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2009年03月19日

[]プラチナ9DISC

アルバムを聴き終えたときにまず抱いたのは「クールだ」という感想。オープニングを飾る『SONGS』は、決してキャッチーとは言えないメロディーに、歌詞も冒頭は突き放したような雰囲気を持ったもの。ボーカルにもエフェクトがガンガンとかけられ、キュートさとかポップさを意図的に抑えているような印象が残ります。その感触はアルバム全体をとおしても感じられます。もちろん、調子乗りっぷりが微笑ましい小JLの『グルグルJUMP』とか、光井さんの小憎たらしい可愛さが全開の『私の魅力に気付かない鈍感な人』とかキュートでポップな曲もあるんですけど、アルバム全体としてはクールな空気感が一貫して漂っているイメージ。そういえばアルバムでここまでマイナー調の曲が多いのって初めてじゃないかなあ?

以前、吉澤リーダー体制の娘。を「クール」と表現したことがあったのですけど、現在娘。楽曲の面でそれとも違うクールさを得ているように感じました。“媚びないクールさ”とでもいうのでしょうか、現在娘。楽曲面でなにをやろうとしているのか、それが明確に感じられるアルバムだと思います。


そして個人的にこのアルバム最大の問題作だと思うのが道重さんソロの『It's You』ですよ。イントロのセリフはちょっと苦笑ものではありますが、道重さんの声の持つコケティッシュな魅力を思いっきり引き出していると思います。シングルカップリングの『弱虫』よりは、こっちのほうが好みだなあ。歌詞に漂う淫靡さもくすぐったくてよいところ。

で、この曲の最後のフレーズ道重さんのボーカルがちょっと揺れてます。これって、もしかしたらアクシデント的に揺れてしまったものをそのまま活かしたんじゃないかとも思います。この揺れが、リードしているはずなんだけどどこかで怯えている女の子内面を感じさせて実に素晴しいんじゃないでしょうか。

[]至福

娘。さんのアルバムは2年ぶりのオリジナルアルバムでしたが、同じ発売日にやはり久々となる8年ぶりのオリジナルアルバムリリースしたアーティストがいました。

Connected

Connected

小坂忠氏というアーティストについては、以前も何度か書いたことがあったかと思います。今回のアルバムは、私が氏を知ったきっかけとなった高橋幸宏氏がバンドメンバーとして参加しているということもあって、リリースを知ってからずっと楽しみにしていたアルバムでした。

すでに音楽活動40年を越え、60歳を越えている小坂氏。普通、その年代とキャリアアーティストアルバムであれば、“円熟の”といったような謳い文句が似合うところなのかもしれませんが、氏にはそんな表現は似合わない気がします。優しく、温かいその歌声は、予備知識なしで聴けばもっと若いシンガーのものと思うかもしれません。


バンドメンバーとして、小坂氏と同じく60年代から活躍する幸宏氏と小原礼氏が参加。プロデュースをつとめたのは、1980年代から日本ロック・ポップの最前線で活躍し続けるギタリスト佐橋佳幸氏。楽曲提供とコーラスではさらに若い世代で2000年代に入ってからデビューしたスキマスイッチ大橋卓弥氏と、三世代以上にまたがったミュージシャンが一同に介して作られたこのアルバム、世代を越えてひとつの作品が作られるというシチュエーションがとても羨ましく感じられます。また、幸宏氏、小原氏、佐橋氏にキーボードDr.kyOnというバンドメンバーは、ある種私にとっては夢のバンド編成であり、まさにアルバムを聴いているのが至福のときとして感じられます。


牧師でありゴスペルシンガーでもある小坂氏らしく、愛を歌った曲が多いのですが、それは大上段に構えたり、押し付けたりするのではなく、自然にそこに「在る」ものとしての愛。

年齢を重ねるということは、自然なものとして愛を口にできるようになることなのかなあなどと考えたりしました。


自分はまだずいぶんかかりそうだなあ。

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