感想文

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2011-11-13

KANSOBUN2011-11-13

柳生一族の陰謀 感想文(34)

亀のようにのろい感想文のアップです、今回は「柳生一族の陰謀」。私は映画のジャンルの中では特に時代劇が好きです、その中でも個人的にはBEST5に入る作品です。粗筋は徳川2代将軍秀忠の死後、家光(松方弘樹)と忠長(西郷輝彦*1の跡目争いがテーマです、家光には柳生但馬守宗矩(萬屋錦之介)忠長には松平伊豆守信綱(高橋悦史)と春日局(中原早苗)が味方をして、それに公家もその争いに乗じて幕府に揺さぶりをかけるといった勢力図になっております。これはとても面白い映画です、配役はまた豪華メンバーです、配役が凄いとともすればそっちばかり目立って映画の出来がつまらなくなるような作品もあると思うのですが、その配役がまた実によろしいとおもいます、深作欣二監督の手腕なんだと思います。これは私が大学の時に公開されたのだと記憶してます、それまで暫く映画の時代劇は作成されていなくてとても久々の時代劇作品であったと記憶しています、テンポが速く、またストリーも色々で、殺陣のシーンもふんだん、恋愛もあり、最後の大どんでん返し*2も素晴らしいです。何度も観てしまいます、深作欣二さんってヤクザ映画の監督さんというイメージが強かったのですが、時代劇でもいいなーって思いました。この映画の中で一番好きな場面は柳生十兵衛三厳(千葉真一)*3が公家の烏丸少将文麿(成田三樹夫)を殺害するところです、憎憎しい烏丸少将*4を一刀両断のもとに殺すのですが、殺した後の爪先立ちで後ずさりする千葉真一の表情は弟(千葉 治郎)*5や妹(志穂美悦子)を殺された無念を晴らすものになっていて、このシーンだけを何度もみてしまいます。*6次に好きな場面は忠長が追い詰められて、尾張大納言義直(三船敏郎)に説得されて開城をするところで忠長の第一の家臣である別木庄左衛門(夏八木勲)が異を唱えて一人で城を包囲している敵の眼前までいって口上をいうシーンです、その中には主君である忠長に対する思いが溢れて、観てて鳥肌が立ちます。また忠長もその場面を見つめる演技が素晴らしい*7出雲の阿国役で出演している大原麗子も可愛く、忠長に愛を貫きとおすのがいじらしいし、その阿国に思いを寄せる原田芳雄のも哀しいくらいに一途です、柳生但馬守宗矩のライバルとしてでる小笠原玄信斎(丹波哲郎)もかっこよく*8、最後の殺陣の場面は圧巻です。書いてて思い出したのですが、最初この映画をみたのは福岡ではなくて東京の池袋でした、なんで東京にいたのか今ではさっぱり思い出せません、絶対面白い映画なんで観て欲しいと思います。

*1:駿河大納言忠長卿ですね、そうそう時代劇好きな人なら長七郎君のお父さんと言えば分かり易いでしょうか?笑

*2:ネタバラシになるので書きません

*3:千葉ちゃんかっこよすぎます、wikipediaによるとこの映画の企画は千葉さんが考えたらしいです、驚き

*4:成田三樹夫の演技も素晴らしい

*5:本当の弟です

*6:この烏丸少将が殺された事により一気に公家の勢いがなくなることになります

*7西郷輝彦上手です

*8:変な霊能者じゃなくて実に渋い役者ですタンバさん

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