読書の羅針盤 〜 JV44の日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

JV44による、読み捨て日記、かきなぐり感想サイトです。

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2006/04/29 (Sat)

涼宮ハルヒの憤慨

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涼宮ハルヒの憤慨

著:谷川流/イラスト:いとうのいぢ

発行:角川スニーカー文庫角川書店

ISBN:4044292086

評価:★★☆

涼宮ハルヒが暇を持て余してたらそれこそ天地が逆になる騒ぎだろうが、むやみに目を輝かせてるのも困った状況ではある。それというのも生徒会長なるお方が、生徒会SOS団存在自体を認めないなどと言い出しやがったからで、意外な強敵の出現にやおら腕章を付け替えたハルヒ編集長”の号令一下、俺たちSOS団の面々はなぜか文集の原稿執筆などという苦行の真っ最中なわけだ。天上天下唯我独占「涼宮ハルヒ」シリーズ第8弾!

「編集長★一直線!」と「ワンダリング・シャドウ」の中編2本。「編集長〜」の方は初っ端にネタばれされてしまうので、、生徒会との対立という点では全く盛り上がれなかった。今後生徒会が出てきてもインパクトがなくなってしまったな。キョンの小説が見所なんだと思うんだが、あれはミステリーなのか。最近「小市民」シリーズを読み始めて、こういう雰囲気のミステリーも少し読めるようになったが、ミヨキチが主人公に対し好意を持っていれば十分恋愛小説なんじゃないだろうか。

「ワンダリング〜」は、ハルヒが普通に犬好きでびっくり。てっきり人語を話したり、二足歩行するようなやつでないと歯牙にもかけないかと思ってたのに。ストーリー自体はうーん、テンション上がらないなぁ。また敵対組織が増えたようで、今一体いくつぐらいあるんだっけ。

涼宮ハルヒの憂鬱が一番面白いと思うのは?

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まあ、前段は振りでちゃんとメモしておきたいのはこっち。

普段巡回している批評サイトでは「涼宮ハルヒ」シリーズで一番面白いのは「消失」らしい。ただ、自分を含めたリアルでの知り合いの中では「憂鬱」が一番面白いという意見がほとんどだった。いずれもライトノベルは相当数読んでいる連中なのだが、この差異はどうしてなんだろうと思っていたが、八月の残りの日さんのエントリー「涼宮ハルヒの溜息」を読んで、ヒントを得た気がする。

作品の嗜好を鑑みると、基本的にSF志向なのではないだろうかと思う。ハルヒは憂鬱で一旦ストーリーは閉じられ、完成された作品となっている(「憂鬱」一冊だけでも十分作品ととして評価できる)。そして「憂鬱」の中に久しぶりにセンス・オブ・ワンダーを再発見した気がする。「溜息」以降は、キャラクター小説として、またジャンルをごった煮したものとして面白くなっているのは確かで、そのピークとして「消失」はあるんだが、SFとしてはどんどん抑え目になっている。ここが評価の分かれ目だろうか。

また、「溜息」以降のストーリーはやっぱり、「憂鬱」と同様、キョンの意識的なラブシーンで締められるのではないかという意見で一致している。ぜひとも期待を良いほうに裏切ってくれることを期待している。

コイイヌ 〜ゆれるシッポと恋ゴコロ

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コイイヌ

著:貝花大介/イラスト:夜野みるら

発行:ファミ通文庫エンターブレイン

ISBN:4757727984

評価:★★

困ってますピンチです絶体絶命です−高校入学式で、いきなりときめいちゃった女の子・ルルは大変! どんな男の子もステキに見えてもう爆発寸前状態。そんなルルの前に、超イケメン同級生・杉木が現れて−。あぅ〜ん!!もう限界です〜!このどきどきは、発情なの? それとも…これが“恋”なの?ほよよん・ドジっ娘・ちょっぴりHな女の子が繰り広げる、恋&春色コメディラブのはじまりです−!

コレなんてエロゲ?って的な出だしで始まるんですが、「S式コミュニケーション」といい、軽い性的描写を入れるのが最近のebクオリティ?やるならきちんとそれが活きるような作品でやってほしいもの。これじゃただの客寄せパンダですがな。

それよりもこの作品の主人公は誰?明らかにロロ&智李でしょ。このままだとこっちの話を進めたほうが普通に面白そうなんですが。

なんか後書きで作者自身も中途半端とか言っちゃってるし。この後書き読んでたら、早くとも2巻が出るまで買わなかった。

新規レーベルの影響とかで最近ノベライズ作家オリジナルを数冊読んだけどいずれもハズレ。清水マリコクラスはいませんねぇ。