緊急地震速報が誤解されてる
調査は6―7月、仙台、盛岡、福島の3市の成人683人を対象にインターネットで実施した。緊急地震速報が流れて揺れが到達するまで、仙台が10秒、盛岡は20秒、福島は30秒程度の準備時間があった。
全体の39%が速報を見たり、聞いたりしていた。情報源(複数回答)は、テレビ(地上波)が8割を超えた。
「大きな地震が来ると思った」と、速報を正しく理解していた人は30%にとどまった。逆に51%が「既に起きた地震の震度速報だと思った」と誤解していた。(中略)
調査に参加した中森広道日大教授(災害社会学)は「テレビなど伝える側は、緊急地震速報だと一目で分かる工夫が必要だ。住民の防災行動は今後、速報を繰り返す中で定着するのではないか」と話している。
緊急地震速報をただの震度速報と勘違いしていたとは・・・ネット上でのアンケートだから知識量は比較的多いはずなのに。これはひょっとしたら「緊急地震速報」って名前がマズいのでは?「おっきな地震が来るよ速報」とかだったら震度速報とは混同しなさそうだ。
帰国させちゃって良かったのか?
谷選手は報道陣に佳亮ちゃんについて「まだ熱が下がらないので心配。一昨日は39・6度もあった」と不安そうに話し「みなさんに心配をおかけしました。ありがとうございました」と足早に空港を立ち去った。
佳亮ちゃんの診察のため、直接、東京都内の病院に向かったという。
おーい、北京で発症して39.6℃の高熱を出してる小児を、そのまま入国させちゃっていいのか?成田空港の検疫所って何のためにあるんだよ・・・そのままスルー?
帰国時に体調に異状がある場合には検疫所にご相談ください。
また、帰国後、体調に異状が生じた場合には、最寄りの検疫所にご相談ください。
初・初登場1位おめでとう
デビュー30周年を機に来年から活動を休止するサザンオールスターズの最新曲「I AM YOUR SINGER」が、18日付オリコンシングルチャートで初登場1位を獲得することが11日、確定した。(中略)歴が30年を超えるグループとして史上初めて、同チャートの頂点に立った。30周年の記念ロゴが入った法被付き初回限定版30万枚が発売2日目までに、ほぼ完売する勢いで記録を達成した。
国民的グループであるサザンオールスターズが、オリコンシングルチャート初登場1位を達成していなかったことに驚きました。意外すぎる。ともあれ、記録達成おめでとうございます>サザンメンバー
【追記】
ポニョ恐るべし。
- I AM YOUR SINGER (サザンオールスターズ)
- 崖の上のポニョ(藤岡藤巻と大橋のぞみ )
- 陽は、また昇る(アラジン)
- GIFT (Mr.Children)
- One Love (嵐)
【追々記】
あれっ、そういえばTSUNAMIは・・・???
発売週のオリコンシングルチャートでは僅差で1位を獲得。1996年の『愛の言霊 〜Spiritual Message』以来約3年9ヶ月ぶりの同チャート1位を獲得した。
ネット上に散在する落伍者の話
たとえば、彼が某人気コミック誌の編集者と話したとき、その編集者がこぼしたのだそうだ。力をつけてきた若手漫画家に声をかけ、そろそろ連載を持ってみないかと水を向けると、断ってくるケースが実に多いのだとか。
「断る? そんなばかな、天下の×××××の誘いを断るってのかい」
(中略)
「すると、漫画家を志す若者は成功した自分を思い描くより、失敗して消えてゆく自分を思い描くってことなのかい。せっかくメジャー誌に描けるチャンスをもらっておきながら」
「それもあるでしょうが、ネットには転落した人たちの“その後”がリアルに描かれているからなんですよ。ちょっと出てきて、ブレイクする前に消えてゆく若手漫画家たちの現実というか実態です。弾かれて表舞台から姿を消した漫画家たちがどうなっていくか……、彼らはそれを見ているんですよ」
「悲惨なのかい?」
「おそらくは。ネットはそうやって消えていった人たちの末路をつぶさに追っているんです。追えるツールと言えばいいのか、それがネットが炙り出す社会の深淵です」ふーむ。と私。
現実の残酷さにギャグも……、じゃなくて声も出ない。「トライする前にネットで見た現実に打ち負かされてしまうわけか、自分の将来を消えていった漫画家たちに重ねて」
「メジャー誌で描いてみたはいいものの、読者に受け入れられなかったときの怖さもあるんでしょう。つまりは面白くないと言われるのが怖いんです。自分と自分の作品を受け入れてくれる媒体で描きたいってのは、そういうことなんですよ」
「可哀想だな。自分を受け入れてくれる世界を選択する思考も、負のイメージが先行してそれに負けてしまう生き方も」インターネットには無限の可能性があると言いながら、これでもかというほどの現実を突きつけて未来ある若者から夢見る昂揚感を奪い、困難に立ち向かおうとする意欲をはぎ取り、可能性を潰す危険性をも秘めたツールでもあるのだ。
人気コミック誌に連載が決まりそうになっても断る若手漫画家がいる、というお話。理由は原稿をなくされるから・・・じゃなくて、ネット上で「あの一発屋のその後」的な話を読んで尻込みするらしい。それを「ネットが炙り出す社会の深淵」と呼んでいますが、そんなのは別に深淵でも何でもないと思います。どの業界でも超一流、成功者と言われるのはピラミッドの頂点に立つほんの一握りです。その下には、海面下に沈んでる氷山のごとく、その業界のスポットライトに当たれなかった99.999%の人たちがいる。山中先生の下には何万人もの研究者がいるし、北島康介の下には全国ランカーにすらなれなかった何万人ものスイマーがいるんです。それを社会の深淵とは、片腹痛い。
しかしまぁ、昔だったら「○○の偉人シリーズ」などで成功者の体験談しか知りえなかったのが、ネット時代になってその他大勢の話も読めるようになった、というのは本当でしょう。氷山の一角じゃなく、氷山の全体図が(おぼろげながらも)見えるようになった時に、それでも氷山の頂点を目指すかどうかは個人の自由だと思います。
「成功というのは、誰もが達成できるものじゃないから成功なんです」
なるほど。皆が成功してしまったら、それは“平均”だ。
「でしょ。平均を成功と言う人はいないから、平均の人ができていないことをするのが成功なんです。ということは――」
ということは――?