ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

小説ベスト2012

 そして今年の小説ベスト10です。小説はぜんぜん読んでいないのでむしろ漫画のベストをやったほうがよいかもしれませんがw あと映画のベストの時に学んだのですがこれあれですな、やるなら下位から紹介していったほうがいいですよね。というわけで、今年読んでおもしろくて大好きな小説を10位から紹介デス。

  1. 10
    ヴィークルエンド (電撃文庫)

    ヴィークルエンド (電撃文庫)

 ドラッグ・パンクSFからポスト・ヒューマンSFへ。で、続巻はマダー。

  1. 9
    龍盤七朝 DRAGONBUSTER 〈02〉 (電撃文庫)

    龍盤七朝 DRAGONBUSTER 〈02〉 (電撃文庫)

 中華風異世界で繰り広げられる天才の物語、待望の2巻。で、(以下略

  1. 8
    かめくん (河出文庫)

    かめくん (河出文庫)

 今年復刊された叙情SFの傑作。

  1. 7

 ホラーのふりをして本気で殴りかかってきた本格ミステリ

  1. 6
    幽霊たち (新潮文庫)

    幽霊たち (新潮文庫)

 歴史の浅い国が歴史をどうにか生み出そうとした、そういう純文学。

  1. 5

 とても失礼な言い方ですが、めちゃくちゃうまい山田悠介

  1. 4
    道化師の蝶

    道化師の蝶

 寝る前に読むに限る、めくるめく着想についての小説。

  1. 3
    ミノタウロス (講談社文庫)

    ミノタウロス (講談社文庫)

 めちゃくちゃおもしろい世界文学。

  1. 2
    ぼくらは都市を愛していた

    ぼくらは都市を愛していた

 作者の問題を解決されるために生み出されたはずなのに、どうしてかおもしろい。

  1. 1
    屍者の帝国

    屍者の帝国

 屍者を駆動させることで完成された、最大級の悪ふざけ小説。これにまつわるすべてを楽しんだ人間として1位以外は考えられないですね。
 というわけで今年のベスト10でした。10位以降はKASUKA今年のベストランキング本棚をご覧くださいな。ただただ惜しむらくは『BEATLESS』を読み切れなかったこと。この記事を執筆時点でどうにか3分の2を読み終えたとこだったのですがきっと年内には読み切れない、ということで来年回しに。あとは帰省の移動中に読みたい本の予定として、『ゼウスガーデン衰亡史』『ヴァーチャル・ガール』『ラピスラズリ』『やし酒飲み』を考えてはいるのですが、おい原稿はどうした原稿は。
 追記:2013/01/06
 漫画ベスト2012の本棚も作成しました。KASUKAの漫画ベスト2012の本棚