子どもの笑顔 The Big K.I.S.S. Project

2015-04-13

松本律子さん マリンバ演奏会

23:49

2年前にもチュリーップ保育園でコンサートを開いてくださった、福島市出身のマリンバ奏者 松本律子さんに、

今年もまた「福島子どもたちに、音楽を通してお役に立てることはありませんか?」とお声かけいただきました。

そこで先日”福島わかば保育園さん”をご訪問しました。

1歳児から5歳児まで約60名の可愛らしい園児たち。

2015年4月10日 15:00〜

15時スタートのコンサートでしたが、13時過ぎに到着された松本さんは、お昼寝している園児たちを気遣いながら、静かに静かに準備してくださいました。

音を出すまでの準備作業もとても大変で、何もできずただ見ているキッスメンバー...本当に申し訳ないです。

そんな裏側も見たうえでのコンサートは、本当に嬉しく、心に響くものでした。

最初にウインドチャイムのような音(松本さん手作りの楽器だそうです)が流れ、子ども達はおしゃべりをやめて、シーンと静まりかえりました。

”何がはじまるの?!”と緊張した感じ。

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次にマリンバで「鳥」という松本さんが作曲された曲を演奏してくださいました。

マリンバの上に置いた紙コップの中には卵形のシェーカーが入っていて、子ども達は興味津々!

とてもワクワクする楽しいリズムで身体が自然に動いている子どももいましたよ。

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途中で、マレット(ばち)を変えての音の違いを聴かせていただいたり、木製の鍵盤の数をあてるクイズをしたり、大人も子どもも楽しめる時間でした。

後半は子ども達が知っている曲も演奏してくださって、一緒に歌って楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。

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最後に、子ども達から素敵な歌のプレゼントと可愛い手作り巾着のプレゼントが!

今日の音が子ども達の心の中に響いて、もっともっと元気になってくれたら嬉しいです。

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松本さん今回は本当にありがとうございました。

今日のコンサートのお話しをきっと子ども達もお家へ帰ってしてくれたと思います。

後日わかばさんをご訪問した時に、先生方が当日の様子を掲示してくださっていました。

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保護者の皆さんにも、様子が伝わりきっと喜んでいただけたと思います。

また機会がありましたら、ぜひ成長した子ども達に会いに来てください。

(報告:ビッグキッスプロジェクト 松崎)


<松本律子さん プロフィール>

マリンバ奏者。福島県出身。4歳よりピアノを、5歳よりマリンバを始める。

昭和音楽大学器楽マリンバ専攻卒業。中学校音楽の講師、養護学校講師を経て現在に至る。

ソロマリンバパフォーマンスをライフワークとし、各地でのコンサート活動、教育機関での芸術鑑賞教室、地域コミュニティーづくりのためのコンサート、美術系作家とのコラボレーションイベント、ワークショップ形式のコンサートを行う。

音楽ユニット「うたうたげ」を主催し、産まれて間もない赤ちゃん、子供たちとそのお母さんのための参加型コンサートを開催。

自ら作編曲を手がけ、現代マリンバ作品の他、童謡、民謡など様々なジャンルの音楽を自然に親しむライフスタイルから生まれる瑞々しい感性で演奏。マリンバの限りない表現の可能性を追求しながら、感動的な音楽空間創りを推進している。

ウェブサイトhttp://www.ne.jp/asahi/ritsuko/marimba/

2015-03-30

ベトナムの子どもたちを激励、交流してきました〜訪問団帰国報告

18:39

私たち「子どもの笑顔 The Big K.I.S.S.プロジェクト」の有志8名は、菅野良二氏を団長として、ハノイ市のイエンバイA小学校、国際交流基金ベトナム日本文化交流センター、ハノイ国家大学、ベトナム女性博物館などを訪れ、11日に帰国しました。


まずは、1999年にユネスコを通して「シェア・ラブ・チャリティーの会」(菅野良二氏代表=今回の訪問団長)が建設したイエンバイA小学校を訪問しました。

現在、児童数434名,教師とその他スタッフ34名を合わせて、全員で468名。

【イエンバイA小学校正門にて】

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当初の教室はなく、新しい校舎の会議室には、ホー・チ・ミン氏の黄金の胸像が飾られていました。(ハノイ市内にはホー・チ・ミン廟があります。)

寄贈した日本の絵本など約20冊は、新設された図書館の「FUKUSHIMA BUNKO」のコーナーに並べられました。

また、福島市庭坂小学校の児童が描いた絵もお届けしました。


翌日、テイム Them 校長先生から、イエンバイA小学校の児童が描いた絵が私たちのもとに届けられました。

一昨年バリツアーの時にお世話になった「まいあめ工房」さまから贈られたカラフルな金太郎飴に、子どもたちの沢山の笑顔が溢れました。

子どもたちのきらきらした瞳は、ベトナムの未来が明るいことを象徴していました。

【イエンバイA小学校の児童に金太郎飴を贈呈】

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2006年3月、「シェア・ラブ・チャリティーの会」は、イエンバイA小学校の4年生と5年生計8名、ティム校長先生、ベトナムユネスコの職員合わせて10名を福島へ招待しました。

その時には、庭坂小学校、福島第三小学校と交流し、子どもたちに初めての雪遊びを体験させることができました。当時小学生だった子こどもたちは、今は高校生。


次いで訪れた国際交流基金日本文化交流センターでは、稲見和己所長からお話を伺い、交流会場へ。

日本語教師の古閑紘子先生の緻密で絶妙な司会で、充実した交流会となりました。



国際交流基金交流会】

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スライドで福島県の紹介の後、震災犠牲者に対して黙祷を捧げました。

地震のない国の人たちに、日本はどのように理解されたのでしょうか。

福島から、震災にも負けない心意気を託した起き上がり小法師や、

震災を忘れないためにプロジェクトが制作にかかわった絵本『はしるってなに』(詩・和合亮一/絵・きむらゆういち)、

福島市の会社が企画開発したオリジナルの木製のひらがな入り動物パズル、「まいあめ工房」さまから贈られた金太郎飴等を贈呈してきました。

文化交流では、吉川文雄氏による尺八の演奏と日本の歌を披露があり、

受講生からは『ベトナムへようこそ』という明るい歌をプレゼントされ、その歌詞に感動しました。


ベトナムの歌『ベトナムへようこそ』をプレゼントされる】

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福島の美味しい物は?観光地は?震災の影 響は?などの質問を受けた後、夕食をとりながら日本語で交流しました。

日本語を学ばれているだけに、受講生のみなさんが福島に関心を寄せられていることが伝わってきました。

福島大学パンフレットを持参したので、ハノイ国家大学やハノイ貿易大学の学生さんたちから、福島に留学する方法について熱心に質問されました。

日本語教師の佐々木馨先生は、福島大学の卒業生で、お茶の水女子大学の博士課程に在籍し、休学して国際交流基金から派遣されています。

ベトナム人の先生と、通訳のトゥ チャンTHU TRANGさんを紹介してくれた、現在福島大学に留学しているハノイ大学の学生は、同名のニュン Nhung さん。

国際交流基金日本文化交流センターは、日本とベトナムの架け橋となる着実な活動をしていました。

福島大学の姉妹校であるハノイ国家大学では、副学部長のテュエン Tuyen 先生にお会いし、福島大学パンフレットをお渡ししました。

留学の方法について、さらに詳しい情報を送ってほしいとおっしゃられました。



ベトナムの歌『ベトナムへようこそ』歌詞】

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ベトナム女性博物館では資料や写真が展示され、ベトナム女性が果たした役割を紹介していました。

女性も男性と同等に闘ってきたんだと、衝撃を受け、建国期の女性たちのたくましさを感じました。

日本も敗戦震災の憂き目をみましたが、ベトナムも苦難の途を辿ったことを実感しました。

21世紀は力関係でなく、共に協力していく平和な世界になってほしいと願っています。

ベトナム国内では、ホーチミン市福島県人会があります。

ハノイ市にも県人会を結成してほしいと、ワールド福島県人会会長・ロンドンしゃくなげ会会長の満山喜郎氏から紹介された

郡山市出身の本名徹次氏(ベトナム国立交響楽団音楽監督兼首席指揮者郡山市出身)と会食した。


本名氏は、2012年、ベトナム文化・スポーツ・観光省より、文化功労賞を授与されています。

ベトナム伝統芸能、水上人形劇はストーリーが分かり易く、竜が火や水を吐いたり、『レロイ王、ホアンキエム湖の伝説』で、

大亀に剣を返す場面などが印象的でしたが、仕掛けが全く分かりませんでした。

最後に人形を操るパフォーマーが挨拶した時、人形と人間の大きさのギャップに戸惑いました。


この一週間の滞在で、ベトナムの治安の良さ、ベトナム人の勤勉さ・粘り強さ、フランス文化との見事な調和などを感じました。

訪問した先々で大歓迎され、日本や福島に関心を寄せられていることが伝わってきました。

小学生たちのきらきらした目、高校生、大学生たちの旺盛な好奇心や謙虚さは、ベトナムの未来が明るいことを象徴していました。

道路はバイクにあふれ、家屋は入口が狭く、最上階は夕涼みできるフロアになっています。

三月上旬に手で植える田植えの風景が見られ、牛が堂々と道路 を闊歩していました。

人口は増加して若者が多く、経済発展が見込まれているベトナムは、活気で満ち溢れていました。

今回、このように実り多い交流ができましたことを、改めて関係各位に御礼申し上げ、報告といたします。

                                               2015年3月23日  K.I.S.S主催 ベトナム国際交流 参加者一同

(訪問の模様は3月23日の福島民報報道されました)

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2015-01-13 画材セラピー:瀬上保育所(東日本大震災で被災した子供を救う基金さ

画材セラピー:瀬上保育所(東日本大震災で被災した子供を救う基金さま)

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講師:佐藤 えみこさん、アシスタント:小野 千秋さん

実施日:2015/1/13

瀬上保育所 4歳児 23名参加


3回目の画材セラピー報告書です。

講師佐藤さんからの報告書をもとにレポートします。

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・絵の具のぬるぬるとした感触は、肌につけると気持ちいいということが分かり、お友達にも味あわせてあげたいという思いが浮上し、お友達同士塗ったり塗られたり気持ちよさを共有していました。

・他のお友達に圧倒され、何からはじめてよいか分からない…という子には、先生が寄り添っていただいたおかけで、やりたいことを見つけることができました。

・冬場は夏に比べ、活動量が少なくなりますので、体力的なストレスの発散も同時にできたと思います。

・絵の具をもらう時などは、きちんと整列もでき、それぞれが各コーナーで楽しく画材体験をしていました。

 心理的な自由と画材選択の自由の中で、感情と体力のストレス発散ができたと思います。


<キッスより>

慣れた先生方が参加する事によって、子ども達の気持ちもリラックスできたようです。

今回は少し人数が多すぎたかな?というのが、キッス側の反省点でした。

子ども達が少しでものびのびと活動できる場の提供を心掛けたいと思います。

2014-12-20 画材セラピー:福島わかば保育園(東日本大震災で被災した子供を救う

専門家派遣事業-画材セラピー

講師:佐藤 えみこさん、アシスタント:星 悠さん

実施日:2014/12/19

福島わかば保育園 4歳児 9名参加


今回は初めての事業の為、以前も訪問実績のある施設を前半に数件。

後半に人数が多い施設、初めての施設を実施する形にさせていただきました。

わかばさんは以前もご支援実績がある為、普段の子ども達の様子も分かるため見学させていただきました。

色とりどりの色鉛筆や絵具、画用紙。

キラキラビーズに女の子は目を輝かせていました。

広いフロアにのびのびと活動できるな。と思いましたが、中央に広げたシートの周りに講師の佐藤さんが新聞紙を”更に更に”広げている姿が微笑ましく思いました。

子ども達は制限なく、好きなことを好きなだけ楽しんでいる姿が印象的でした。

「他にも画材がいっぱいあるよ、こっち来てごらん!」と言いたいところですが、グッと我慢。

見守るだけって本当大変ですね。

普段の子育てにも役立つヒントがいろいろありました。

ぜひ他のクラスの子ども達にもやらせたい!という先生方の声もあり、良い時間が過ごせたのだな。と思います。


<講師佐藤さんのレポート一部抜粋>

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後日訪問時に、写真入りで保護者への報告が掲示されていました。

絵もホールに飾ってありました。

私たちの活動は、保護者へはなかなか伝わりづらいので、このような園の報告は本当に嬉しいですね。

ありがとうございました。

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報告者:松崎

2014-11-01 新事業スタート〜子供たちの心のケアや新しい体験による未来づくり〜

〜子供たちの心のケアや新しい体験による未来づくり〜

昨年度までは、さまざまな個人・団体様よりご支援をいただき、保育園・幼稚園への室内遊具の購入や設備修繕など震災後の活動を支える物品のサポートを行って参りました。

除染も進み、子ども達の屋外活動も増えてきている福島ですが、様々な課題が今もなお山積みです。

キッスプロジェクトではその中でも、一番に”子ども達の心のケア”、それを見守る保護者。

そして、遊びや学びをそばで見守る、教育や保育の現場の先生方をサポートする「専門家派遣事業」をスタートしました。

今年度から新しくスタートした事業の為試行錯誤ですが、専門家の力を借り、現場のニーズや実施結果を踏まえて、これから継続事業として進めていきたいと思っています。

なお、これまでもご支援をいただいております

一般社団法人東日本大震災被災した子供を救う基金」からの支援金で以下の4つの活動を実施予定しております。


1.画材セラピー:全5回

こどものいえ そらまめ(2014.12月実施)

福島わかば保育園(2014.12月実施)

瀬上保育所(2015.1月実施)

福島ふたば保育園(2015.1月実施)

福島保育所(2015.1月実施)

2.英語で遊ぼう:全6回

こどものいえ そらまめ(2014.12月実施)

おかやま保育園(2014.12月実施)

あすなろ保育園(2015.1月実施)

児童養護施設 福島愛育園(2014.12月、2015.2月実施予定 全3回)

3.本事業のビデオ撮影・編集・DVD化、海外との連携

4.学習支援

福島県女性のための相談支援センター(福島県福島市上浜町6−3、阿部郁子所長)を通じ、福島県保護推進会(吉川三枝子会長)へ

福島県女性のための相談支援センター(DVなどの被害に遭った女性やその子供たちのシェルター)で生活する子供たちの学習支援の教材購入

・学習支援ボランティアの交通費などに活用


なお、次回より本事業の実施レポートを随時更新します。

トニーさん。たきさん。

そして、東日本大震災被災した子供を救う基金の皆様。

いつも福島子ども達のためにご支援いただき、誠にありがとうございます。

形を変えて再スタートする私たちの活動ですが、このブログを通して多くの方に福島の今を伝えたいと思います!