2009年 06/07
「このままじっと我慢してれば、そのうち良くなる」。そんな神話を信じる老害社員はなぜ増えたのか?
本気でこんな文章を書いているのかな.誰からお金を貰ってる書いてることやら.*1
しかし、いったんストレスのかかる場面に遭遇するととても弱く、強く叱責すると翌日から出社しなくなってしまったり、時には親身の指導を「パワハラである」と言い出します。最近は、こんな「会社のワガママちゃん」に振り回される管理職のグチをよく耳にします。
第1回目は、この連載で取り上げる「会社のワガママちゃん」が増えた背景とその人物像について解説をしましょう。
ただし,そういう話が「増えた」背景には,高度経済成長の終焉という時代の変化*4と,それに対応できていない旧世代との対立という構図がある.
このあいだびっくりしたのは、1965年から75年の10年間、高度経済成長期ですけど、名目賃金が500%上がっているんですよ。5倍ですよね。5万円だった人が25万円になった。そういう時代ですから、この会社についていけば大変かもしれないけど食っていける、という幻想ができたと思うんです。
もちろん、実際にはそこからはじかれた人は結構います。母子世帯の人たちとか、日雇いの人たちは昔から企業に食わしてもらっていない。ただ、企業の「溜め」で生活をしてきた、メインストリームの人たちが社会的にも発言力を持っていた。まさにこれが中流の核を作っていたんです。
頭では、ワーキングプアが増えていることはわかるんだけど、体には、65年から75年の10年間の、毎年賃金をもらうたびに上がっていく感覚がある。やっぱり20代のときにどういう精神形成をしたかは大きいと思う。体で理解できていない。
堤 皮膚感覚の反応にでるのは、体に刷り込まれたほうなんですよね。
湯浅 そうした人が、今、長く仕事を続けることができない若い人を見て、「じっと我慢してりゃ、そのうち良くなるものを。なんでそんな簡単に会社を辞めちゃうんだ」と。「だからお前は駄目なんだ」と非難してしまう。
だけど非難される側の20代の賃金上昇率は2000年以降、あろうことか、名目賃金でさえマイナスです。
そういう年代の人たちは、「そんな『じっと我慢してりゃそのうち良くなる』なんて、なんでそんなに楽観できるのかわからない」という話になるわけですね。日本の場合は正規、非正規の対立が世代間対立にも重なって、非常にややこしい。
堤 もう、全然かみ合ってない。その意識のままでは連帯もできないですね。
湯浅 かみ合ってない。上の世代から見ると、労働市場はみんなを食わしてくれるはずのものなので「食わしてもらえないんです」という人が出てくると、労働市場には問題があるはずがないから、それは食えないあなたに何か問題があるんだろうとなる。ワーキングプアの自己責任になっちゃうんですね。
堤 「辛抱が足らないから」みたいな人、ほんと多いですよね。その世代の親が自分の子どもに「頑張りなさい、頑張りなさい」と言う。今、湯浅さんの言う「すべり台」を猛スピードで落ちている子どもが何よりも必要としているのは「生き延びる知恵」なのに。親達にはそれが見えないんですね。
必死で手を伸ばす子どもに向かって「夢を持たなきゃ、やりたいことを見つけなきゃ」と言う親と、それを聞いて絶望し、落ちてゆく子ども。どっちもかわいそうです。何とかしたい。
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10274421578.html
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http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20060525/p2
http://president.jp.reuters.com/article/2009/10/24/BA8D7BF0-BA29-11DE-A839-21F13E99CD51.php?rpc=110
トヨタがGMに勝った?
- 「なぜ日本人は”GMはトヨタに負けた”と言わないのか?」http://japan.cnet.com/blog/onuka/2009/06/03/entry_27022776/
http://slashdot.jp/~Pravda/journal/477864 経由.
「トヨタが勝った」のではなく「GMが負けた」だけではないかな.「はてながDoblogに勝った」「Googleがgooに勝った」と言わないのと同じ.
そもそも自動車業界って「トヨタとGMの一騎打ち」というわけでもないでしょ.IntelとTransmetaなら「IntelがTransmetaに勝った」というのは分かるし,iPodとWalkmanなら「iPodがWalkmanに勝った」というのも分かる.でもGMとトヨタだと,そこまで直接的なライバル関係には見えないな.少なくとも今のトヨタには,「勝者」を名乗れるほどの余裕など見えない.
日本車メーカ、トヨタって油断しているように見えるんでしょうか? 私には、油断しているどころか、今回の危機すらも最大限に利用してしまおうとする”したたかさ”ばかり見えるんですがね。
これだけ危機的状況に陥れば油断はしてないかもしれないが,「したたかさ」は言い過ぎな気がする.
景気の上下、特に今回の様な急激な落ち込みは”誰にも予測できません”。 例によって、”私は前から予想していた”と言っているエコノミストが何人も出てきていますが、それなら”なんであんたはその予想を使って大もうけできなかったんだい?”と聞きたいですね。
言ってることは間違いじゃないけど,バブル崩壊を予測することとそれを使って利益を上げることは違う気がする.
現在がバブルであるならば,それが「いずれ」崩壊するのは予測可能だ.しかし,その予測を使って利益を上げるには,それが「いつ」起こるのか,何月何日何時何分かを正確に知る必要がある.プレートに歪みが溜まれば地震が近い将来に起こる事は高い確率で予測できるが,地震が実際にいつ起こるのかを正確に予測することは,今の科学力では不可能なのだ.
年金や医療保険などを含めると組み立て工場の労働者の実質的な時給が73ドルと日系自動車メーカーの2倍近くにも上ることを指摘された労組も、既得権の保護と政府の支援頼みの姿勢を続けてきた。
この辺りは日本企業も偉そうなことは言えない.ホワイトカラーの生産性の低さを指摘されても新卒偏重と年功序列の異常さを指摘されても,労組も経営者も一向に改善する気配がないからなあ.
ドラッカーが60年前に指摘したGM危機の本質
http://diamond.jp/series/tsujihiro/10072/
ついでにメモ.
日本の大企業とて、同じである。
日産が実質的に破綻し、ルノーに救済を求めたとき、歴代経営者は口を揃えて、過去の経営に失敗はなかったと言い切ったのを、私は忘れることができない。
例えば、日立製作所における縦割組織の弊害は、20年前から指摘されていた。あまりに多くの事業を抱えるが故のコングロマリット・ディスカウントという欠点も同様だ。前者については、組織形態をたびたび変えたが、本質はなんら変わっていない。後者については、ディスカウントではなくプレミアムだと言い張る経営者が続いた。世界同時不況で一気に病根が明らかになると、子会社に引退していた69歳の予備役を社長として呼び戻した――。
付け加えれば、この著作の第六章には、「つまるところ組織にとっては、リーダーを育てることのほうが、製品を効率よく低コストで生産することよりも重要である」とある。この部分を読んで、福原義春・資生堂名誉会長は、衝撃を受けたという。福原会長のように、後継育成を何よりまして重要だと自戒している経営者が、どれほどいるだろうか。
GM凋落の軌跡
*1:そもそもなぜ「ビジネス情報サイト」でこんなことを書く必要があるのかと.もし本当に若者が軟弱になっているなら,まず問題にすべきは小中高の教育現場でしょ.
*2:「俺は部下や後輩からすべからく尊敬されるほど立派な上司/先輩だろうか」と実際に胸に手を当てて考えて,それに対して「もちろん!」と答えられるほど傲慢な自信家だけが,こういう話を信じられるのだろうな.
*3:もちろん今も昔も一定数の「ダメな若者」もいれば「ダメな年寄り」もいるだろう。でもそういう「ダメな人」は,同世代から見ても共感は得られず,やはり「出来ない人」「ダメな人」と見られてると思う.
*4:若い人にとっては彼らが生まれる遥か以前の話だろう.日本という国は一体いつまで70年代の亡霊に振り回されるのか.

