Hatena::ブログ(Diary)

JJsの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2013年06月25日

dispcalGUIでΔEが1.4ほどずれると…  キャリブレーション頻度は守ろう

dipcalGUIで、最初にハードウェアの色温度調整画面が出て、そこに色差を表す

ΔEが表示されます。

それが1.4ほどずれていました。

f:id:JJs:20121218014015p:image


ΔE:1.4ズレを再度色温度調整した場合、Lightroomの色温度だと

プラスマイナス6〜8程度分もずれる。(jpeg時)

RAWだと現在の色温度によってかなり幅があるけど、200〜600度ぐらいずれてる。

(3000度から3200度に上げる場合と9000度から9200度に上げる場合は、前者のほうが

色温度の変化幅が大きい)


この調整幅ずれたまま印刷すると、ほぼ記憶色だけでもずれているのが分かります。

目視での色比較は必要ないレベルです。


二か月キャリブレーションを放置しただけでずいぶんとずれたなあ。

だいたい今まで二か月放置でΔE:0.6ぐらいしかずれてなかったんだけど、

今回のズレは凄かった。


キャリブレーションが一か月に一回とか大げさと思っていたけど、

新しい照明を使っている関係を含めて、大幅にずれることがあるので、

キャリブレーション頻度(月に一回)は必ず守るようにしようと思い直しました。

2013年05月17日

ロールスクリーンのススメ 

ロールスクリーンはスーパークールだぜ

部屋が狭いのと、デザイン的にスッキリさせたいので、

ロールスクリーンをつけてみました。


ニトリのロールスクリーンは幅180×長さ180cmで2,980円しかしないのに、

ちょっと規格が外れたものを購入すると、約10倍ぐらいしちゃう。

f:id:JJs:20130517224138j:image

そもそもディスプレイを置く側の壁に窓があったら、眩しくて

見てられないんだけど、高級なタイプの遮光一級なら全く問題なし。

同じ遮光一級でも10倍ぐらい性能差があったりするから、

一級と書いてあっても油断ならないんだな。


sRGB規格に合わせて、ディスプレイの裏側にあたる壁の色を18%グレーに

近い色にしました。


違和感なくディスプレイを見ることができます。


背景色シミュレーション

ディスプレイ裏側の壁の色が与える印象を比較してみました。

f:id:JJs:20130517225942p:image

ディスプレイ内の画像はUNIQLOCK

やはり順当にグレーが違和感なく、目も疲れませんね。


レタッチャーの事務所の壁きっちりグレーで仕上げられている

ようです。


カーテンで背景をグレーにするのは難しいけど、ロールスクリーンなら

フラットで均一な背景にすることができます。


ロールスクリーンの欠点

  • 洗えないこと
  • 高級カーテンほどではないが、規格外オーダーメードはやや高い。
  • 下げているときに窓を開けることができない点。

カーテンのように風を通すことができないんだな。

ユラユラ全体が揺れて悲惨なことになっちゃう。


空気の入れ替えをしたければ、ロールスクリーンは全開に開けちゃおう。


導入のポイント

カーテンよりも専門性が高いので、カーテン屋さんと打ち合わせして、

商品選びと大きさ・位置合わせをしました。


窓枠の大きさに合わせてロールスクリーンの大きさを決めずに、

机の幅に合わせています。

高さは机の高さよりもやや低い位置までスクリーンが降りてくる長さに

しました。


一番安定性があるチェーン式を選択。ワンタッチ式やプルコード式は

経年劣化でスプリングがヘタってくるそうです。


ディスプレイの裏側に設置するので、遮光力を重視し、遮光一級の中でも

特に遮光力のあるニチベイ「ウルティモBC」を選択。

通常の遮光一級の10倍の遮光力。実際に使ってみて、朝日は全く差し込んで

きません。完璧な遮光力と言えます。


色はレタッチに最適なクールグレー色に。

f:id:JJs:20130517232651j:image

完全な18%グレーではありませんが、やや薄い程度で問題ないかと。

テカリもなく目に優しいです。


肝心の使っている画像は、部屋が片付いたらご紹介できるかと。

少々高かったけど、カーテンにしなくて正解でした。

2013年04月30日

色評価蛍光灯 取り付け工事

思ったよりもかなり狭い部屋なのですが、やっと工事も終わりに近づいて

きました。


途中経過

f:id:JJs:20130430221215j:image

丸い穴は、それぞれ直管蛍光灯・ペンダントライト用の

リモコン受信器を取り付ける箇所です。


照明器具を取り付けてもらいました。

f:id:JJs:20130430221214j:image

直管蛍光灯の照明器具はルーバーつきで、この角度からだと

あまり蛍光灯が見えませんね。

埋込式なので、部屋の雰囲気もそんなに事務所とかオフィスっぽくは

ならないと思います。


セパレートセルコンというリモコン受信機などを組み合わせて

自動調光できます。以下の記事で少しだけ触れています。

2013-04-08 - JJsの日記


カメラを趣味にされている方は、ライティングの重要性は十分にご存じでしょうが、

部屋の照明はそれと同じか、それ以上に大事だと個人的に考えてます。

ストレスが多い現代は、昼光色よりも電球色のほうがリラックスできるようで、

安眠にもつながるとのこと。


私の場合、ダウンライトや間接照明を買うほどの予算がなかったので、

直管蛍光灯とペンダントライトの組み合わせにしました。

調光機能なしにすれば、もっと低予算で作ることができます。

参考までに器具・照明一式で5万ちょっと。工事費は新築の総予算からなので、

いくらかは不明です。


気分に合わせて照明を変えて、リラックスできる部屋になればいいなと

ワクワクしてます。


部屋が真っ白なのは、バウンス撮影のためw

徹底的に趣味に割り振ってみました。

引き渡しはあと2週間後。またそのときにレビューします。

2013年04月15日

レタッチの前に目の状態をチェック Online Color Challenge

何年か前に流行った、色のパッチをグラデーション順に並べるテストです。

0点に近いほど色の違いが分かるということです。

(スコアが高いほど並び順が合っていない)

f:id:JJs:20130415191836p:image


チャレンジは以下からどうぞ。

エックスライト社の色彩感覚テスト


久しぶりに挑戦したら17点でした。グリーンあたり、特にAdobeRGBで広がる色域が

さっぱり分からないんですよね(汗

しかも数年前よりもスコアが悪くなってるw


レタッチやキャリブレーションの前に自分の目の調子も測ってみては

いかがでしょうか?

2013年04月14日

sRGB VS AdobeRGB 色域の形はどれだけ違うかをargyll CMSで比較する

sRGBとAdobe RGB対応ディスプレイはどれだけ色域が違うのか?

2Dグラフであるxy色度図では、緑色の表示領域だけAdobeRGBが広いように見えますが、

実際はどれほど違うのでしょうか?

実測値で比較してみます。

f:id:JJs:20130414202834p:image


使用するソフトウェア

  • dispcalGUI
  • ArgyllCMS
  • コマンドプロンプト

dispcal GUIで作成したディスプレイのICCプロファイルは、Argyll CMSを使って、

直接的に重ね合わせてgamut(色域の広さを比較することができます)。


操作方法

ざっくりまとめ

1.コマンドプトンプト立ち上げ

2.Argyll CMS内の実行ファイルのひとつであるiccgamutを使ってICCプロファイルから.gamファイルを生成。

2.Argyll CMS内の実行ファイルのひとつであるviewgamを使ってgamut生成(.wrl)。

3.Cortona3Dプラグインを入れたブラウザで3D gamutを表示。


公式

viewgam


操作詳細

基本操作はまず以下を参照ください。

つ、ついに3D表示に成功! Argyll CMSで生成した3D Gumatを表示させる - JJsの日記

この記事の内容に従って.gamファイルを生成します。

上記の記事で.gamファイルと.wrlファイルが生成されます。


C:\Windows\System32\spool\drivers\colorから

比較したいICCプロファイルをargyll\binフォルダ内にコピー。


コマンドプロンプト立ち上げ

cd C:\Argyll_V1.5.1\bin

f:id:JJs:20130414204405p:image

viewgam -t 0.5 比較したいファイル名.gam 比較したいファイルその2.gam 生成するファイル名.wrl


解説

viewgamは3Dのgamutを生成させる実行プログラムです。

 -tオプションは生成するgamutの透明度を変化させる。 0.0〜1.0の間で透明度を指定。

半角スペース開けて、比較したいファイル名.gamを書く。

最後に生成するファイル名を命名。 ファイル名.wrlでファイルを生成。

※ファイル名は事前に短くリネームしています。リネーム前は

EV2334W 2013-04-12 100cdm2 D6504 2.2 HQ XYZLUT+MTX.icm(.gam)

のような名前になっている。


生成したファイルを比較

色がついたgamutがAdobeRGB対応ディスプレイのEIZO FlexScan SX2461W。

ワイヤーフレームがsRGBのEIZO EV2334W。

f:id:JJs:20130414204407p:image


xy式度図ではなかな分かりにくい色域の形が簡単に比較できました。

ぜひ挑戦して、グリグリ動かしてみてください。非常に分かりやすいです。



比較対象をsRGBやAdobeRGB(1998)のICCプロファイルを使うことによって、

それぞれの規格と自分のディスプレイのgamutを比べることができます。

自分のディスプレイがどれだけの色域を表示できるかを知ることは、

ディスプレイ(モニター)とプリンターの色合わせをする上で非常に大切なことになります。


sRGBでプリントしたいとき、ディスプレイのgamutがsRGBより狭い場合、その狭い分だけ

把握できない色域となり、色が合わないと感じる原因となります。

(Photoshop or Lightroom4のソフト校正で、校正するプロファイルをsRGBに設定した場合に、

モニター色域外警告で表示される領域と同じ。これを立体で把握できる。)



※いくつか比較するgamutを生成してみたところ、どうやらこのviewgamは絶対的な

色域の広さを比較するのは向いていないようです。

色域の広さの絶対値面積が正しいかどうかがちょっと怪しい。


個別のgumatの形は正しい比率で表示されますが、gamutの長さの単位?が揃っていないので、

重ね合わせても領域の大きさを比較できません。

ねずみとゾウが同じような大きさで表示されるような挙動です。

形だけは比較できます。