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聖戦士ダンバインからボチューン


ダンバインの設計思想を参考にボゾンをベースとしてラウ/ナの両国が共同開発した主力量産型オーラ・バトラー。
対オーラ・マシン戦を想定し空気抵抗を考慮した機体形状は細身(乾重量は4.6ルフトン。ドレイク軍のビランビー:9.5ルフトン、バストール:7.1ルフトンなどと比べて非常に軽量な設計である)でシャープなラインを持ち、機動性や運動性、特に空戦能力に特化した機体となっている(ただし、速度性能そのものは高くなく、クの国で同時期に開発されたオーラ・ボム「タンギー」にも劣っている)。また、ダンバイン、ボゾンの流れを汲む機体ではあるが、随所に開発陣の独創性が見て取れるのも特徴で、固定式の頭部や膝の逆関節構造、頭部の後ろに水平に設置された鞘など、既存の機種とは一線を画す差異が多い。
なお、反ドレイク陣営のオーラ・バトラーとしては初めてオーラ係数の数値が1を超えていることから「オーラ増幅器」を搭載している可能性が考えられる。


ワインレッド色に塗装された1号機は、ラウの国王フォイゾン・ゴウが並々ならぬ期待をよせるゼラーナ隊に供与され、マーベル・フローズンが搭乗し、彼女がダンバインに乗り換えてからはキーン・キッスが搭乗した。
ゼラーナ撃沈後にはニー・ギブンらがオリーブ色の一般量産機に搭乗し最終決戦に臨んでいる。
フォイゾン専用機はネイビーブルー色で、他の指揮官機も同様の色に塗装されており、劇中でも複数機が確認されている。
他にナの国の女王シーラ・ラパーナ直属の近衛騎士団が使用する白色の機体があり、「ナの白き護り」または「白い女王の戦鬼たち」と呼ばれている(劇中では第31話で、シーラの居城ウロポロス城を訪れたショウ・ザマとマーベルの出迎え機として登場しているが、その後は確認されていない)。



聖戦士ダンバインからボゾン


ラウの国でダーナ・オシーをベースに開発されたショット・ウェポンの手によらない初の量産型オーラ・バトラー(資料によっては、ダンバインの技術も採り入れて開発されたと記述されているものもあるが、第12話でラウの技術者たちが初めてダンバインの構造を調査した時点で既に本機は完成・稼働しているため、これは誤った情報である)。
反ドレイク陣営の主力機として技術提供を受けたナの国でも生産され、後に両国で共同開発する後継機ボチューンと共に最終決戦まで運用された。


ラウ国王フォイゾン・ゴウの専用機、ならびに指揮官用の機体はネイビーブルー色、その他の一般兵士用はスプリンググリーン色で塗装されている。
ゼラーナ隊には指揮官用カラーの機体が配備され、ダーナ・オシーに替わるマーベル・フローズンの乗機として活躍。
マーベルがボチューンに搭乗するようになってからはキーン・キッスやニー・ギブンらによって運用された(第22話では指揮官用カラーに塗装された機体が2機登場しマーベルとニーが使用している)。


ボチューンもカラーバリエーションを用意するべきだったか?
ボチューンはワインレッドってイメージが強い、スパロボ的な意味で。