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KEINOSの日記

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2010-08-14 日本語版Google Spreadsheetでガントチャート用Googleガジェット このエントリーを含むブックマーク

■ガント・チャート用GoogleガジェットのURL
http://www.viewpath.net/Website/Modules/Gantt.aspx?nocache
制作元:ViewPath

[挿入]-[ガジェット...]-[カスタム...]-「独自ガジェットのURL」に上記のガジェットのURLを使えば、Googleガジェットを挿入できます。使い方は、下記

スプレッドシートの新バージョンではガジェットを挿入出来ないので、旧バージョンに表示を戻す必要があります。(2010/08/14現在)

ガント・チャートとは

ガント・チャート」(GanttChart)とは、作業工程やスケジュールの進捗などを、直感的で分かりやすいように、グラフといったビジュアルで対外的に見せたい場合に使われるものです。(業界によっては、ガンチャートとも呼ばれたりします)

Google Spreadsheetsでガント・チャートを使う

ガント・チャートはExcelで作成することが一般的なのですが、作成されたファイルの管理(更新作業や、そのバージョンの同期)を関係者間で保つのが手間であるため、「Gantto」というオンライン・サービスを利用してみたりもしましたが、いつの間にか使わなくなってしまいました。

最近、とある話から久しぶりにガント・チャートが必要になりそうだったので、GoogleSpreadsheets でガントチャートが使えないかと探したところ、Googleマーケットプレイスでガント・チャートのガジェットが紹介されていたので試してみたのですが、日本語環境のGoogleスプレッドシートではガジェット一覧に表示されないことに気付きました。

仕方がないので、GoogleガジェットのXMLファイルのURLを直接指定する必要があったのですが、意外に見つけづらかったのでメモ。

■ガント・チャート用GoogleガジェットのURL
http://www.viewpath.net/Website/Modules/Gantt.aspx?nocache
制作元:ViewPath

ガント・チャート用ガジェットの主な使い方

■本家による解説(英語)

Making a Gantt Chart with Google Docs
D

■日本語による主な使い方

初心者Linux:google spread sheetでガントチャートを作成する

※現在はインターフェースが若干変わってます

所感

■ガント・チャートの味の元

実のところ、ガントチャート自体は、現場(末端で、実際に作業する人)には余り必要のないものだと思います。

これは結果論なのですが、「現場との共同作業をスムーズに進めるためにガントチャートを利用しよう」とすると、経験上うまくいかない事が多いです。自己管理のためだけに利用しようとしても、100%と言っていいほど続きませんでした。

おそらく理由としては、ガント・チャートは「主に営業や代表などが、お客様に対してスムーズに話を進めるために必要なもの」だからだと思います。

つまり、クライアント・中間業者・管理職などといった、実際に作業する現場から見て距離が遠い人ほど、何がおきているか把握するために必要になるツールです。

末端の仕組みを理解する必要のない人のために「クラウド」という用語を作ったのと似ている気がしましたが、閑話休題。

メーカーや、大手の開発会社などを経験した人は、ウォーターフォール式に馴染みがあるので、ついついガント・チャートを使ってみたくなります。使っていると格好いいからというわけでなく、なんか上手く仕事がまわってない時とか、最初が肝心という時は特に。気持ちはすごくわかります。

しかし、少人数での作業や小規模のプロジェクトで、末端で作業をする現場の人が、ガント・チャートの更新をせざるを得ない環境では、特に失敗する割合が大きい気がします。

これは、先の対外的なツールである例を言い換えれば、現場には無意味とまでは言わないまでも「ガント・チャートの更新作業は、現場に還元されづらい作業である」と言えるからです。

言葉を変えると「更新しても助かる(喜ぶ)のは現場ではなく、監督(マネージャー)だけ」という事です。

実は、少人数の場合の方がマネージャーは大変だと思います。それは、人数が少ないぶん、一人何役もやらないといけないため、マネージャーも作業をする必要が出てくるからです。

作業に追われ、管理に集中できないマネージャーが「みんな、ガツンとチャートを更新すべし」とやってしまうと失敗するのも、他からみて負担にしかならない作業だからです。

勤めていた時には活躍したガント・チャートも、フリーランスになってからは、とんと威力を発揮しないだけでなく、そもそもガント・チャートを使わなくなってしまったのも、同じ理由である気がします。

スパイラル式とまでは行かないまでも、現場で作業する人にとっては、カレンダーで確認できる程度の小さなスパンで十分だったりするので、進捗管理は、GoogleカレンダーとGoogleスプレッドシートとメーリングリストで情報を共有すれば事足りてしまうんです。

あとは、これらを報告書としてまとめ、お客様に提出するのはマネージャー(リーダー)の仕事という感じです。

昔、出向先のリーダーが「リーダーの仕事は雑用なんだよ」と言っていた意味を、今になって理解した感じです。

で、ここまで書いて「だったら、このGoogleカレンダーをガント・チャートにしちゃえばいいじゃん」と思ったので調べたら、こんなのがありました。

今度試してみよう。