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2014年09月12日

Yongnuo YN560 IVがもうすぐ登場するそうです。

YONGNUO – YN560 IV – Flash With Radio Master Mode – Now Available | FLASH HAVOC


Yongnuo YN560 IVはYN560 IIIに比べて、マスターモードが追加されたモデルです。

YN560-TXのように、フラッシュの光量と照射範囲をリモートで3台までコントロールできる

ようになるとのこと。


そもそもカメラに直接フラッシュ(YN560IIIなど)を取り付けることなどあんまりないでしょうから、

使い道がよく分からない商品だと思いました。


YN560IIIと組み合わせるなら、今のところRF-603IIがベストだと思います。

軽くてシャッタースピードが1/200程度出るため。


YN560-TXはRF603IIと比べて大きくて重く、シャッタースピードがあまり出ないようなので、

手元に置いておいて、マニュアルでの光量調整に使うのがいいでしょう。

2014年08月01日

日中シンクロ

以下はTTLを使わずにマニュアルで光量調整しながら、日中シンクロを行う場合の

お話で、現在の自分独自のやり方です。正しいかどうかは分かりませんが、

こういうやり方、考え方もあるよ、という一例です。


日中シンクロというと、ものすごく特殊なことをやっているようですが、

屋外だと、ふつうに使っていたら、あ、それが日中シンクロだよ、ということに

なるようです。


ようは環境光ありの状態で、それプラスストロボ光も足していく、ということになります。

定常光とフラッシュ光のミックスで、それぞれの光量調整方法がちょっと

違うわけですね。


1. 定常光は

シャッタースピード、絞り、ISOで調整できます。


2. フラッシュ光は

絞り、ISOで調整できます。それプラスストロボ側の発光量調整です。

シャッタースピードをいくつにしても、基本的には撮影後の明るさ(露出)は一定になります。


まず先に絞り値が決まって、それから自分が使いたいシャッタースピード近くに収まるように

ISOを決めて、最後にシャッタースピードで環境光を微調整する感じでやっています。


背景ぼかしたいのか、パンフォーカスで撮りたいのかで画作りが決まるので、

絞り値が第一に来るのは当たり前ですね。写真の意図を変えない限りは

絞り値は日中シンクロではあんまりいじりません。

ここをいじると、またすべての設定を調整し直しになって面倒なことになるので、

スパっと決めてしまいましょう。


それからISOは使うラジオスレーブの最高シンクロスピードや、被写体などをぶらしたいのか、などで

決めていきます。1/80秒ぐらいで適正露光になるようにすれば、

もうちょっと背景を明るくや、もうちょっと暗くなどの微調整も効き、被写体ブレも起きにくいぐらいの

シャッタースピードになると思います。

(ということは実は先にシャッタースピードが1/80秒ぐらいかなって決まっていることになりますね。)


それからシャッタースピードを変えながら、背景の明るさを調整します。

遅いほうは1/25秒ぐらい、早いほうは1/160〜1/250秒ぐらいまでは作品の意図をあんまり変えない

ように撮影できるのではないでしょうか。


これで背景の明るさが決まるので、それからストロボ光を当てる被写体の明るさを

ストロボの光量調整で調整します。


絞りとISOを固定できたのなら、

背景はシャッタスピードで、

被写体はストロボの光量調整で

と独立して露出調整できるので、考えやすいと思います。


正しいのかどうかは分かりませんが、今はこんな感じで光量調整しながら撮影しています。


日中シンクロで必要なこと

1. 自分がよく使うレンズの特性をよく分かっていて、絞り値を決めたらどれだけ背景が

ボケるか事前によく慣れておくこと。

撮影中に変更すると、ストロボの光量もシャッタースピードも調整するはめになることが

ある。


2. そのためには構図を先に決めて、背景はこれぐらいはボケて欲しいなあというのを事前に

決めてから撮影を始めること。撮影を始めた後に、もうちょっとぼかしたほうがよかったなあとか

あんまりいじらないほうがテンポよくいける。

個人的に、絞り優先とか、シャッタースピード優先とか使いません。

カメラ側の設定もマニュアルで決めていったほうがいいと思います。


3. 絞り値f/1.8程度で日中の太陽の光が直接当たるときにISOを50〜100にしても、

シャッタースピードが1/640秒とか、ストロボの最高シンクロスピードを大幅に

越えてしまっているときがあると思います。そのときはNDフィルターを使うしか

調整の方法はありません。


僕個人はあんまり太陽の直射光が当たる場所では撮らずに、日影で撮るので

シャッタースピードが速すぎることにはならないのです。

直射光が当たるときに開放値近くで撮るときにはNDフィルターは用意したほうがいいと思います。


4. ストロボをフル発光させても光量が足りない場合。

ディフューザーを付けて、やや遠くからストロボ光を当てる場合、クリップオンストロボだと

ISO 50にした場合には光量が足りない場合があります。

そのときにはISO感度を上げていきますが、背景を適正露光にするために

必然的にシャッタースピードは速くなっていきます。


となると、やっぱりNDフィルターが必要になることがあります。結構ややこしいですね。

なので、全体の流れとしては、事前にクリップオンストロボ&ソフトボックスをやや遠い位置に

置いたときに、露出がきちんと足りるかどうかは事前に把握しておく必要があります。


Yongnuo YN560IIIと大きめのソフトボックスの組み合わせの場合で、f/8以上絞って、さらに

2m以上離れた位置から光を当てるとなると、絶望的に光量が足りなかったりしますので、

そういうときにProfoto B1 500 TTLとかあればなあとか、さらに上位のストロボの必要性を

感じたりします。

他にはクリップオンストロボを2本まとめてソフトボックスに突っ込んだりとか

いろんな方法があるようです。

2014年07月20日

シンクロ発光テスト

Yongnuo YN560IIIとProfoto B1 500TTLをシンクロ発光させています。

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2014年07月18日

最強フラッシュトリガー YN560-TX レビュー

YN560III専用機のフラッシュトリガー

YN560-TXはYongnuoのフラッシュトリガー(ラジオスレーブの送信機)で

RF-602、RF603、RF603II、YN560IIIを受信機として組み合わせることが可能。


RF-602、RF603、RF603IIはそれと接続したフラッシュストロボとシンクロ発光が可能となる。

YN560IIIと組み合わせた場合は、シンクロ発光だけではなく、光量調整、照射範囲調整まで

可能となる。

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これによって、完全にフラッシュを独立して無線でマニュアル操作が可能となり、

光量調整のために何度も撮影位置とフラッシュとの間を往復する必要がなくなるという

かなり画期的な送信機です。


他社ブランドのフラッシュトリガーと組み合わせもOK

YN560-TXは無線での光量調整、照射範囲調整のみに使うと割り切り、

撮影時には手元のポケットなんかに入れておいて使います。


撮影時は、RF-603IIの上に他社のフラッシュトリガーをスタックさせて接続すると、

Yongnuoと他社のフラッシュをシンクロ発光させることが可能です。

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この場合はProfotoのAir Remoteをスタックさせています。

最高シンクロシャッタースピードは1/160秒で、スタジオ環境なら特に問題にはならないでしょう。

屋外での使用の場合は、NDフィルターを使って、シャッタースピードを十分に落としてから撮影

する必要があります。


8月1日追記 最高シンクロシャッタースピードはフラッシュトリガーの性能だけではなくて、

カメラとの相性にも依存します。1/160秒というのはα99との組み合わせの場合で、

組み合わせるカメラによってはもっと速いスピードでも可能となります。

NDフィルターを使う必要があるのは開放値F1.4のレンズで日中に絞り値を開放近くで撮る場合です。

日影でF4.5程度ならどうにか1/160秒以内に収まると思います。



※スタックして他の送信機と組み合わせない場合は、YN560IIIとYN560-TXのみでシンクロ発光、

光量、照射範囲調整できます。


安いストロボではほぼ最強の組み合わせ

YN560IIIとYN560-TXは安いフラッシュストロボで信頼性が高く、

きちんと運用できるものとしてはベストの組み合わせだと思います。


YN560-TXは光量の微調整にも対応していて、0.3EV、0.7EVも設定できますが、0.5EVだけは

設定できないという唯一の欠点を残しています。


Profoto B1 500TTLと比べて、光量、チャージスピード、安定性では劣るのですが、

軽い分だけ機動性があり、安いので壊れても諦めがつくという点において、初心者には

一番お勧めの組み合わせです。

光量が絶対値表示で、3グループまでは一覧表示されるので、光量の状況を一目で

把握できます。すごく分かりやすいです。


キヤノン、ニコンはYongnuo側で問題なく使えることを発表していますが、

α55(ホットシューアダプター経由)、α99でも発光可能です。

現在はeBay経由で購入できますが、間もなく他の並行輸入品取扱店やAmazonで販売されると

思います。


他社のフラッシュとスタックしてシンクロ発光させるにはRF-603が必要になります。

ちなみにyongnuo、Profoto B1、D1、ニッシンのフラッシュは5600Kが基準の色温度となりますので、

組み合わせて使用しても、さほど違和感のない撮影が可能です。

Profoto B1 500TTLと組み合わせて使用も可能なので、背景用にYongnuoを使い、

モデルさんにはProfoto B1を使ったりできます。

将来的により品質の高いストロボに移行する場合にも、持っていて無駄にはならないです。


多灯フラッシュを始めるには一番のお勧めです。


7月20日追記 YN560-TXでアクティベートを行うと、YN560IIIはそれ以降ずっとグループ設定が

表示されるようになります。YN560-TXの電源を入れなくても、いつでもグループを変更可能になります。

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2014年07月09日

安価なディフューザーはBowens Mountに集約される?

カメラのレンズが各社マウントが違って、アダプターなしには使えないように

ディフューザーもスピードリングという金具が各メーカーごとに違って、

Profotoならprofoto用のディフューザー、コメットならコメットのディフューザーを

基本的には使うようになっています。


最近になってYongnuoから300WのモノブロックストロボがBowens Mountで発売される

とのアナウンスがありました。

YONGNUO – YN300W – 300WS TTL Studio Light Announced! | FLASH HAVOC


eBayの安いディフューザーはほとんどBowens Mount用と出されており、スピードライト

(クリップオンストロボ)用としてもBowens Mountのディフューザーが多いのです。

現状、安かろう、悪かろうの製品が多いのが、YongnuoがBowens Mountで

モノブロックストロボを出すことによって、さらに競争が激化して、

よりよい製品が出てくると思われます。


すでにYN560-TXで手元から光量調整、ZOOM調整を可能にしており、

TTLを搭載してくるYN300WはYN622C-TXでの光量調整が可能です。


もう少しすればYongnuoからバッテリー式モノブロックストロボも発売される可能性が

あり、そのためのディフューザーとしてBowens Mountの訴求力がさらにアップする

と思われます。


現在は安価なスピードライトとしての地位が不動のものになってきたYongnuoが、

さらに今後安価で性能のよいバッテリー式モノブロックストロボを出してきたら、

スタジオ用、屋外スタジオ用のライテイング機材もほぼYongnuo製品に

席巻されるでしょう。


ディフューザーのメーカーを乗り換えるのはカメラのメーカーを乗り換えるほどでは

ないにしろ、何かと面倒なので、Bowens Mountのディフューザーで

揃えるのも悪くないと思います。


意外としっかりとしている設計・販売計画

2013年1月の時点では無線で光量調整、ZOOM調整ができるフラッシュトリガーはありませんでしたが、

この時期に出荷されたYN560IIIはすでに無線での光量調整ができるように設計・販売されていました。

2014年7月にYN560-TXが発売され、無事にYN560IIIは無線での光量調整・ZOOM調整が可能となりました。

1年半のブランクがあっても、きちんと機能を回収して使えるようにするあたり、さすがですね。


これからいつ頃になるか分かりませんが、Yongnuoからバッテリー式のモノブロックストロボが

出れば、ほとんどのメーカーのモノブロックは値段と質のバランスにおいて、

アドバンテージを失うと思われます。

いや、恐ろしいことです。