大暴落?!

これはアベノミクスで回復した日経平均の大暴落ではありません。



覚えてますでしょうか?
ダイエットをはじめたことを。
2011-10-05 - 恵愛病院生殖医療センター長の日記



停滞期が2年近く続いていましたが、ついに本気だしました。
瞬間最高体重から15kg以上痩せました、すごいでしょ!

うーん、微妙?

どうですか、この雄姿。





かなりかっこいいホワイトアイができました。





目はみごとに真っ白です。






体はやや赤みがかっています。
(レッドボディと呼ばれ、人気があります)





気になる大きさは・・・



約70mm!!!
国産カブトムシは大きいもので75-80mmくらいなので、思ったより大きかったのだが、





ホワイトアイ巨大化計画とはいいつつも、
内心、小さく生まれると予想していたのですが・・・


ちょっと中途半端でコメントしにくい。

2013年埼玉県富士見市産ホワイトアイカブトムシ

3年に及ぶホワイトアイカブトムシ巨大化計画が
ついにクライマックスを迎えました。


昨年まで流れは以下参照してください。
ホワイトアイカブトムシ計画 - 恵愛病院生殖医療センター長の日記
ホワイトアイ2012 - 恵愛病院生殖医療センター長の日記



カブトムシ幼虫を飼育していた衣装ケースの中の土をひっくり返してみました。



整然とさなぎが入っていた蛹室が並んでいます。
下の写真では、土の中に丸い穴がいくつか開いているのがわかると思います。
これが蛹室の底です。

ちょっと過密飼育でしたが、
このようにカブトムシたちはうまく干渉しないように蛹室を作るのです。



蛹室を開けてみると、すでに成虫となったカブトムシが現れました。

こんなにきれいに蛹室を作ります。



最終的には17匹のカブトムシが現れました。
オスが13匹、メスが少なく4匹でした。
毎年感じるのですが、オスかメスかどっちか偏って多く生まれてくるような気がします。

気になるホワイトアイカブトムシは17匹中4匹のみでした。
(確率的に半分はホワイトアイになるはずでしたが)
しかもすべてオス・・・


気になる大きさは、また次回に。

恵愛病院生殖医療センターの名称を変更しました?






Angel Ladies Clinic(エンジェルレディースクリニック)



実はこれ、6月24日(月)最終回を迎えたフジテレビ系列の人気ドラマ「ガリレオ」のセットなのです。



ドラマの中では数秒しか映っていなかったので気づかなかった方も多いと思いますが、
物語の重要人物が不妊治療に通っていたクリニックという設定で登場しました。
ちなみに、生殖医療センターはエントランスのみが使用され、
クリニック内の撮影は恵愛病院産科外来が使われておりました。



当センターのスタッフもエキストラで出演させていただきました。
大人気ドラマに使っていただけるなんて、なんとも光栄ですね。

いつやるの?

今でしょ!



久しぶりの更新です。
ちょっと旬は過ぎた感じはありますが、
ご存じのとおり、東進ハイスクール林修講師のありがたいお言葉です。



なんと、わが恵愛病院の院長と同姓同名なのです。
すごいぞ!林修!!!



恵愛病院ホームページより

培養室の免震化を考える(3)

アイディールブレーン社のミューソレーター。
http://www.ibrain.jp/isolator/
2枚の薄い板を組み合わせて、大地震の時にスルスルと滑って揺れを吸収してしまうというものだ。



マンションの免震装置と同じ原理と思われる。
震度7地震でも、震度1くらいにおさまってしまうということだ。



インキュベーターの下にこの免震装置を設置する。
ただ敷くだけなので、設置も簡単で短時間で終了した。
(もちろん業者にやってもらいます)







恵愛病院生殖医療センターには2台のインキュベーターがあり、
縦長のキャビネットタイプと、横長のデスクトップタイプがある。
インキュベーターの下に黒い板、その下にシルバーの板があるのが分かると思います。
地震のときにはこの2枚の板が滑って揺れを吸収してくれるのです。




これは素晴らしい。
設置も簡単で、比較的安価である。
しかし、



唯一?にして最大の欠点がある。



それは設置する場所が広くなければならないことだ。
しかもかなりの広さが必要だ。







工事現場の立ち入り禁止エリアみたいなものが写っていますが、
地震の時に滑って動くために、壁から一定の距離が必要で、
また周りに物を置くと衝突して危険なのだ。



通常、体外受精を行っているクリニックは人が集まる都市部にあることが多い。
ビルの一室を借りて培養室を作ることが多いので、このような面積を確保するのはかなり難しいと思われる。



幸いにも?
恵愛病院生殖医療センターは、東京近郊の埼玉県にあるのだが、
開発が規制された区域にあり、敷地にはめぐまれている。



やはり天変地異であるので、これで100%大丈夫とは言いきれませんが、
恵愛病院生殖医療センターにて体外受精をされている患者様は、
地震の時、培養中の胚に関しては比較的安全と考えてもらってよいと思います。

培養室の耐震化を考える(2)

培養室の器械で、一番大事なものは、インキュベーター(いわゆるふ卵器)と呼ばれる器械である。
この中で卵子精子が受精し、胚となって発育していく。
患者様の卵が保管されているので、地震により倒れてしまうと卵が死んでしまうかもしれない。



培養室の中には、これ以外にももちろん大切で(かなり高価な)器械がたくさんあるのだが、
お金と時間をかければ回復することができる。
しかし、患者様の卵はかけがえのないもので、お金にはかえられないものである。



インキュベーター以外にも凍結した胚や精子を保管している凍結タンクもあるが、
これは転倒しにくい構造で、転倒したとしてもふたが開いたりしなければ大丈夫である。



最近のマンションなどの耐震化を調べてみると、
耐震構造、免震構造や制震構造という3つの構造に分かれている。
それぞれの違いについてはAllAboutのホームページの解説が分かりやすい。
2/3 地震がきても怖くない免震・制震マンション 超高層は大地震のとき大丈夫? [タワーマンション] All About



耐震化というと、まずは頑丈にくくりつけてなるべく動かないようにする(耐震構造)ということを考えるが、
この3つの中では免震構造が一番建物へのダメージが少ないということだ。



日本の会社の技術力はすばらしい。
マンションの免震装置をそのまま小さくしたようなものがある。
アイディールブレーン社のミューソレーター。
http://www.ibrain.jp/isolator/



次回は実際に恵愛病院生殖医療センターでの施工例をお見せします。