暁に奇跡をつかめ。

メールの主は大将どの。
「(武道館コンサートの予約)アニメイト枠は1人しか当たんなかったから土曜のゲーマーズに特攻しようと思うんだけどどうよ?」(超意訳)
これに「いや、ボクもう疲れたよパトラッシュ・・・」なんて返事が出来ようものか。
「ああん、行く!行く!行く行く行っちゃう!亜美飛んじゃう!」(超歪訳)と返信したのはいいが、ゲーマーズでの販売はやはり抽選、しかも抽選開始は朝の7:00、それまでに抽選待ちの列に並ばなかったら抽選に参加する資格すら失ってしまうといういきなりの予期せぬ早朝サバイバル。
大将どのとおおやさんとヲイラの3人で6:30に秋葉原の電気街口に集合し、早速ゲーマーズ本店前に作られている抽選待ち列に並ぶ。とりあえず第一のハードルはクリアした。
そして次なるハードルはもちろん抽選。この抽選方式がまた何ともいろんな意味で不安を煽る方式だったのだ。
それは、抽選箱の中から整理券番号が書かれた紙を1枚取り出し、その抽選番号によって運命が大きく3つに分岐する方式であった。

  • 整理券番号が1〜300の人は確実にチケットが買える。もちろん購入は整理券番号順だが。
  • 整理券番号が301〜599の人は300までの人の購入状況によって買えるか買えないかが変わってくる確率変動方式(ぉ。チケットは1人2枚までの購入枚数制限がついていたので、前の300人が全員2枚ずつ買ったらこの人達は皆アウト。一番不安と戦わなければならない微妙なところである。つーか500番台とかひいたらほぼ確実にアウトだろとか思っていたし。
  • そして600以降の人は問答無用でその場でさようなら。ぶっちゃけ「ハズレ」である。

もちろん一番いい選択肢は1〜300までの整理券番号をゲットすること。場所はどうあれ確実に武道館への道が開けている。
逆に600以降をひいてもそれはそれであきらめもつくので、速攻で帰って不貞寝してれば良いだけなのである意味気は楽である。400番台あたりをひくのが一番心臓に悪いし、時間もかかるしでやってられない状態になる。
「この辺ひいたらやだねぇ」とか言いつつ運命の7:00を迎える。抽選開始。少しずつ列が前に動き出し、やがてヲイラの番。ええいままよとばかりに左手でもぎ取った紙に書かれていた番号は。

てな訳でめでたくチケットゲット。早起きは辛かったけどここに復活を宣言するっ!

おれは人間をやめるぞ

武道館へ行くぞ!ジョジョーーーーッ!!

で、この後はアニメイトの開店を待ってアニメイト枠で当たっていた大将どのがチケットを購入。その後はいつものようにとらのあなとかソフマップ音楽CD館とかメロンブックス行って買い物とかして腹減ったので飯食ってお疲れさんでしたーで解散。
・・・して大将どのとおおやさんは帰途へ。ヲイラはまだアキバに居残り。なぜかというとこの後両親がアキバにやってきて携帯電話を買うことになっていたからである。
それまでには時間があったので自分で買おうと思っていたものを追加で買ったりとか、三月兎で予約していたPT1を引き取りに行ったりとかまぁそんなこんなしている間に今度は両親と合流してソフマップで携帯購入。で、最近の携帯の料金システムがよく解らずいらつく父親。おまけにウチの両親の場合、携帯を購入するには手続きに一番手間がかかるパターンで購入しようとするもんだからそれまでの手続きにも時間がかかったりしてさらにイライラを募らせる父親。そりゃ気持ちは解るんだが、本人確認書類に一番簡単な免許証はないし、料金は何が何でも銀行口座振替、クレジットカードなんか絶対使わんなんつー状態なら無理ないんだってばよ。「こんなにめんどくさいんなら携帯なんかいらん!」とかぶつくさ言ってたけど、今時何があるかわからないご時世で何が起きるかわからないお歳なんだから、緊急に本人と連絡が取れる手段がないとこっちが大変なんだっての。解ってくださいよホントにもう。
てな感じですったもんだはあったにせよなんとか両親の携帯を購入して後は晩飯。築地で寿司。おお豪勢。穴子の白焼きが絶品ですた。穴子の白焼きに柚子胡椒があんなに合うとはなー。で、父親は基本的に野菜以外の生ものがほとんど食べられない人なので酒ばっかり飲んで、ヲイラもそれにつきあって一緒になって飲んで、飲んだ食ったして両親と別れた後は自宅に戻るまで記憶がない。
自宅に戻って「あー、明日はコミティアだからもうこのままさっさと寝ちまおう」つーて寝る。