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同人誌レビューブログ 群咲 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

諸君 私は同人が好きだ。(CV 飛田展男)

2010-02-14

KAZUHA2010-02-14

夏休みをテーマにした、小学生同士の18禁オリジナル同人誌

タイトル :もっと! なつやすみ シリーズ総集編

サークル :ponz.info

作者   :ぽん酢

発行年月日:2010年2月14日

ページ数 :60P

サイズ  :B5

形態   :表紙カラー・本文モノクロ

年齢制限 :18禁

ジャンル :オリジナル



思い出す、あの夏の日。それは、遠い思い出――。


――って! 夏休みに小学生同士がちちくりあうなんていう、

そんなウラヤマけしからん思い出なんかある訳ないっちゅーの!!

(小学生で童貞&処女喪失なんてファンタジーでしかないですよねあいさつ)



今日はコミティア91がビッグサイトで開催されていたので、行ってきました。

事情により、あまり滞在時間が取れなかったのですが、満足できた良いイベントでした。


コミティアはオリジナルのオンリーイベントなんですが、

どのサークルも独自に趣向を凝らした作品ばかりで、見てまわるだけでとても楽しかったです。



さて、そんな訳で。今回は、そこで入手した新刊。

ponz.infoの新刊、「もっと! なつやすみ シリーズ総集編」です。


作者は、かわいらしい絵柄が特徴の、ぽん酢。

来栖達也」の別名義でラノベの挿絵や、PCゲームの原画などもしている作家です。



ここは、これまで「なつやすみシリーズ」と題した連作同人誌を発行していましたが、

今回のこの本は、その総集編。

「なつやすみシリーズ」3話全てと、シリーズ最終作となる描き下ろしの1話が収録されています。



内容は、田舎の小学生の男子カズと、女子マユが、夏休みに肌を重ねあう、というもの。


最初は「自由研究」と称して、Hなことをしちゃいます。

それが、全ての始まり。


一度その快楽を味わってしまった子どもたちに、その誘惑に打ち勝つ術はありません。

その後は、バス停で、川辺で。人目もはばからず、思う様互いの肉体を貪ります。


無知な子どもだからこそ。無垢な純粋さで、ひたむきに、互いを求め合うふたり。

その純粋さは、二人の中で、次第に愛と呼べるものに育っていきます。


その過程の描写は、本当に輝かんばかりに描かれています。

小学生同士の性描写と言うと、どうしてもある種のタブーから来る後暗さが描写に混じるものですが、

この作品には、そういったネガティブな側面は、全くと言って良い程描かれていません。


ただただ純粋に、ひたむきに。いつか終わってしまう夏(しかも田舎)という最高に素敵な舞台で、

愛を確かめ合うように裸になるふたりを、謳っています。


それは、ある種の郷愁すら呼び起こさせます。

まるで、すぐ消えてしまう、でも永遠に輝く、夏の幻想を歌い上げる讃歌のように。



この作品、ただかわいいだけで終わる作品じゃありませんよ。

舞台設定の妙もありますが、ちょっと幻想的なノスタルジーに浸れる、良い作品です。



あとまあ、特筆すべき点は。

最初は半ば無理矢理だったのに、次第にHに積極的になってゆくマユちゃんがえろかわいいので、

ロリショタ好きには、とっても実用度満点って事ですかね!!