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「聖と俗」と私の日常 −石塚潤一の雑記帖−

2017-07-07 演奏家に訊く vol.7 チェロ奏者 多井智紀

[]演奏家に訊く vol.7 チェロ奏者 多井智紀 01:38

f:id:J-Ishizuka:20110407195729j:image:w360:right 日本の現代音楽界における、80年代前半生まれの演奏家の活躍は目覚ましく、彼らをその多くが所属した団体の名前から、「アンサンブル・ボワ世代」と呼ぶことがある。その筆頭格の演奏家が、チェリスト:多井智紀氏であることは論を待たない。多井氏は他にも、ネクスト・マシュルーム・プロモーション、辺見康孝・亀井庸州・安田貴裕各氏との弦楽四重奏をはじめとした、幾つかの団体で中心的役割を果たし、未だ30代の中堅ながら、ここ十余年の現代音楽シーンを牽引してきた。

 フランチェスコ・フィリデイの協奏曲ソリストとして東フィルと共演し(サントリー・サマー・フェスティバル)、ポリーニパースペクティヴ2012へ参加するなど、多井氏の活動は極めて「正統的な」ものから、電子楽器を自作し即興演奏を行い、新エレクトリック大正琴集会で大正琴を弾くなど、チェリストの枠を超えたものまで、多岐にわたっている。

 かように独自性の高い活動は、チェロ演奏にどう反映するのだろうか?今回、多井智紀氏をゲストに迎え、譜面の読み方など演奏行為をめぐることから、2000年以降の現代音楽の展開まで、さまざまなお話を伺っていく。興味深い話が聞ける会になろうと思う。奮ってご参加いただきたい。

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登壇者プロフィール

多井智紀:

 1982年生まれ大阪出身。東京藝術大学にてチェロ専攻。在学中より作曲家達と複数の現代音楽演奏グループで活動。以来、邦人作品及び海外の新作初演、その他多くの現代音楽作品の演奏に携わっている。世界初演作品数は150曲を超える。現代作品ソリストとして東京フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団とそれぞれ共演。2010年より作曲家星谷丈生氏と演奏会企画及び録音レーベル「時の形レコード」を開始。これまで自主企画演奏会として、フェルドマン《String Quartet II》、アルド・クレメンティ個展、古今対位法《音の綾取》、星谷丈生作品インターネット生中継演奏会、横島浩全曲新作個展、木山光&星谷丈生弦四新作演奏会、自作微分オルガンライブ等を開催。チェロの他、ヴィオラ・ダ・ガンバ、自作電気楽器を演奏する。武生国際音楽祭で新しい地平特別賞を、nextmushroom promotionメンバーとして佐治敬三賞を受賞。

石塚潤一:

 東京都立大学理学研究科物理学専攻修了。2002年度柴田南雄音楽評論賞奨励賞受賞。読売新聞ミュージックマガジンユリイカ別冊、音楽現代、音楽の友などへ寄稿。現在、Buncademy にて譜面を徹底的に読み込んだ上で作曲家に話を伺う「作曲家に訊く」シリーズを展開し、松平頼暁近藤譲湯浅譲二の各氏にお話しを伺う。2008年、2009年に単身企画制作し「101年目からの松平頼則」シリーズにて、多井氏は《ピアノ三重奏曲》、《チェロソナタ》、《弦楽四重奏曲第1番》などを演奏した。

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【お話・演奏】多井智紀 (プレゼンター、訊き手 石塚潤一)
【日時】2017年7月23日(日) 18時開始(開場17時30分)
【入場料】予約一般 2000円 予約学生1500円 学生証提示をお願いいたします。
【予約】当ページにて参加表明いただくか、junichi.ishizuka@gmail.com まで、お名前、人数、御連絡先を記載の上お送りください。
【会場】御嶽神社集会場 (東京都練馬区下石神井4-34-9 近く)。定員30名。
西武新宿線上井草駅より徒歩8分
荻窪駅より西武バス(荻14 上井草経由 石神井公園行き)にて、井草高校下車 徒歩1分
西武池袋線石神井公園駅より西武バス(荻14 上井草経由 荻窪行き)にて、井草高校下車 徒歩1分[f:id:J-

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