手記。

ちょっと面白かったので、メモしておく。
まず、すごく素敵な記事を読んだのね。
ブリキの夜明け:なんか言いたくなったこと
みな川氏

私としては、冒頭の雪歩の影の形が無印と2のどちらか区別がつかず、それが非常にショックだった。
無印から2におけるモデル等の変化について、人の考察などは読んでいたが
実際自分では違いがわかっていないと気づかされた。
そこで、無印と2のモデルを比較したくなったのでモデル…というか動画を重ねて再生してみた

これ、気になる人は多いだろうけど、自分で実行しちゃうのが素晴らしい。
検証のコマ送り画像もわかりやすく、特にダンス中のターンと目線の関係などへの言及にはハッとさせられました。
氏は創作ダンスや体操の経験をお持ちだとかで、そうした方ならではの視点というのは実に説得力があって大好き。
で、その中に

それにしても2は腕〜指先のラインが美しい。

という一文がありまして。
アイマス2では「他のアイドルと手をつなぐ」あるいは「手を合わせる」という動きが可能となり、その表現を活かした
ダンスが多く見られますね。無印のダンスは下半身、アイマス2のダンスは上半身で魅せるなんて話を、どこかでした様な。
そんなアイマス2で、腕を綺麗に見せるPっていうと、私はともよPが思い浮かぶのね。
あずさ Drawing Again

特にあずささんの、すっと伸びた四肢を見せるのが巧いなぁと。
あずささんの腕と言えば、無印ではこんなのありましたね。
【アイドルマスター】あずささんの手、奇麗ですね

作:かりふらP
そうそう、あずささんの手は無印でも魅力的でした。
だから、こんなノベマスがあるのも仕方ないというか、当然というか。
あずささんお手をどうぞ

作:覆面作家P
覆面作家Pの動画はタイトルの他に「裏タイトル」とでもいうものがあって、それで話を綺麗に落としてくれるのが好き。
それはそうと、このタイトルを見て不意に思い出した動画がありましてね。
お妃様 お手をどうぞ

作:かりがね氏
ほぼ同じタイトルで、こうも感情を別方向へ揺さぶられるというのが、アイマス動画の面白く、また恐ろしいところ。
で、この動画のキーとなっている「手をとる」そして「手をはなす」という事について考えていたら、また動画が浮かぶんですね。
【アイドルマスター】 真美 「手放す」

作:怪盗紳士P
それぞれのアイドルに対応した、手に関することばたち。千早は「捕える」ではなく「捕まる」ってのが面白い。
そういえば、千早で「捕まる」と「手放す」というキーワードがヒットするノベマスがありましてね。
人魚の涙とプログラム

作: sub郎P/はねもP
私はこの物語を見ていて、千早が「それ」を手放すと宣言し、そしてそれが認められた時、かなり驚いたんですね。
てっきり「それが一番じゃないでしょう」と指摘されて、歌を取り戻せないまま物語が閉じるか、あるいは別のものを
無理やり奪われて人魚となるか、どちらかだろうと思っていたので。
というかですね。この取引自体が欺瞞なワケで。そもそも歌を取り戻すために差し出すものは「一番大切なもの」では
ありえないんじゃないの、と。
うん。私は「歌を愛する心」だと思ってたんだ。千早の大切なものは。
でもそうではなく、彼女は「それ」を選び、人魚はそれを認めた。物語としては悲しい結末だったかもしれないけれど、
千早の心に「それ」がかけがえのないものとして在り、この動画を視聴した方の多くもその部分に違和感を覚えなかった、
というのは、千早というキャラクターにとっては幸せなことなのかもしれない。
例えばアニマスが無かったら、千早は何を手放していたんだろう。
てな事を考えていたらですね。


作:an氏
いやはや。
これだからニコマスって面白い。
そんなこんなで、箱外ってこんな感じでニコマス見てますよ、という独り言でした。
お別れはこちらの作品とともに。
アイドルマスター 「風待ちジェット」

作:桃月P