いずも見学会

先日有志の集まりによる会場自衛隊見学会に参加してきました。
見学できた艦船は、新型艦のいずも!


まずは、YOKOSUKA軍港めぐり http://tryangle-web.co.jp/naval-port/ のクルーズでいずもの外観を確認。


見学は、格納庫内で数人のグループに別れて時間差であちこち回る事になりました。



格納庫内には訓練用(?)のヘリがいたり、消火用の装備が点検のためか広げられたりしていました。


いずもは外からの見た目もでかいですが、中も広い。通路が永遠に続く感じです。
迷子になりそうですが、隊員の方は道順だけでなく隅々までこのでかい艦を知り尽くさないといけない分けで、大変です。


最初の見学場所は医療室(正確な名称不明)。医療担当の隊員さんが内部を説明してくださいました。


室内には手術室や検査設備がそろっています。医官の方は船に常駐するのではななく、遠洋航海などの際に一人乗り込んで来るそうです。
こういう医療設備を見ると、カテゴリーは護衛艦ですが、設計思想に東日本の震災の影響などを受けたのだろうなと想像します。利用されるのは嬉しくないけどありがたい設備だと思います。


歯医者用の椅子もあります。


伝染病などのための隔離室もあります。病室だけではなく洗濯機なども独立しているので完全に隔離が可能です。


この写真が医務室だったか普通の部屋だったか失念。ピッシっと四角くたたまれた寝具が印象的です。さすが自衛隊


一般隊員などに説明などを行う部屋。前の方にもでかいモニターがあります。
この他にも写真は無いですが、アメリカの映画に出てきそうなパイロットのブリーフィングルームもありました。こちらの椅子は背もたれが高くゆったりした感じでした。


モニタや冷蔵庫はしっかりと振動防止がされていたり、固縛されていたりしました。


次は甲板の見学。


側面のネットの下は海です。


艦首付近から後方を見たところ。


左の白い線のところがエレベーターの境界で、その少し外側に上にせり出す感じにロープが張れるようになっています。


艦橋の横のあたりから下を見る。高い!そして上を見上げる。高い!


艦橋の中。いずもと書いてあるマークは頂いたパンフレットにもついていました。
別のグループはラッパの演奏をして頂いていました。


艦橋内のモニタには艦名の由来になった出雲大社の写真が。


フラットで多分防水のキーボード。隊員さんに聞いたところクリック感はあるそうです。


次はフライトを指揮する場所を見学です。甲板がよく見える足元まである窓があります。


他の護衛艦では見ない椅子たちです。


これは艦橋部の後方の写真だったかな?なんとなくカッコ良かったので。


見学終えて再び格納庫に戻ってきました。
写真は前部のエレベーターの部分。ここにもロープを張れる仕組みがあります。


最後はここから退艦しました。


実際に自分で見学する前から、既に見学した人の感想で「でかい」と聞いていたけど、たしかにでかい。アメリカの空母を見学したことがあるし、それより少し小さいはずなのだけど周りの対比物の影響か(建物の屋根の上から姿をのぞかせるのは衝撃的)驚きをうけるサイズなのです。

最後に、見学をさせてくださり案内をしてくださった横須賀地方総監部広報の方。艦内で説明してくださった隊員の方。この見学会を企画してくださった幹事の方。どうもありがとうございました。