(首席)で卒業。

帰国後は2011年オペラシティ「B→C」シリーズ(第132回)、2012年NHK FM「リサイタル・ノヴァ」に出演のほか、2013年文化庁主催「明日を担う音楽家たち」の一環として、アンドレ・ジョリヴェ《オンド・マルトノ協奏曲》を、藤岡幸夫指揮、東京フィルハーモニー交響楽団と共演するなど、活発に演奏活動を展開。また、オンド・マルトノの開発者であるモリス・マルトノの思想研究により音楽学博士号を取得(2012年東京藝術大学)。2014年NHK Eテレスコラ 坂本龍一 音楽の学校」(電子音楽編)に特別講師として出演し好評を博すなど、演奏と研究の両面からフランス現代音楽への近接を図っている。

2012年東京藝術大学教育非常勤助手、2013年〜14年同大学専門研究員を経て、2015年より同大学大学院非常勤講師。

オンド・マルトノを原田節、V=H・アルトマン、音楽学を船山隆、福中冬子の各氏に師事。

2016年4月に日本公開された映画「レヴェナント:蘇えりし者」(監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、音楽:坂本龍一他)のサウンドトラックのなかで、オンド・マルトノ演奏を担当。

石塚潤一

東京都立大学理学研究科物理学専攻修了。2002年度柴田南雄音楽評論賞奨励賞受賞。読売新聞ミュージックマガジンユリイカ別冊、音楽現代などへ寄稿。現在、Buncademy にて譜面を読み込んだ上で作曲家に話を伺う「作曲家に訊く」シリーズを継続中。オンド・マルトノ関連では、「黛敏郎電子音楽」(川崎弘二:編著)に寄稿した、「オンド・マルトノは電子鐘の響きを奏でるか?−黛敏郎と二つの電子楽器―」を参照いただきたい。

黛敏郎の電子音楽

黛敏郎の電子音楽

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2015-08-12 3年目の音楽現代

[]3年目の音楽現代 20:22

音楽現代2013年9月号に演奏会評を1本寄稿して以来、1号も欠けることなく執筆を続けて早2年が過ぎた。で、3年目に入るに当たり、エントリーを改めようと思う。1年目の執筆内容は、音楽現代(2013.9月号-2014.8月号)を、2年目は2年目の音楽現代ご覧ください。



2016年6月号

音楽現代 2016年 06 月号 [雑誌]

音楽現代 2016年 06 月号 [雑誌]

〇特集 近代音楽の最高傑作を選ぶ!

・後期ロマン派の終焉から 第二次大戦終結までの「近代」

〇演奏会

群馬交響楽団 第516回定期演奏会 東京公演(3月20日)→アートページ

東京・春・音楽祭 ポリーニ・プロデュースによる室内楽(4月14,15日)→特集ページ

・ヴォクスマーナ第34回定期演奏会(3月31日) 


2016年5月号

音楽現代 2016年 05 月号 [雑誌]

音楽現代 2016年 05 月号 [雑誌]

〇演奏会

東京都交響楽団 作曲家の肖像 vol.106 <日本> (3月5日)

東京混声合唱団 第239回定期演奏会(3月18日)

〇CD評

タケミツを歌う 〜フォルテピアノとともに

伊福部昭 二十五絃箏曲集 <伊福部昭十年祭のための>

オーケストラ・ニッポニカ 池野成、石井眞木etc.

・フォニックス・マリンバオーケストラ

2016年4月号

音楽現代 2016年 04 月号 [雑誌]

音楽現代 2016年 04 月号 [雑誌]

〇特別企画 追悼ピエール・ブーレーズ

・ノーノ・ブーレーズシュトックハウゼン 「ヨーロッパ前衛三羽烏」が辿ったそれぞれの道程

〇演奏会

・<現代の音楽展2016>高橋アキを迎えて(2月6日7日)

・近藤岳 オルガンの未来 II(2月11日)

それぞれ特集ページに記載

・HORIZON2 大石将紀(1月27日)

〇CD評

・高嶋圭子作品集 トロンボーンと私

・小寺香奈 ディスカヴァリー・ユーフォニアム


2016年3月号

音楽現代 2016年 03 月号 [雑誌]

音楽現代 2016年 03 月号 [雑誌]

〇演奏会

・會田瑞樹パーカッションリサイタル(12月17日)

・アンサンブル室町によるエドガー・ヴァレーズと室伏鴻に捧ぐ墓(12月23日)

〇CD評

マルク=アンドレ・アムラン レーガー《ピアノ協奏曲》他

Romantic Piano Concerto Vol. 53-Reger & Strauss

Romantic Piano Concerto Vol. 53-Reger & Strauss


2016年2月号

音楽現代 2016年 02 月号 [雑誌]

音楽現代 2016年 02 月号 [雑誌]

〇演奏会

・神奈川県民ホール 黛敏郎金閣寺」(12月5日)

カラーページに記載

〇CD評

・菊池悌子 十七絃箏の世界

・柳田孝義 作品集「ハルモニアの祈り」


2016年1月号

音楽現代 2016年 01 月号 [雑誌]

音楽現代 2016年 01 月号 [雑誌]

〇演奏会

・日本現代音楽協会 秋の音楽展2015(11月12、18、19日)

作曲家の個展 原田敬子(10月27日)

以上、それぞれの特集ページに記載

・瀬尾久仁&加藤真一郎ピアノデュオリサイタル2015(10月26日)

オーケストラ・プロジェクト2015

〇CD評

Crossroads Vol.1 作曲家 高橋久美子×箏曲家 野坂操壽─箏曲を繋ぐ

・新実徳英:弦楽四重奏曲第2番〈アスラ〉-室内楽作品集

書評

・「これを聴け」(アレックス・ロス柿沼敏江:訳)

・「ミュージック 「現代音楽」をつくった作曲家たち」(ハンス・ウルリッヒ・オブリスト、篠儀直子, 内山史子, 西原尚:訳)

これを聴け

これを聴け


2015年12月号

音楽現代 2015年 12 月号 [雑誌]

音楽現代 2015年 12 月号 [雑誌]

〇演奏会

・アール・レスピラン 第30回定期演奏会(9月25日)

三善晃の音楽2015(10月4日)

・フラックス・カルテット 現代を生きる音楽(10月17日)

〇CD評

伊福部昭 生誕100年記念コンサート

・楊曉忠:室内楽作品集

・昌英中 室内楽・合唱作品集


2015年11月号

音楽現代 2015年 11 月号 [雑誌]

音楽現代 2015年 11 月号 [雑誌]

○レビュー サントリー芸術財団 サマーフェスティバル

サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ No.38 テーマ作曲家ハインツ・ホリガー

 (室内楽)(8月22日)

 (管弦楽)(8月27日)

・長木誠司がひらく 拓かれた声/封じられた声─ケルン1968/69

 <レクイエム〜詩と声と命の果つるところ>(8月23日)

 <シュティムング〜内観する声ひとつ>(8月29日)

・TRANSMUSIC特別公演 音楽のエッセンツィア “現代音楽の楽しみ方”(8月26日)

・第30回 芥川作曲賞選考演奏会(8月30日)

〇演奏会

・高橋アキ+河合拓始 二台ピアノによるデュオ・コンサート(9月2日)

生田美子 「三善晃ピアノの世界」(9月6日)

〇CD評

ルトスワフスキ:ピアノ協奏曲交響曲第2番


2015年10月号

音楽現代 2015年 10 月号 [雑誌]

音楽現代 2015年 10 月号 [雑誌]

〇特集 最晩年の作品に聴く大作曲家「心」<3>

武満徹

〇演奏会評

・ヴォクスマーナ 第33回定期演奏会(7月25日)

〇CD評

・ニュー・シーズンズ / クレーメル、クレメラータ・バルティカ

ブルーノ・カニーノ プレイズ 西村朗

・沢井一恵 箏リサイタル

書評 

・ケネス・シルヴァーマン/柿沼敏江 「ジョン・ケージ伝 新たな挑戦の軌跡」


2015年9月号

音楽現代 2015年 09 月号 [雑誌]

音楽現代 2015年 09 月号 [雑誌]

〇特集 最晩年の作品に聴く大作曲家「心」<2>

ジョン・ケージ

〇演奏会評

・NHK交響楽団 Music Tomorrow 2015(6月23日)

・モルゴーア・クァルテット第42回定期演奏会(6月26日)

新国立劇場 松村禎三《沈黙》(6月27日)

読売日本交響楽団第550回定期演奏会(7月1日)

作曲家グループPath 2015 バリー・ウェッブ リサイタル(7月5日)

・日本演奏連盟「演奏家と邦人作曲家シリーズ」戦後の合唱曲ベスト・セレクション(7月10日)

〇CD評

・郭元室内楽作品集

・斉木由美作品集

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2015-05-15 20.5世紀からの世界の音楽 20人の作曲家による20作品 推薦盤

{音楽}音楽現代6月号 20.5世紀からの世界の音楽 20人の作曲家による20作品 推薦盤 16:26

先月に引き続きまして、音楽現代6月号でも特集記事「20.5世紀からの世界の音楽 20人の作曲家による20作品」を寄稿いたしました。

音楽現代 2015年 06 月号 [雑誌]

音楽現代 2015年 06 月号 [雑誌]

おかげさまで、先月号がamazonで早々に売り切れになるなど、随分読まれているようで何よりです。編集部の要請により、20世紀後半の音楽から、20人の作曲家による20作品を選びましたが、紙幅の関係で音盤情報が入れられませんでした。本稿はこれを補うものです。推薦盤は、一曲につき一盤に絞りましたが、入手が難しいものが含まれる場合、また、甲乙つけがたいものがある場合に複数の推薦盤を挙げました。また、私が未聴のため、ここに挙げられなかった音盤があることも申し添えておきます。

1、ストラヴィンスキー 《オルダス・ハクスリー追悼の変奏曲》

後期ストラヴィンスキーについては、私がかつて書いたこの文章も参考になるかと。また、《変奏曲》は入っていませんが、ストラヴィンスキー後期の傑作3作品を明晰な演奏にて収録したこちらの音源もお勧めです。


2、プーランク 《カルメル派修道女の対話》

Poulenc;Dialogues Des Carm

Poulenc;Dialogues Des Carm


3、ショスタコーヴィチ 《交響曲第15番》

Symphonies Nos. 1 & 15 (Hybr)

Symphonies Nos. 1 & 15 (Hybr)


4.ブリテン 《チェロ交響曲

Cello Symphony/Symphonic Suite from Gloriana/Four

Cello Symphony/Symphonic Suite from Gloriana/Four

シャンドスレーベル肝いりの若手指揮者の好演を。


5、ブーレーズ 《ピアノソナタ第3番》

Pierre Boulez & the Piano

Pierre Boulez & the Piano


6、シュトックハウゼン 《ピアノ曲X》

Stockhausen: Mikrophonie 1&2

Stockhausen: Mikrophonie 1&2


7、ノーノ 《プロメテオ》

Nono: Prometeo

Nono: Prometeo

上の盤はマルチチャンネルSACDで、ノーノの意図した空間音響がよりオリジナルに近い形で収録されている。


8、ベルント・アロイス・ツィンマーマン 《若き詩人のためのレクイエム

Bernd Alois Zimmermann: Requiem fur Einen Jungen Dichter

Bernd Alois Zimmermann: Requiem fur Einen Jungen Dichter

演奏内容からすれば上のギーレン盤が最上。しかしながら、マルチチャンネル再生環境があれば、下のコンタルスキー盤(SACD)もその圧倒的な録音の良さゆえに勧められる。8月のサントリー・サマーフェスティバルでの日本初演大野和士指揮、都響他)も楽しみだ。


9、ラッヘンマン 《Schwankungen am Rand (境界上のゆらぎ)》

Lachenmann: Schwankungen am Rand

Lachenmann: Schwankungen am Rand

評者は、ペーテル・エトヴェシュを作曲家としてより指揮者として高く評価するものだが、これは彼の分解能の高さという意味での耳の良さが十全に発揮された凄演。


10、ケージ 《16のダンス》

現在、新品での入手は難しい盤だが、中古盤を丹念に探すと見つかるだろう。


11、フェルドマン 《コプトの光》

Symphony 8 in C Minor / Coptic Light

Symphony 8 in C Minor / Coptic Light


12、ウストヴォーリスカヤ 《コンポジション第2「怒りの日」》

Preludes & Compositions

Preludes & Compositions


13、クセナキス 《エルの物語》

Legende D'Eer for Multichannel Tape [DVD] [Import]

Legende D'Eer for Multichannel Tape [DVD] [Import]

同内容のCDもあるが、2chハイレゾ音源と、5chサラウンド版を収録したDVDを第一に勧める。


14、グロボカール 《バルカンの哀歌》

Globokar;Balkan

Globokar;Balkan

下の盤は、上の盤と別の1枚(さらに新録の1作品)を加えて2枚組で再発したもの。


15、ナンカロウ 《ピアノのための習作集》

Player Piano 1

Player Piano 1

Player Piano 3: Nancarrow Studies for Player Vol 2

Player Piano 3: Nancarrow Studies for Player Vol 2

Studies for Player Piano 7

Studies for Player Piano 7

Studies & Other Works for Piano

Studies & Other Works for Piano

ナンカロウについては、

クラシック野獣主義

クラシック野獣主義

に収録されている拙稿:『野獣的感性でもってコンロン・ナンカロウを噛み砕くこと』も併せてどうぞ。


16、リゲティ 《ヴァイオリン協奏曲

Bartok Eotvos Ligeti

Bartok Eotvos Ligeti

最も正統的な音盤と、冒険的な音盤を一つずつ。


17、べリオ 《曲線上に見出される点》

Chorale: Chemins 2/4

Chorale: Chemins 2/4

ブーレーズが、エマール独奏のアンサンブル・アンテルコンタンポランを指揮した盤。この音源は、ブーレーズの90歳を祝って出されたボックスなどにも収録されている。


18、ライヒ 《18人の音楽家のための音楽》

Music for 18 Musicians

Music for 18 Musicians

ライヒ自身が組織したアンサンブルによる録音、上が最初の、下が再録。


19、シェルシ 《Konx-Om-Pax》

Scelsi: Aion Pfhat Knox Om Pax

Scelsi: Aion Pfhat Knox Om Pax

これらシェルシの管弦楽曲をあつめた、3枚組のボックスなどもあった。

Scelsi-Oeuvres Pour Orchestre

Scelsi-Oeuvres Pour Orchestre


20、グリゼー 《時の渦》

Grisey: Talea / Vortex Temporum

Grisey: Talea / Vortex Temporum

Vortex Temporum

Vortex Temporum

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2015-05-12 20.5世紀からの日本の音楽 20人の作曲家による20作品

{音楽}音楽現代5月号 20.5世紀からの日本の音楽 20人の作曲家による20作品 のCD紹介 17:59

音楽現代5月号に寄稿いたしました特集記事、「20.5世紀からの日本の音楽 20人の作曲家による20作品」おかげさまで、amazonでは早々に売り切れになるなど、随分読まれているようで何よりです。編集部の要請により、20人の日本人作曲家による20作品を選びましたが、紙幅の関係で音盤情報が入れられませんでした。本稿はこれを補うものです。推薦盤は、一曲につき一盤に絞りましたが、入手が難しいものが含まれる場合、また、甲乙つけがたいものが複数ある場合に複数の推薦盤を挙げました。また、私が未聴のため、ここに挙げられなかった音盤があることも申し添えておきます。



武満徹《地平線のドーリア

武満徹:地平線のドーリア

武満徹:地平線のドーリア

湯浅譲二 オーケストラのための《時の時》

佐藤慶次郎 ピアノのための《カリグラフィー》

三善晃 《レクイエム

松平頼則 《循環する楽章》→CDなし

柴田南雄 《追分節考》

間宮芳生 《合唱のためのコンポジション第5番 鳥獣戯画

諸井誠 ヴァイオリンオーケストラのための《協奏組曲》 → CD品切れ中

D

松平頼曉 《オシレーション》

篠原眞 《ヴィジョンII》 →CDなし

八村義夫 《ドルチシマ・ミア・ヴィタ》 

池辺晋一郎 《自然発火》

一柳慧 《ピアノメディア

近藤譲 《忍冬》

平石博一 《小説:ショパンを聴いて戦争へ行こう!》 → CDなし

北爪道夫 《映照》

作曲家の個展 北爪道夫

作曲家の個展 北爪道夫

西村朗 《弦楽四重奏曲第3番「エイヴィアン」》

細川俊夫 フルート協奏曲《ペル・ソナーレ》

Vol. 1-Solo Concertos

Vol. 1-Solo Concertos

南聡 《昼VII/ほとんど協奏的ソナタ

三輪眞弘 《村松ギヤ・エンジンによるボレロ

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2015-03-17 CD二題

[]CD二題 21:40

私が解説を執筆したCDが2か月続けてリリースされます。

一枚目は現在91歳のソプラノ歌手、平山美智子さんのソロCD。山田耕筰を中心に、早坂文雄(平山さんと早坂文雄は親同士が従兄弟の関係にあります)、湯浅譲二松平頼暁などを収録。平山さんは、1953年以来ローマを拠点に活動し、作曲家:G・シェルシの最も重要なコラボレーターとしても知られる伝説的な歌手です。2013年に平山さんの日本での公演を、ローマのNuova Consonanzaと共催した際、日本側のオーガナイザーをつとめたこともあり、解説を執筆。90歳(録音当時)にして、表現に攻めの姿勢を失わない平山さんの歌唱は一聴の価値があります。、

二枚目はメトロポリタンマンドリンオーケストラが、現代日本の一線に立つ作曲家たちに委嘱してできたマンドリンオーケストラ作品をまとめたもの。マンドリンオーケストラという編成は、現状日本に常設のプロ団体はなく、彼らもまた、他に正業を持ちながら活動するアマチュアですが、その委嘱先が、半端なプロオーケストラ(これはマンドリンではなく、通常の)よりも厳選されているのは特筆されるべきで、結果としてこのアルバムも、現代音楽のアルバムとしてカメラータから出すに足りる内容となってます。

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