自転車デー

今日は朝から山本君と走ってきました。
レーニングの話やツールド北海道の話など自転車談義に花が咲いてあっというまの楽しい練習でした。
やはり強い選手は日々考え、そして実行しているのですね。
かくいう自分は最近バイタリティーが落ち気味。
考えることも実行することも控え目です。
もっと考え実行せねば!!!!

話は変わってツールド北海道第2ステージですが、学生は4人がリタイア、完走は1人という結果に終わった模様です。
なんとか3人完走を目指してほしっかっただけに残念です。
後2日残る1人も何とか生き残って欲しいところです。
学生がツールド北海道のような国際大会に参加する意義はなんなのか?
個人的には若い感性をフルに駆使して何かしらの事を感じ取ることに意義があると思います。
ステージレースは肉体的にも精神的にも圧倒的に過酷です。
それでいてチームが一丸となって一つの目標を見据えて走る。
この特殊な環境下で得る経験は貴重です。
書く言う僕は学生のころ3回ツールド北海道に行っています。
1回生の時はサポートとして行きました。
この時は仲間(先輩)達と同じ目標に向かって進んでいく楽しさ、自転車の遠征の醍醐味を知ったと思います。
そして次は自分も選手で!!との強い思いを抱きました。
2回生で選手として参加した時に感じた事それは!

出るだけ無駄だな…

でした。
学生とプロの圧倒的な差を感じました。
特にスピードが上がった時の平地の巡航速度、下りのテクニック(もちろん登りも)全ての次元が違いすぎました。
命からがら何とか走りきったというのが正直な完走でした。
あまりの実力の違いに感じたこと、それが「出るだけ無駄だな」でした。
そして実業団、プロの平地力、スピードを身につける事が勝利への道だと確信しリベンジを誓いました。
若いうちにこの経験を積んだ事が後につながったと確信しています。
ちなみに仲間と命からがら完走という明確な目標に向かって走った日々は良い思いでです(やはり楽しいですね)。

そして最後に参加した4回生(3回生の時は出るだけ無駄と思った罰が当たったのか出場できず)。
この時はインカレでも優勝し己の力を確かめたいと思いながらの参加。
今考えれば未熟な走りだったものの己の力を試しながらレースを存分に楽しみました。
時は9.11同時多発テロが勃発したまさにその瞬間、ステージレースという世間と隔離された空間で永遠のライバルYAZAWAとよそよそしい会話(けん制)をしながら同室で一緒にテレビを見ていた記憶がよみがえります。
この年は何かを感じるというより純粋にレースを楽しんでいたと思います。

とまあ僕の感性に訴えたものは自転車の事ばかり(だから今も自転車に乗り続けるのでしょう)ですが彼らは何を感じたのか??
酒でも酌み交わしながら話を聞いてみたいと思います。