カレーなる辛口Javaな転職日記 RSSフィード

2007年 11/02

IT業界のネガティブイメージ

http://www.atmarkit.co.jp/news/200710/31/ipa.html

業界の重鎮もたじたじ

業界の重鎮=老害?

「トヨタ自動車やソニーのようなユーザー企業と違い、IT(の導入)しか行っていないNTTデータのような会社が一番謎」といった疑問が出た。イメージを聞かれても、そのイメージ自体が何もないという皮肉な答えだ。


必ずしも全員が3Kではない」と反論。岡本氏も「3Kの“帰れない”は、帰りたくない人が帰れないだけ。スケジュール管理の問題だ。

ふーん.帰りたくない人が90%以上を占めるとは知らなかったな.

できるヤツから潰される:http://www.mars.dti.ne.jp/~hirok/xp/col/031.html

なぜ日本はこれほど残業が多いのだろう。理由は二つある。

  1. もともと、年功序列・終身雇用というものは、ある程度の残業を前提にしたシステムだ。賃下げや解雇が出来ないから、残業によって労働量を調節するためだ。
  2. 実は今、日本企業の世代別構成は、相当悲惨なことになってしまっている。現在の年功序列制度が出来て間もない70年代、20代従業員と50代従業員の比率は「2.5 : 1」だった。ところが、2000年の時点では、これがほぼ「1 : 1」に並んでしまっている。

要するに何が言いたいかというと、たとえ30年前と同じ割合で人件費を支払っているとしても、実際第一線に張り付いている2,30代は半分もいませんよということだ。なぜか日本だけ残業が減らない理由は、ここにある。

http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2615608#2615608

Agile布教をやっていてガックリするのが「生産性を向上させても、その分仕事を追加されるのがオチ」と考えている人が少なからずいること。それも若い人達に。一種の諦めなのかもしれないが、文化というものは変えなければ変わらない。諦めてしまったら何も変わらない。

http://d.hatena.ne.jp/masayang/20071016/1192559540

諦めてはいないのだが,社内の抵抗勢力と戦うのは時間の無駄です.ダメ元で転職した方がまだマシ.

「今日は、ハロウィーンだ。だから夕方早く帰る人が多くて、渋滞になるぞ。いつもより早く帰ったほうがいいぞ。」

うーむ。いつも5時過ぎに帰っているわけだが、それより早くですか。

http://remote.seesaa.net/article/63837404.html

「夕方の帰宅ラッシュなんて都市伝説だ」と思っていたのは私だけではあるまい.


IT、特にソフトウェア開発は、頭脳とサーバとオフィスがあればよく、投入する物的資源が少なくて済む。あとは頭の勝負。

つまり人こそが最大の資本.しかしその資本は使い捨てにされる.

そういう産業構造だから若い人の活躍の場が非常にある。

理論的にはその通り.そこで年功序列と横並び主義が最大の障害になる.

学生にとってはIT技術者も謎。「工程ごとにいろんな呼称があるが、ITコーディネータやITアーキテクトなど、具体的に何をやっているのかさっぱり分からない。横文字だけが並ぶ」と、ITスキル標準をプロモートする重鎮を前に指摘した。

あれはIT技術者にとっても最大の謎です.

おそらく誰かがかってに捏造したバズワードでしょう.


「コミュニケーション能力に長けている人」

学生の1人は「コミュニケーション能力の重要性は、就職活動をしているとどこの業種でもいわれること。だが、例えば、ドキュメント化能力のようにIT業界に限って必要な能力とは具体的に何か」と質問した。

http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20061210/p2

http://lovelove.rabi-en-rose.net/blog.php?n=235

「チャレンジングで好奇心旺盛な人」

無い物ねだりという奴だね.

そういう人は保守的で年功序列の日本企業とは相容れないのでは.本当にチャレンジングな人がほしければ,最低でもチャレンジングな仕事を用意することだ.チャレンジングな仕事もなければ現在の40代なみの報酬さえない.それで今の40代よりも有能で,且つチャレンジングな人が集められるわけがあるまい?


東大MOT学生の奮闘記:IPAフォーラム2007で討論してきた

http://d.hatena.ne.jp/itoyosuke/20071101/1193932945

「多くはIT企業で人事とかをやっている人ですよ」とのこと。

パネリスト3人は、NTTデータの元社長、TISの社長、IPAの理事長という、IT産業というよりSIerの人気がないことについて語りたいだけなんじゃないかという顔ぶれだったし、

「やっぱりダメダメだなあ」というのが最初の印象.こういう場所でも人事部が幅を利かすのはもう終わりにして欲しい.

http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20070720/p3

他の学生が「最近は7Kというらしいですよ」とか言ったのは正直うけた。

ほとんど常識と思ってたり.orz

5Kかそれ以上のような気が…

キツイ

帰れない

気が休まらない

給料が安い

キリが無い

許容出来ない上司(コンピュータ全然わかんない人とか…)

公開できない雇用関係(顧客には孫受けの社員って事になってるけど実際は孫受けのさらに孫受けとか…)

堪忍袋の緒が切れて…(その仕事辞めました)

etc.

http://slashdot.jp/askslashdot/article.pl?sid=06/07/20/0911238

「必ずしも全員が3Kではない」と反論。

論点を挿げ替えているだけで、全然反論になっていない。

図星なので,はぐらかしているんです.

「とりあえず会話ができそうな人をたくさん採用するので、そいつらを鍛えてみて、使えるやつだけ残していくよ」

どちらかというと,

  • 技術のある奴を使い潰す脅迫テクニック
  • 交渉相手を言い負かす詭弁術
  • 顧客企業内部の部署同士の対立の交渉術
  • 「エスキモーに氷を売る」が如しの営業トーク

などを求めてるのでは.

要するに便利屋ですよね.技術者じゃない.

http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20070712/p1

就職時にITスキルが問われないのだとしたら、大学でやっていることには何の意味があるのか」という質問が出ていたのだけど、明確な回答はなかったと思う。その人たちは、ちょっとショックを受けていたような気がする。

その通り.

彼らの技術力は30年前から進歩していない.彼らには技術進歩を理解する知恵もない.

だから,あなたが,もし,まともな技術者を目指すのであれば,彼らにはきっと失望するだろう.

そして,社会に出た後,自分の技術の使い道がないことに絶望するだろう.


あなたに命ぜられるのは竹槍でB29を落とすような仕事です.あなたがたとえジェット機の専門家やミサイルの専門家であったとしても,あなたに渡されるのは竹槍で,それを毎日振り回すことを求められるのです.あなたが大空への夢を持ち,情熱を持って技術を習得していればいるほど,なんの意味も目的もなく,ただひたすら竹槍を振り回すだけの毎日は,辛く虚しいものとなるでしょう


また,この質問に対して「明確な答を出せない」「答をはぐらかす」ということ自体が,どれだけ技術者の夢を傷つけ,彼らに対する不信感を募らせるものであるのかさえも,彼らには理解できていないのかもしれない.


「入社時にITのスキルを問わないというのは、Googleのような企業の方針とは反対であるが、それですばらしいサービスを作ることができるのか」という質問が出たのだけど、「Googleの開発と日本のカスタムメイドなシステムを作るSIerの開発は違うもの。Googleはスモールチームで仕上げるが、日本は製造業的にラインを組んで仕上げるため、いろんな人材が必要になる。」とのこと。

平たく言えばアジャイル的で最新技術で開発するのがGoogle(とおそらく欧米の大半の企業)で,いまだに大昔のバリバリのウォーターフォールが生き残っているのが日本企業であるのだと.

「カスタムメイド」というが,この点についてはGoogleの方がカスタムメイドなはずです.日本のはせいぜいレゴのマインドストームを組み立てて「ほら,今までにない画期的なロボットを開発した」と言っているようなものでしかない.逆に言えば,組み立てしかやっていないからこそ,大した技術がなくてもなんとかなるのです.

単に効率の悪いシステム開発をしているということではないかと思ったのだが、どうなのでしょう。

まったくその通りですね.


関連:

http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20070916/p1

そうはいっても現実問題として,今度の東大の情報工学科の卒業生は3/4がGoogleかIBMに就職すると聞いています.彼らは日本に居続けるかもしれないけれども,日本企業には愛想を尽かしているのです.日本経団連が新卒採用時の賃金水準に差を付けろという提言をしていますが,それでは不十分で,優秀な人間には,それに応じた報酬だけでなく,魅力的な仕事と機会が与えられるべきでしょう.それを日本企業が与えられないならば逃げ出されても仕方ないし,人材不足だ何だといっても負け組の泣き言です.

http://d.hatena.ne.jp/software_design/20070911#1189478034

米国不人気職種10位

http://d.hatena.ne.jp/masayang/20071101/1193978600

IT技術者は一応含まれてないらしい.

http://www.13hz.jp/2007/11/it_7a81_1.html

  • 必ずしも全員が3Kではない > 基本(多く)は3K
  • スケジュール管理の問題だ > 要は社員自身の問題だ

IT業界でいまだに労働の諸問題が解決しないのはこのような人々のせいです。

http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20071102/none

本当に会社から専門性を認められて自由な働き方をしたければ、学生時代から一旗揚げて中途採用を狙うって手もある。

これは全くお勧めできない.甲子園で優勝したからドラフト一位指名がもらえるプロ野球のような実力主義は,普通の日本企業ではあり得ない.日本企業もいつかは変わるかも知れないが,それは遠い未来の話だ.人事部が解体されるまでは,今まで通りの学歴や職歴中心の採用方法をとり続けるだろう.

http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2615563#2615563

http://www.ookawara.com/archives/219

今回の議論、Yahoo!楽天MicrosoftOracle、Google、HPなどを呼んだら、結果は全く違ったのでは?ていうか、重層下請構造組でなくて、「ネットのあちら組」か外資であれば、どこであってもそこそこ人気あるんじゃない?

http://d.hatena.ne.jp/masayang/20071102/1194043424

  • 学生さんが自身の能力と今後の人生を本気で考えるのであれば、自分の能力を活かせる職種を自力で探すのがスジというものであろう。露出度の高い業種や職種にばかり目を向けていてはいかんでしょ...
  • プログラミングの技術がない人達がIT産業で食っていくためには、製造業的にラインを組んでそれを管理監視するフリをする必要がある。

http://d.hatena.ne.jp/masayang/20071103/1194137987

IPA主催である限り、重層下請構造組以外は呼べないのでは?

80年代後半に「西暦2000年に、ソフトウェア技術者が97万人不足する」と見積もった、あのIPA。半年先の見通ですら大幅にブレるこの業界なのに、なぜ10年以上先を見通せたのかさっぱりわからんが...

関連:

SI屋と顧客の未来:http://d.hatena.ne.jp/masayang/20070923/1190583454

シグマはどこへ消えた?:http://www.yamdas.org/column/technique/sigma.html

コの業界のオキテ:http://karetta.jp/book/okite

http://japan.cnet.com/blog/0040/today/2007/11/02/entry_25000892/

現在、IT業界が空前の人手不足に喘いでいるのを知ってますか?

たとえば、転職市場におけるベンダー各社の動きで一番分かり易いのが、中途採用の紹介料を軒並み倍増しているという点です。

今年の初め、人材紹介会社やヘッドハンターに支払う紹介料金の相場は、大体20%程度だったと記憶していますが、それが今や紹介料40%!年収が1000万円の人物を企業に紹介したら、400万円が紹介報酬として貰えるのです。

待遇を改善せずに人買いへの仲介料だけ上げるという時点で,彼らの真意も分かってしまいます.

関連:

の討論会の趣旨は、学生達にIT業界の良さを理解してもらおうというものだと思いますけど、残念ながら彼ら全員に理解してもらうことはできなかったようで

いや,どう見ても盛大に墓穴を掘るのが目的だったのでは?

欧米のスタンダードが幅を利かすIT業界では、役割によって名前を変えるべきだという流れによって、IPAが公開するITスキル標準の中では様々な肩書きが定義されています。

少なくともjob descriptionもなしで求人を出してる時点でダメ.肩書きだけ変わっても,やらされる内容は今までと変わらない便利屋でしょう.

http://japan.cnet.com/blog/tamon/today/2007/11/03/entry_25000957/

  • 今振り返ると、日本のシステム開発の外注、下請け構造が情報システムで働く喜びを削いでしまったのではないかと感じています。
  • そして、情報システムこそコアコンピータンスだから自社で作る、という判断をするような会社がもっとあれば、情報システムの仕事の意義や専門システム会社で働く意義もより深まるのではないかと思います。

http://d.hatena.ne.jp/dosankotv/20071102/p1

  • ITバブルと呼ばれた頃から「お金の匂いがするから」というだけの理由で業界に参入してきた会社(人)が増え、当然プライドを持った技術者達とは対立し、技術者の話が理解できない「経営だけがしたい経営者」たちは「あいつら技術ヲタクはコミュニケーション能力がなさすぎる」とこき下ろし(そしてそういう輩に限ってコミュニケーションなど取る気がない)、技術なんか後付けでいいんだよ!とにかく俺の言うことを聞く奴採ってこい!という理論で「コミュニケーション能力を重視します」となったわけです。かくしてIT業界の技術力を無視した人材採用ブームが始まります*1。
  • さて、では技術力のない新人ばかりを採用して、その会社の技術力は保てるのでしょうか。当たり前ですがそんなの無理です。それが最近ひしひしと感じる、技術力の空洞化です。
  • 実際に開発を行っている、つまり技術の部分を担っているのは「フリーや派遣や外注の人」ということです。その間、さっきのコミュニケーション能力とやらに長けた人たちは何をしているのかというと、そこにいる人間のスケジュールを管理しています。
  • つまりこういう開発現場に、本当の技術力を持った人間はいないことになります。

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