南アルプス紙 ２００７年発売 東海パルプ（現 特種東海製紙）
景察手帳自体は３年前から書いているのだが、テクスチャペーパーを毎日１点ずつ紹介していこうと思ったのは昨年の７月。初めのうちはもちろん書いた商品、書いてない商品良く覚えていたが、すでに３００点近くになるのでだんだんわからなくなってきた。リストを見ながら書いてない商品をＰｉｃｋＵｐしていると、当然取り上げているはずだと思っていた商品でもまだ書いてなかったと言う商品に当ったりする。今日はそんな商品「南アルプス紙」だ。
私が森林循環紙の代表のように思っている南アルプス紙、ＦＳＣ森林認証を取得しているだけでなく、南アルプスの間伐材を配合してサンキュウ木づかい運動にも一役かっている。
色は４色、白でラフ肌のホワイト、同じようにラフ肌で細い糸のような茶色い物（木屑？）をブレンドしたナチュラル、それぞれの色にパール加工したキラスノーとツリースノー。たった４色だが、一つの商品でこれだけ表情豊かな紙は珍しい。中でも私のお気に入りはツリースノー、茶色っぽい素朴な雰囲気と、パール加工のチョットすました表情がなんとも言えない良いハーモニーを生み出している。仕事柄、新製品を中心に色々な紙の名刺を持つが何度かに一度は南アルプス紙に戻ってくる。
今日ブログを書いていて改めて思う、南アルプス紙は、紙を構成するパルプも、商品名も、そして紙の表情も、文句無く森林循環紙を代表するイチオシの商品だ。
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