dispcal GUI 1.2.7.0 & Argyll CMS v1.5.1にアップデートしてみた。
dispcal GUI 1.2.7.0 & Argyll CMS v1.5.1がそれぞれバージョンアップされ、
いろいろとバグが直されたようです。
Windows8 pro 64bitで再インストールすることにしました。
Argyll CMS v1.5.1の更新インストール
ダウンロードしたzipファイルを解凍⇒c:\直下にコピー。以前インストールしておいたArgyllはフォルダごと全て削除しておいたほうが
よいでしょう。
Argyll CMS v1.5.1を再インストールするには、今まで使っていたドライバを削除する
必要があります。
検索⇒デバイスマ⇒デバイスマネージャを開く。
ColorMunki(Argyll)で右クリック⇒削除。
以下、この記事に従ってドライバを再インストールします。
Windows8 64bitにArgyll CMSのドライバーをインストールする方法 サードパーティのINF にデジタル署名情報が含まれていませんを回避 - JJsの日記
署名のないドライバをインストールする方法で再起動し、
再びデバイスマネージャを開く。
ほかのデバイス⇒colormunkiで右クリック⇒ドライバーソフトウェアの更新
Argyll_1.5.1⇒USBを選択して「OK」。
キャリブレーション機器ごとにあった.infが統一されたようです。
この点が一番の変更点ですね。Vista & 7も「USB」のフォルダを選択でOK。
dispcal GUI 1.2.7.0の更新インストール
前のバージョンは削除せず、ダウンロードした最新バージョンのdispcalGUI-1.2.7.0-Setup.exeをダブルクリックでそのままインストールされます。
dispcal GUIを起動後、binフォルダの位置を指定し直します。
公式インストール説明
Argyll Installation on Microsoft Windows
説明によると、簡単な方法で他のドライバ(純正ドライバ)と共存させる方法がある模様。
使用感 明らかに止まらなくなった?
実際に使用してみた結果、キャリブレーションにかかる時間は相当長いものの(約80分)、途中で止まることなくキャリブレーションすることができました。
LCD(generic) Adaptive &(XYZ LUT + matrix)
キャリブレーションの方法を変更すれば、さらに早いと思われます。
グレースケールで確認したところ、さらに滑らかかつ色づきの少ない結果となりました。
前回のArgyll v1.4.0 dipcalGUI 1.1.8.3は逆にバージョンダウンしたかのような、
あまりよくないキャリブレーション結果だったものに比べると、現行のバージョンはお勧めできます。