JyJy_douraku’s blog

語学や趣味など年金ジイさんの道楽ブログ!

今年初めてのハウスダスト分析!

 食材などの核種分析や国や各県各市の放射能関連データの分析などに追われ、本ブログへの記事アップがなかなかw!手薄になってしまう。
 今日はちょっと遅れてしまったが1月から3までの三ヶ月間のハウスダスト分析を行ったので、昨年からのデータも比較しアップします。
  <サンプル処理手順>
 ハウスダストの重量は
  元ハウスダスト重量(A)=ダスト収容済パック重量−Newパック重量
 ジィジィの自作検出器用サンプル容器には300mLの円柱型の市販綿棒の入った透明プラケースを使っています。ケースの底部には検出器(角型)が嵌る為の加工溝を設けてあります。ダストは元重量(A)が約300g以内の量だと最終的に300mL程度の量にピッタリ収まりますので目安にしておきます。あとで異物やガサばる綿状のホコリの分を除きますので。
 マスクをかけダストパックを静かに切開しダストを水に溶解させます。綿状体中のダストも全て洗い出し溶解させ主綿状体のみ別途完全乾燥させ重量(B)を測っておきます。その時異物や金属など固形物を取り除き重量(B)に加えます。時間をかけ全ての水溶解泥の水分を乾燥(加熱や沈殿など)させ残綿状体含む乾燥泥体に仕上げます(期間一週間程)。綿状体がわずか残る方がサンプルが粘土性を保ち容器収容に扱い易い。300mL容器にほぼぴったりの量に収まります。
 結局、ハウスダスト重量は=「重量(A)−重量(B)」になります。今回は200gでした。

  '13年3月測定ハウスダスト : Median平均 230 Bg/Kg
  Max 248 Bq/Kg , Min 200 Bq/Kg
 記録集計していた掃除の総面積でこの値を割ると、20平方メートル当たり約1ベクレル回収除染された勘定になりますかネ!昨年始めの汚染程度から比べ五分の一に減少して行った事がはっきり分ります。