カレーなる辛口Javaな転職日記 RSSフィード

2007年 01/30

ポジティブなロックインとネガティブなロックイン

http://sitebites.homeip.net/blog/227

しかし何よりもショッキングだったのは当時仕事で関わっていた 「最先端OS」のチーフアーキテクトというのがひげ面で、アロハシャツ、短パン、サンダル履き、コーラ片手に社内をウロウロ という様子だったのに面食らってしまった

普通だろ.こっちは頭脳で仕事をするんだから.

「終身雇用」という形態自体が実はGoogleを一国規模に拡大したような形態であったのではないかと、ふと思った。会社を離れては生きていけない人たちの存在と、そのような多数の人々で戦後の驚異的な経済発展があったのだとしたら、逆にGoogleこそが日本型企業の雇用形態をちょっとアレンジして一企業でやったに過ぎないのかもしれない。

全然違うだろ.

類似しているのは長期雇用という点だけ.「終身雇用とは高度経済成長の結果であって,原因ではない」とはよく言われることだ.あと,やっぱり米国なんかでも,利益を上げ続けている会社は長期雇用する傾向にあるらしいね.特に優秀な人材ほど,そういう傾向になる.

  • Google:仕事をする上で、また他社に転職する際なんかでも評価の上でもっとも重要な?技術力の追求に関しては、徹底してやらせてくれるわけですよね。
    Googleで「子ども扱い」されて身につかないようなことは、別に自分達の努力次第で何とでもなることだから、他社に移ろうと思えば何時だって移れるわけです。
  • 日本企業:それぞれの企業独自の文化の中で、独自の技術や慣習の中でしか生きられない、組織の歯車的な人材をたくさん作って、それで外の世界では通用しない状況を作ってロックインしているような感じではないかと。

http://kokogiko.net/m/archives/001887.html

MaxMax 2007/01/30 11:22 引用もとのblog主です。
はじめまして、言及ありがとうございます。

> 普通だろ.こっちは頭脳で仕事をするんだから.

これは、今となっては普通ですね。これは20年以上前、メーカ系の会社のプロパから見たら「驚き」だったわけです。
ただ、彼の様子は他の頭脳労働者の方々と比べて、当時としてもちょっと違ってました。
というか、「労働の質の差」ということにあまり頓着していなかった当時の私の心情ですね。あれから認識は変わったもんです。

>「終身雇用とは高度経済成長の結果であって,原因ではない」

私は成長過程で生まれてきたように思います。しかしそのきっかけには憲法を根拠とする労働法規の整備もあったかな、と思いました。戦前の法理での労働者像は、季節労働など臨時の労働を前提とし(つまり農業所得の比率の高い自営世帯を前提)ていたと思われますが、実際には商工業に従事する都市の生活者が増えており、この人々を保護し、工業に対する貢献を向上させなければ国家が古い産業体質から脱却できない、という判断もあったのではないかと思います。それに労働者の生活の安定を目指した社会的な風潮を背景に、総合的に終身雇用制が徐々に選択されていったのではないかと思います。単に時系列的に並べた「結果」という認識とはちょっと違うように思いますがどうでしょうか。

> やっぱり米国なんかでも,利益を上げ続けている会社は長期雇用する傾向にあるらしい

これはそういうこともあるでしょう。
どっかに統計資料とかあればいいんですが....ちょっと探してみますか。

それにしても業務内容や成果の評価システムに対して、日本の多くの企業できちんと客体化・可視化しようとしていない風潮については私も同意できません。そんな状態でWEなんてもってのほか。そのなかでヌクヌクと年功序列の恩恵にだけ浴する人も多いことは問題ですね。ただ、ベーシックインカムみたいな部分をできるだけ確保することも一方では必要だと思っていますが。

そのなかで、ちょっとした着想でGoogleの件の日記を書いたわけですが、あちこちで意見を出して頂いて私も参考になります。自説にどこまでも固執するつもりはさらさら無いので、刺激を頂きにまたちょこちょここちらものぞかせていただきますね。どうぞよろしく。

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