効果があるのかバクテリアリング

京阪バス京都市バス運行委託事業撤退に界隈に衝撃が走る。市バスは民間委託で膨大にあった赤字を大幅縮小してきたが、そのビジネスモデルも運転手不足でいよいよ手詰まり。
浮いた枠はよそに回さず直営化することで、中には十数年ぶりに直営に戻る系統もある。一方の京阪バスは自前の市内循環路線を新設し、こちらも実質直営化。奪い合いが始まる。

撮影写真より


十津川村の村営バス。奈良交通に委託されているが、この方式は十津川村が初。
見た目はオリジナルだが、車内の仕様は緑のチェック柄のシートなど奈良交通そのままで、青い方向幕も奈良交通と同じ。だがさすがにICカードは使えない。
非常に広い十津川村だけに、路線網も普通の路線バス並。コストがかかる山間部なのでさすがにコミュニティバスに多い均一運賃や50円・100円単位の運賃にはならず、一般と同じ距離制。このため片道1000円を超える区間もある。