ようやく

 ようやく読んだわけだが、どうもあわなかった。ノスタルジー嗜好の中高年にはあうのかもしれないけど、「昔ながらのユーモアミステリ」というか、「全体的に古くさい」という印象が否めない。辻真先赤川次郎、B組、クロワ・ルス、ハヤトとケン他で小中生過ごしたからかねえ……。

 うーむ、中だるみ。しいて見所をいえば妹の周りがごちゃつきだしたくらいか。

はたらく魔王さま! 7 (電撃文庫)

はたらく魔王さま! 7 (電撃文庫)

 今回は短編集。魔王陣の非常識?とか、社畜初期の日常とか、ほのぼのホームドラマとか。

膚(はだえ)の下

膚(はだえ)の下

 ボーカロイドのせいで人間撲殺できそうな大作SFに手を出すとかアホだろ俺。というわけでようやく手を出す踏ん切りがついた(雪風とか青いくちづけとかは読んでる)火星三部作である。挫折しないことを祈ろう。