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Drop the Debt ! ジュビリー関西ネットワーク(Jubilee Kansai Network) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-04-09

【国際署名】ヤスニを救え!−ヤスニを生き続けさせるために私たちを支援してください‏

18:42 | 【国際署名】ヤスニを救え!−ヤスニを生き続けさせるために私たちを支援してください‏を含むブックマーク 【国際署名】ヤスニを救え!−ヤスニを生き続けさせるために私たちを支援してください‏のブックマークコメント

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「ヤスニの運命はあなたにかかっている!」

出所:Campaign: Yasuní depends on you! のHPより

http://www.sosyasuni.org/en/index.php

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(写真:ヤスニITTプロジェクトの成否はすべて6月のコレア大統領の決断にかかっています−以下の国際署名にサインして、コレア大統領にあなたの声を届けてください!)


ヤスニITTプロジェクトの存続を求める国際署名「ヤスニを救え」の全文(原文フランス語)をTUP(Translators United for Peace 平和をめざす翻訳者たち)の寺尾光身さんが日本語に翻訳して下さいました。本文中に「大統領ラファエル・コレアにより、交渉成立かさもなくば保護区の開発か6月中に決める、との最後通告がなされている」とあるように6月末までが勝負です。ぜひ、署名にご協力をお願いします!


〔解説〕

 北側からの資金提供と引き換えに石油採掘を中止し地球温暖化防止に貢献すると同時に生物多様性の宝庫・先住民の生活圏であるアマゾン熱帯雨林を保護しようという画期的な提案「ヤスニITTプロジェクト」をめぐって情勢が緊迫しています。エクアドルのコレア大統領は、現在、産油国日本政府にヤスニ・プロジェクトへの参加協力を要請している一方で、昨年までにEUの数カ国との間で合意されていた国連信託基金方式によるプロジェクト推進を今年はじめに突如批判(主権侵害を理由に)、交渉代表団が辞任し、6月にも石油採掘開始という情報すら流れています。


 ヤスニITTプロジェクトをめぐる本年1月以降の混乱の詳しい背景については、「開発と権利のための行動センター」の青西靖夫氏による以下の記事参照

不透明なヤスニ−ITT・イニシアティブの行方

http://cade.cocolog-nifty.com/ao/cat20817967/index.html

エクアドルアマゾンの森を守る取り組みは頓挫するのか

http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2010/01/post-d0ac.html


 ヤスニITTプロジェクト自身については以下の記事を参照(関連情報がまとめてあります)

エクアドル政府、ヤスニITTイニシアチブへの日本の参加を要請、鳩山首相はコレア大統領の来日を希望

http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20100330/1269900064

3・23ジュビリー・エクアドル代表京都報告会におけるデルファ・マンティージャさんの講演内容など

http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20100326/1269626543


 以下、3月から開始されているエクアドルのコレア大統領宛の請願署名サイトです。他にもあるのかも知れませんが、情報があればお教え下さい。コレア政権は、4月19日からボリビアのコチャバンバで行われる「気候変動とマザーアース(母なる地球)の権利に関する世界民衆会議」の場でヤスニITTイニシアティブについて世界に向けて成果を発表したい意向もあるとのことなので(前述の開発と権利のための行動センター記事による)、何よりも日本の市民社会がこの会議までに日本政府に対してヤスニ・プロジェクトへの参加を求める声を集中することが問われているのではないでしょうか。


コチャバンバ世界民衆会議については以下の記事参照

【転載記事】エボ・モラレス、「気候変動とマザーアース(母なる地球)の権利に関する世界民衆会議」開催を提唱

http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20100331/1270018594


(参考サイト)

ニューインターナショナリスト英国)のYasuni Green GoldキャンペーンのHP

http://www.yasunigreengold.org/


(以下、署名サイトの紹介です)

ヤスニを救え!−請願署名

ヤスニを生き続けさせるために私たちを支援してください!

Save Yasuni - The Petition Site - Support us to keep yasuni alive !

http://www.thepetitionsite.com/1/save-yasuni


(以下、翻訳は寺尾光身氏による)

ヤスニを救え

提出先:エクアドル大統領

主催者:NatureRights Yasuni


ヤスニ、それは

地球生物多様性の最も豊かな手付かずの熱帯雨林982,000ヘクタール

自らの意思で隔絶して生きている人びとがいる先住10民族

埋蔵石油8億5000万バレル

潜在的利益70億ドル

石油開発を行わないことへの補償17億ドル

CO2排出回避4億700万トン

を意味する、もし交渉が成功すれば。

ヤスニ・プロジェクトとは、エクアドルの政策提案で、石油8億5000万バレルの開発を放棄することと引き換えに逸失利益の二分の一相当の国際的経済補償を約束する、というものである。

この提案の目的は、科学的に地球生物多様性が最も豊富であるとされ、ユネスコによって世界の生物圏保護区に分類されているこの地域の破壊を回避すること、そして、この地に隔絶されて生きている先住民を保護することである。

この金融メカニズムは、開発を行わない約束の対価であって、埋蔵石油を無期限に手付かずに置くことを可能にするものであり、エクアドルでの適切な技術プロジェクトの財源とすることを目的とする投資基金を通して行われる。

この小国は、南米で最も貧しく、経済的基盤を主に石油に置いている。その石油資源の20%に相当する油田の開発を放棄しつつ、この国は炭素排出を市場に載せて埋め合わせるよりも、発生源で回避するために、責任を引き受けるとともに具体的で、決然たる未来指向の勇気ある政策提案を行ったのだ。

ややユートピア的なこの政策が国際的に肯定的な反響を呼んだ。コペンハーゲン後、PNUED(Programme des Nations Unies pour leDe'veloppement、国連開発計画)[訳注:英語ではUNDP(United NationsDevelopment Programme)]とヤスニ・プロジェクトの代表者たちが、ドイツスペインフランスによる総額13億ドルに達する提供資金を受け入れる基金創設のための枠組みの合意に至った。

その他、この拠出金の見返りとして、これら諸国はこの領地に国際的な監視を課すことを望んだが、国家主権の問題が発生することになった。この政治的緊張が、石油ロビーの強い圧力とあいまって、プロジェクトに責任を持つ複数の閣僚の同時辞任につながり、その中に外務大臣が含まれている。大統領ラファエル・コレアにより、交渉成立かさもなくば保護区の開発か6月中に決める、との最後通告がなされている。

翻訳:寺尾光身

Jubilee_KansaiJubilee_Kansai 2010/04/10 10:49 ヤスニ問題についての日本語の文献についてよくたずねられますが、今のところまとまった日本語文献として以下のものがあります。「おおさか社会フォーラム」全体会の場で東京から来られたATTAC Japan(首都圏)の人たちが35部持ち込んで売っていましたが、即日完売、2日後に行われた京都でのジュビリー・エクアドル代表報告会の会場には1冊も回ってこず残念なことをしました。なお、NIジャパン日本語版最新号(2010年3月号)にも、ジュビリー・エクアドル代表デルファ・マンティージャさんの報告会記事とともにヤスニ問題の記事が掲載されています(ボリビアのコチャバンバでの世界民衆会議の記事も載っています)。

NI & NIジャパン最新号のご案内
http://www.ni-japan.com/jbody.htm

14 今月のフォーカス(NI p22-23の要約)
●南米発:母なる大地の権利尊重の動き
ボリビアのコチャバンバでは4月19日から22日まで、コペンハーゲンで行われたCOP15とは全く異なる気候変動対策会議が開催される。この新たなグローバルサミット「気候変動と母なる大地の権利に関する世界民衆会議」は、ボリビアのエボ・モラレス大統領の呼びかけで始まったものだ。その動きからは、一筋の希望が見えてくる。

15 世界のニュース(NI p26からの要約+NIジャパンからの報告)
●ヤスニ提案のゆくえ
・迷走するコレア大統領(NI p26からの翻訳)
・日本の市民の協力を
  (東京で行われたジュビリー・エクアドル代表のデルファ・マンティージャさん講演会の報告)


New Internationalist Japan (NIジャパン)
http://www.ni-japan.com/webold/jbody413.htm#article3

2008年7月号
NI No.413 & NIジャパン No.101
石油依存社会への提言 ─ エクアドルの新たな試み
Viva Yasuni - Life vs Big Oil

  エクアドルのリーダーが行った提案は、単純明快で魅力がある。コレア大統領は、ヤスニ国立公園に眠る10億バレル近くの石油を採掘しない用意があると述べた。ヤスニ国立公園は、貴重でぜい弱な生態系と多様な文化を擁するアマゾンの熱帯雨林の一角にある。しかし採掘をやめるには、少なくとも年間3億5,000万ドルの資金を、国際社会が今後10年間にわたってエクアドルに補償する必要がある。この提案に対する回答期限は2008年6月だったが延長された。しかしタイムリミットは迫っており、石油会社は採掘の準備を整えている。今回のNew Internationalist(NI)では、石油依存を断ち切るこの大胆な試みの可能性とともに、その落とし穴についても検証する。果たしてそれは、炭素取引の一種にすぎないのか? はたまた、現時点で最もすぐれた地球温暖化対策になるのだろうか? そしてまた今回は、直接的な影響を最も受ける先住民族や他のヤスニの住民の意見も紹介する。

<NIJ>の表示がある記事は、NIジャパンに翻訳が掲載されています。

4 国際社会が決めるヤスニ国立公園の未来<NIJ>
ヤスニ国立公園の地中に眠る膨大な石油を採掘しないというエクアドルの大胆な提案は、地球温暖化対策にとっての真剣な選択肢になるのだろうか? もしもそうだとすれば、世界は素早く行動を起こさなければならない。核兵器廃絶へのチャンスが訪れ、温暖化から地球を救う方策とも結びついて大きなうねりとなっていく可能性がある。

12 ヤスニ提案に対する地元の声<NIJに一部掲載>
エクアドルの熱帯雨林に住む人々は、石油採掘をしないという政府の提案についてどう考えているのだろうか。

14 汚染された鉱区
石油が採掘地域の環境を破壊することは誰でも知っているが、エクアドルのケースは想像以上だった。

16 ヤスニ国立公園の石油鉱区<NIJ>>
ヤスニ国立公園の周囲では、すでに石油の採掘が行われ、公園内でも石油の探査が始まっている。

16 明らかなジレンマ<NIJ>
石油価格がどんどん上昇するなか、ヤスニ提案とは人類に何をもたらすのか。

17 炭素取引と未来への負担<NIJ>
ヤスニ提案に忍び寄る炭素取引の影。炭素取引で資金調達した場合、それにはどんなコストが伴うのだろうか。

20 行動しよう!<NIJに一部掲載>
ヤスニ提案を実現するために行動を起こそう!