2007-04-13
■[ピアノ]Horowitz The Last Recording
- アーティスト: ホロヴィッツ(ウラディミール),ハイドン,ショパン,リスト,ワーグナー
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2004/11/17
- メディア: CD
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このCDは、僕の宝みたいなものです。
特に好きなのが、ショパンのノクターン16,17番とワーグナー=リストのイゾルデ愛の死です。
この3曲は本当にすばらしい演奏です。16番は大きくテンポを揺らしてまるで歌曲のように歌っています。今まで聞いた誰よりも感動する演奏でした。
17番は、これまた同曲の最高の演奏に思えます。特に後半、第1主題が再現されるところのトリルがきらびやかで感動的です。
これら2曲のノクターンはルバートのかけ方が絶妙で、リズムもわざとずらして演奏していますが、最近このようなスタイルの演奏家はあまり見かけないように思います。楽譜に忠実に、正確に弾くスタイルも好きなのですが、このような古い時代の演奏ももっと聞きたいと思います。
最後に、圧巻なのがイゾルデ愛の死です。
この演奏は涙無しには聞けないほど素晴らしいと思います。ホロヴィッツという演奏家が人生をかけて音楽に取り組んだ、その最後に到達したのがこの演奏だという気までしてきます。
ホロヴィッツは爆音の超絶技巧の持ち主なんてイメージがあって前はあまり聞かなかったのですが、このCDを聞いてから彼は誰よりも表現力に優れた芸術家だったのだなと思いなおしました。
ちなみに、CDには入っていないのですが、youtubeでこんな演奏が見られます。
この曲は彼のいろんなCDで聞くことが出来ます。そのどれもが素晴らしく、またここでも取り上げてみようと思います。
2007-04-05 お初
はじめまして。KZloveと申します。名前の由来はご察しの通り偉大すぎるピアニスト、Krystian Zimermanさんです。
高校生の時からツィマーマンのファンで、もう何年になるのかな…。
数多くのピアニストの方々は、アマチュアの方を含めそれぞれのすばらしさを持っていて、僕なんかがあれこれ言うのは恐れ多いのですが、その日に聞いた音楽を、素人の視点から下手な文章で書いてみようと思います。
■[ピアノ]Zimermanのショパンバラード
と言うわけで、第1回目は僕の大好きなピアノから。
- アーティスト: ツィマーマン(クリスティアン),ショパン
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1991/05/25
- メディア: CD
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これは今まで出会った中でも最高の一枚です。よく聞くとグールドみたいにツィマーマンが歌ってます!
バラード1番は、本当に透き通った音色で比較的ゆっくりと、そして正確で芯のある音で歌い上げています。
コーダ部分はレガートを前面に出したように弾いています。激しいと言うよりもドラマチックな感じです。
バラード4番は、前半はあまりテンポを揺らさずに、絶妙の味を出しています。コーダ前の盛り上がりは何度聞いても感動的です。ツィマーマン特有の、「クリアーだけど軽くない音」が実によく味わえます。
舟歌は、ツィマーマンの音質がそのまま曲になったような曲だと思っていまして、彼のしたいことが素直に伝わってきます。僕なんかがこの曲弾くとただ穏やかなだけの曲なのですが、このCDでは大げさかもしれませんが、これまでの人生全てが伝わってくるように思えるんです!表現力の限りを尽くしたツィマーマンのすばらしさが身にしみます。
ところで、ピアノの音色は、ピアニストそれぞれに特徴があって面白いんですが、録音技術と使用ピアノ、弾き方によってピアニストの個性が見えてきます。
僕の好きなピアニストだと、例えばゲルバーは鞭でうったようなイメージ、ホロヴィッツは陶器のような音+すさまじい表現力など、言葉にはしにくいのですが、聞いていると分かります。
このように、このピアニストはこのような弾き方をする、というスタイルが見えてくるようなピアニストは本当に一流の芸術家だと思います。
では。

