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同人誌が好きだから!

2014-06-02

KAZUHA2014-06-02

【同人誌レビュー】砕かれたきらきらのかけら、愛が詰まった、にこまき同人誌の決定版。サイジャリン「氷砂糖とマシンガン」

◯タイトル  :氷砂糖とマシンガン

◯サークル  :サイジャリン

◯サイトURL  :http://www.pixiv.net/member.php?id=136447

◯作者名   :EERR

◯発行年月日 :2014年5月18日

◯サイズ・P数 :A5・180P

◯年齢制限  :なし

◯ジャンル  :ラブライブ!(にこまき)

◯参加作家陣 :D否、たみふる、マッチ、しろいはくと、TORO缶、イチヒ、あんみつ、大島智

◯ショップ委託:とらのあな  メロンブックス 

■初めのあいさつ&トーク

 ◆ラブライブ!アニメ見てる?

 はいこんばんは。群咲一葉です。

 どうですか? みなさん、ラブライブ!のアニメ見てます? いいですよね。ラブライブ。アニメの脚本はちょっとばかしエキセントリックな気もしますが、μ’sのみんながきらっきらしててねー。まぶしくてねー。見ていて幸せになれますよね。

 ◆にこちゃん!

 キャラクターとしては、私はご多分に漏れずにこちゃんが大好きです。アニメ版ではコメディリリーフの立ち位置が多いものの、他の誰よりも人一倍アイドルというものに対して思い入れがありプライドも高く、自身の過去や家庭環境などに重いもの抱えていて、それがあのちいさい身体とそらまるボイスに込められているのですよ! アニメ2期第4話にこ回は神回だった!

 ◆にこまき!

 2期! 2期と言えばにこまき! 真姫ちゃんとの絡み! 1期では明確な絡みはあんまりなかったけれど、2期だとわざとらしいくらい絡みが増えてますよね! 気がついたら二人で一緒にいたりとかね! ていうか「2期」と書いて「にこまき」と読みますよね!!

 にこちゃんとまきちゃんとでは性格や境遇など含め色々と好対照で、二人の絡みはドラマを産み出すんですよねえ。

 なのでどうしてもラブライブ本ではにこまき本を漁ってしまいましね。にこまきにこまき!

 

 ◆ですので。

 という訳で! 今回の同人誌レビューブログ群咲は、にこまき本といえばこれ! サイジャリン様のにこまきシリアス合同誌「氷砂糖とマシンガン」ですよ!

 このサークル様はねー。これまでも素晴らしいにこまき本をお出しになっておられるのですけどねー。正直、これまでも当ブログで取り上げようと思っていたのですけど、できませんでした。

 あのねー。ここのご本、あんまりにもあんんんまりにもステキでステキで、あのね! 俺の言語力が追いつかなかったの! ご本読んで、「はー……」ってなって、ステキすぎて、その「はー」をぜんっぜん言葉にできなかったの! 俺ん中に、このステキさを言語化出来る言葉はない! てなっちゃったの!

 だから今まで当ブログで取り上げずじまいでねー。でも、今回のご本は、そんな俺の力の無さすら飛び越えて、すごくすごくすごくステキでしてね! もーなんつーの? 色々そんなんどうでもいいから取り上げよう! てなったのです。それが今回の更新。 

 まあぶっちゃけ、5月18日のイベントでこのご本を入手して、今日までずっと書けない書けない、てなってたんですけどね。

 なんかもう、それくらい圧倒される。それがこの本「氷砂糖とマシンガン」です。

 

 さてそれではね、前置きはこれくらいにして、れびゅーに行きましょうね。

 

■レビュー

 ◆きらきらの、装丁。

 今回のこの「氷砂糖とマシンガン」は、主催のEERR氏の他にも、ステキなにこまき本などを出しておられる作家さん達が多数参加している合同誌なので、分厚いです。サイズはA5なんですが、そりゃあA5にしますよね、て厚さ。

 しかし、この本を手にした時、最初に感じるのはこの厚さでは無く、息を呑むような装丁の美しさでしょう。

 ふたり手を取り、機材と共に沈みゆくような降り落ちるようなにこちゃんとまきちゃん。それを彩るのは、箔押しのきらきらした雪の結晶。そして、真っ白い背景。凍りつくような静謐さで、切なささえ感じさせて、それでいてどうしても目が離せない、美しさ。もう、この表紙の時点でため息がこぼれますね。

 この表紙はカバーになっているので、この美しいカバーをはずすと、参加作家のお一人であるあんみつ氏のポップでキュートなイラストがあるというのも、表紙イラストと対照的でニクい演出です。

 

 ◆本文デザインもまた、きらきら。

 カバーの装丁、カバー下の本体表紙の時点でもう途轍もないこだわりが感じられるのですが、この中身である本文もまた、並々ならぬこだわりが随所に感じられます。遊び紙一つとってもステキだし、目次ページや各作品の合間にあるページですら、手抜かりなくこだわりが貫かれています。この、本全体に通底するデザインへのこだわりが、この本の素晴らしさを支えているのだと思います。だって、ただ眺めているだけでもうっとりするもの。


 ◆そして紡がれる、きらきらのかけら。

 この素晴らしいデザインによって彩られる、この本に収められた各作品は、それはもうこの本にふさわしい、きらきらしたステキな作品ばかりで。

 ここでは、個々の作品をつぶさに語るのは致しません。読んでみてほしいからです。

しかし言えるのは、どの作品も、にこちゃんとまきちゃんが、せつなくて。

 この本は「シリアス合同」を銘打っているので、もうそりゃあヒリヒリと肌に刺さるような、せつなさに満ち満ちているのですよ。

 これがもうねえ。「矢澤にこと西木野真姫の、心を砕く合同誌」とも銘打たれている通り、読むこちらの方が心砕けそうで。「氷砂糖とマシンガン」というタイトルの意味、よくわかりますね。

 にこちゃんとまきちゃんは、性格も境遇も好対照なふたりなので、このふたりを「にこまき」として突き詰めて描こうとなると、こういう風に心を砕くシリアスな方向性になる、というのはあると思うんですよね。だからこその魅力がにこまきにはあるんじゃないでしょうか。交わりそうで交わらない、でも深い所で交わるふたり、という構図は、せつなさを感じながらもどうしても目が離せないのですね。


 ◆でも、未来はきらきらしている。

 主催のEERR氏のマンガと、それとリンクしている大島智氏のマンガもそうなのですが、他の参加作家の作品もそれぞれ各々の作風で、せつない感じの作品が多くはあります。

 そもそも、にこちゃんはアイドル志望で、まきちゃんは音楽への興味があるけど基本的には家業である医者を志望しているので、その未来は交わりそうにはありません。

 でも、そんな交わらなそうなふたりだからこそ、お互いがお互いにないものを持っていて、それが惹かれ合うポイントなのではないでしょうか。

 だから、普通は交わらないとしても、その普通を超えられるんじゃないかな。

 EERR氏のにこまき結婚マンガとか正にそんな感じで。あんまり「愛」ってチープな言葉はこの素晴らしい本を語る上で使いたくないんですけど、でも「愛」としか言いようのない情熱で、にこちゃんがまきちゃんの事を大好きで!

 なので、せつないだけでなくて、未来はきらきらしている、という所も描かれているのです。

 ◆にこまき愛

 色々と御託を並べても、結局そういう事なんでしょう。愛。

 にこちゃんが、まきちゃんが、大好きで。愛していて。違うところも、せつなさも、そういったものをひっくるめて愛していて。

 にこちゃん、まきちゃん、そして、にこまきへの、愛。

そんな「愛」が詰まった一冊なんですよ、この「氷砂糖とマシンガン」という本は。

 うっとりするようなステキな装丁も、せつなくもきらきらしている本文の素晴らしいマンガも。

 それら全部含めて、主催のEERR氏を始め参加した方々みなさんが、ああ、にこまき大好きなんだな、愛しているんだな、というのがとっても伝わってくるのですよ!

 その愛が、とってもとってもきらきらしていて! この本の持つ輝きは、この愛のなせる業なのだな、と思うのです。だって、愛がないとこんなこだわりまくりの本は出せませんよ。

 だから、読んでいてため息がこぼれるのですね。この重みは、厚さだけじゃあありません。


 本当、この本はにこまきの同人誌がお好きな方なら、どなたにも読んでみて欲しいですね。

 とってもきらきらしていて、ため息がでますから。



 そんな感じで、今回はここまで。お読みいただいた方、ありがとうございました。

 

 

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