iPhoneで出来ないこと。

iPhoneAppleが独占しているために出来ないことが存在する。
少し調べた限りだけでも以下のような物があるようだ。

  1. 複数のアプリを同時に実行できない。
  2. 公開されていない機能は使用してはいけない。
  3. アプリの配信サイトはAppleだけの特権。
  4. アプリはAppleの審査に通らないと公開できない。
  5. WEBブラウザの開発の禁止。

1はシンプルな操作を目指したものと、動作速度への影響を心配しているものとみられる。
しかし、軽量なアプリの切り替えや、ダウンロードなどのユーザにとって見ている必要のないアプリをバックグラウンドで動作させることや、Chatアプリを起動しておき、時々確認するなどの動作が出来ないのは不便である。iPhoneOS 3.0での導入も期待されていたが、見送られたようだ。今後に期待したい。

2〜5はAppleの利益独占という面もあるだろうが、iPhoneに配信されるアプリを安全なものに保つ意思も感じられる。審査は機能制限だけではなく、ユーザインターフェースの統一やアダルト画像の禁止など、多方面に渡り厳しく行われているようだ。厳しく行われているだけあり、悪質なアプリが混ざっていないのは良いことだが、やりすぎな気もしている。

Appleとは違うが、日本ではソフトバンクが大量に通信を行う人に対して通信制限を掛けているようだ。具体的には1.28G/月を越えると極端に通信速度が遅くなるらしい。動画やネットラジオを点けっ放しにすると簡単に越える数字だろう。大量にダウンロードする人は無線LAN(WiFi)使ってくれとの事だそうだ。

いろいろ制限を書いてみたが、最終的には一般ユーザに優しい設計になっていると感じられた。