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2013-07-07

2013年上半期ニコマス20選・後編

前編に引き続き、13年上半期20選について書いていきます。

まずは「サムネ一選」から。

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公式曲MAD 『ALRIGHT*』 雪誕大遅刻

作:はりけんP

「ここすき」という瞬間がサムネで、「ここもすき」という瞬間が軽量版のサムネだったので。

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初めて「かわいい」という基準でサムネ一選を選んだ気がします。それでいいのか。

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11/【ディスコ祭りの逆襲】Island Bump(ディスコ佐渡おけさ)【EBONEE WEBB】

作:リンスキー師範P

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なんといいますか、「ディスコ佐渡おけさ」って文字列の存在感が異様。

私も越後に住んでいますから、もちろん佐渡おけさは耳にする機会が多い曲のひとつであるのですが、まさか斯様な

アレンジがあったとは……。

聞き慣れた民謡がバンド演奏とノリノリなコーラス、いい声のボーカルによって、やたらとカッコよく、かつ楽しく仕上がっているのは、

まるで魔法をかけられた様な感覚。

それでいて、しっかりと民謡の匂いも残っているのが、また。プロフェッショナルって、すげぇなぁ。

ダンスも腕のしなやかな動きが、曲とマッチしていて素敵。コスモスとMBFの長回しかな、いいですねぇ。

衣装とステージ、独特の色合いが相まって、とても楽しいPVなのでした。

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完全に編み笠だこれ。

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12/無課金ミリオネア

作:リンP

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アイマスに限らず、MADとは嘘に依るものである事、本来は無いものを在るかの様に見せるところに面白さがあるのだと、それはわかっています。

しかし、それでもなお、この動画は。このMADには。

いったい幾つの嘘が織り込まれているのでしょうか。

その中に、もしほんとうが在るとするなら、それは何なのでしょう。

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私はそれについて考えているのです。

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13/【アイドルマスター】CAFE【ディスコ祭りの逆襲】

作:YCTP

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名曲を預かり、七色のライトを浴び、仲間の中心に立って、ステージで歌い踊る。

なんて楽しそうなんでしょう、この千早は。

そりゃそうですよね。好きなもので満たされ、他に何もない空間があるなら、誰だって幸せになる筈です。

まぁ、それがずっと続くとしたら、それはそれで恐ろしい話になるんですが、この動画の尺は1分半。何の問題もありません。

余計な事は考えず、安心してノリノリちーちゃんを満喫できます。

ぜひ多くの人に見てもらいたい一作。

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くっそかわいいなこの娘。なんだこれ。

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14/今日現在が確かなら万事快調よ

作;たかなしP

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もうよだかは落ちているのか、のぼっているのか、さかさになっているのか、上を向いているのかも、わかりませんでした。ただこころもちはやすらかに、その血のついた大きなくちばしは、横にまがっては居ましたが、たしかに少しわらって居りました。

それからしばらくたってよだかははっきりまなこをひらきました。そして自分のからだがいま燐の火のような青い美しい光になって、しずかに燃えているのを見ました。

すぐとなりは、カシオピア座でした。天の川の青じろいひかりが、すぐうしろになっていました。

そしてよだかの星は燃えつづけました。いつまでもいつまでも燃えつづけました。

今でもまだ燃えています。

―宮沢賢治著:よだかの星

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命は光。

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15/君が弱くなったのは僕の所為ですか

作:ふぁるP

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2013年、この半年の間にも、多くの方がニコマスPとしてデビューされ、私達に素敵な動画を見せてくれています。

私は、デビュー月や年毎のPの特徴などを分析するには知識が足りず、また正直な所あまり興味もなかったのですが、この半期にデビューされた春香Pには、

どこか共通点というか、似通ったものが流れている様な気がしてなりません。

上手く言えないのですが、過程をすっ飛ばしている、そんな風に思えて。

もちろん、彼らお一人お一人の中では、春香さんと向き合い、対話し、思考錯誤した時間が少なからずあったのでしょうけれど、動画として出力されたものを

受け取る立場からは、春香さんとプロデューサーとの距離感、武道における「間合い」の読み合いみたいなものを飛び越えて現れた様な、そんな印象を受けるのです。

その唐突さがどこから来るのか。ニコマスが積み上げてきた文脈によるものなのか、アイマスが育んできた天海春香というキャラクターの変遷がそうさせているのか、

今の私には計りかねます。ただ、そうした流れの只中で、おそらくは今しか見られないだろう春香さんが、こうして生まれ続けているというのは、

きっと佳い事なんだろうと、そう思います。

その代表として、ふぁるPの動画群から、この一作を。

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16/難攻不落ガール

作:ふりそでP

専属Pというものについて考えるのです。

ひとりの少女に魅了され、その可能性を信じ、全霊をかけてトップアイドルへと育てようとする人達の事を。

磨き続け、考え続け、想い続けるほどに輝きを増し、結果として手が届かない場所へといってしまう可能性を知りつつ、その営為を止める事ができないでいる様を。

いつか満足し、あるいは絶望し、魂の半身である筈の少女を見送るのだろう、彼等の事を。

そうであったとしても、そんな人にしか感じる事ができない瞬間というものが、きっと存在するのでしょう。

専属Pだけの特権。誰にも割りこめない、ふたりだけの刹那の蓄積。

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この背中も。

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この表情も。

此処にいる律子は、ふりそでPだけのもの。

私は指を咥えながら、そんな二人を見ていたいのです。これからも、許される限り。

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17/アイドルマスター『FreAKY』(星井美希)

作:UVER*P

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最高。

仮に今「疾走感」というテーマの動画を挙げるとしたら、真っ先にこれを投げる事でしょう。

ここまで己を解放した美希を見るのは、なんだか久しぶりの様な気がします。圧倒的なカリスマ。

イントロから歌い出しへの爆発とか、見事にコントロールされたダンスであるとか。

小難しいスキルうんぬんは語るだけボロが出るので考えず、ただ迸る美希のパワーに身を委ねたくなる。

それでも敢えて何かを語るとするなら、ここですかね。

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この美希の戦場は「IA」ではなく「IU」である、という事。

それが何を意味するのか。対戦相手は見えず、前後の過程も語られず、ただ結果としての美希のパフォーマンスだけが提示される、この構成。

想像の余地があり過ぎて、私みたいな妄想好きにはたまらない。

唸りましたね。がっちりと掴まれました。御見事。

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18/アイドルマスター スーパーとかちストIVAE

作:コスモ星丸P

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ヴォーアミサーン!!

いやー、まさかこのシリーズが帰ってくるとは。

あんまり嬉しくて、久しぶりに全シリーズを見返して、腰が痛くなるくらい笑っちゃいました。

爆笑で腰が痛くなったのは初めての経験で、自分でも驚いた。

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信じられない事に……YOKOHAMAのSTYLEまで帰ってきたのさ……。

俺は……あまりに突然で……飲んでた烏龍茶を膝にぶちまけちまったんだ……。

ずるいでしょ、こんなの。

コスモ星丸Pが積み上げてきたネタに再び活躍の場を与えたという、その一点だけを見ても、第七次ウソm@s祭り

意義深いものだったと思います。

しっかし、この記事を書く為に今も再生してるワケですが、異常に面白いわ、やっぱり。

見るたびに、すっごい疲れるけど。

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19/たかが音楽、されど音楽

作:126,87,55 氏(吊さん

20選集計者泣かせの投稿名すき。

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ここ百円m@sterを思い出して少し切なくさせるのがズルくてすき。

曲タイトルラッシュに「メルト」が入ってるのがすき。

ジュピターの曲が入ってないのがちょっと悲しくてすき。

花をポイってするところ可愛いのに割と目立たなくてすき。

サビへの入り方がどれもこれもすき。

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この瞬間の「よしっ!!」って感じがほんとすき。

今日も聴いてる。今日も見てるよ。たかがニコマスを。

たかがMADに、こんなにも想いが溢れるニコマスが、私は大好き。

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20/朗読/算数ケーキ

作:アテナ・深谷P

5月末のデビュー以来、驚異的な更新速度でショートストーリーの朗読動画を投稿し続けているアテナ・深谷P。

短い中にもひと捻りが入った日常系ストーリーは、教育番組の5分コーナーを見ている様。

二分間ミステリや水瀬兄妹シリーズなども面白く、いつも楽しませていただいています。

そんな中で、読後感(という表現は朗読動画に相応しくないかもしれない)が素晴らしかった一作をピックアップ。

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あらあざとい。

背景画像は主にG4U !を用いていますが、物語の軸となる宿題の内容やふたりとプロデューサーの関係から察するに、

設定的には無印に近いのかな?

あるいは物語の為の仮想世界か。いずれにせよ、いい絵を持ってくるなぁ。

ところで、私はアニマス挿入歌「おとなのはじまり」を聞くたびに、765プロの年少組が羨ましくなるのです。

今の御時勢に、ああも純粋に大人への憧れを爆発させる事ができる彼女達。

それはつまり、彼女らの周囲の大人達が、憧憬に値する存在である事のあらわれなのだと、私は考えます。

この作品に登場するプロデューサー(兄ちゃん)と音無さんは、まさにそうした大人であるなぁと、非常に嬉しくなったのでした。

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この「俺達みたいにな」の言い方が好き。これをさらっと口にできるってのは、できる兄ちゃんだわ。

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以上、20選&サムネ一選、およびタイトル一選でした。

この半期というのは、私がこれまで見てきたニコマスの流れの中でも、なにか不思議な雰囲気が漂っていたような、

つかみどころがないような、そんな時間だったような気がしています。

いや、それは私とニコマスの間でだけ発生した空気なのかもしれないのですけれど。

これからの半年、そしてその先へ、アイマスは何を目指すのか、ニコマスはどうなっていくのか。

願わくば、さいわいが私達の未来にありますように。

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