「反戦と抵抗のフェスタ2011 がんばらないよ!ニッポン」に賛同しました。
みなさん、どうも!お久しぶりのかっぺです。
かっぺの次回企画は鋭意構想中です。お楽しみに!
また、11月23日には「反戦と抵抗のフェスタ2011 がんばらないよ!ニッポン」が行われます。
反戦と抵抗のフェスタ2011 がんばらないよ!ニッポン
お上も下々も、右も左も「がんばろう」?
「日本はひとつ」じゃない!
ずっと異常事態だったでしょ?
3.11にはじまったことじゃない!
日時 11月23日(水・休日) 12時30開場 13時00分開会 20時閉会予定
場所 千駄ヶ谷区民会館(JR原宿駅徒歩10分)
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_sendagaya.html
資料代 500円
【実行委員会への参加者募集!】
※ お問い合わせは→ war_resisters_fes11 あっとまーく yahoo.co.jp
《基調よびかけ》
「脱原発」「エネシフト」、けっこうもりあがってる。
でも、廃炉になれば一件落着、なのか?
福島で、全国の原発で、
炉を止めるための被爆労働はつづくだろう。
それに狩り出されるのってだれ?
汚染された農家のことはどうするの?
いま福島の原発近隣で被爆をしている人たちは?
首都圏のための原発を福島に置かせた政治・社会構造は?津波のスペクタクルが日本のマスメディアを埋めつくしていた3月、
リビアでは「民主主義のため」と称して欧米が爆弾を落しはじめていた。
自然が作り出した災厄に日本人は釘づけとなる。
人間が作り出した災厄を日本人は気にもとめない。
それどころか、政府は被災地で自衛隊と米軍の「トモダチ作戦」が実験できて得意顔だ。
しかも「だから沖縄に米軍基地が必要だ」と屁理屈をこねる。
そして大国の利権うずまく新興国・南スーダンに日本も出遅れまいとばかり、
憲法違反の海外派兵をまたもや画策する。なにも変わらない――いや、むしろ悪くなった。
3月11日以後のスローガン「がんばろう日本」。
復興を名目とした国民の総動員だ。
「日本国民は「ひとつ」になって、この難局を乗り切ろう!」
その過程で、ほかのさまざまな問題が置き去りにされる。
権力者は、今まで以上にやりたい放題やっている。社会運動の側はどうか。
この半年で「原発こわい」からどこまで進んだだろうか。
放射能は差別しないけど、それをつくった人間社会は差別している。
それなのに「脱原発」だけで「国民総被害者」でまとまれればOK?
それ以外のことを言うのはKY?
そういえば「貧困」の問題はどこにいったんだろう。
基地の問題は? 差別の問題は? グローバリズムの問題は?いまこそあらためて言おう。
ずっと異常事態だったでしょ?
空気読んでる場合じゃない!
《企画内容》
ことしは4つの分科会と全体会をつうじて、「ずっと異常事態」であるこの社会でどんな抵抗をたてなおすべきかを考えます。どの会も、講演のようなかたちではなく、なるべく多くの参加者が意見を表明できるような討論のかたちで準備しています。
【反戦】 21世紀の戦争国家・日本 合言葉は「ぜんぶ「反日」のせい」
【反原発】 反原発運動のこれから 「がんばろう日本」じゃないよね
【反グロ・反金融資本】 「お金」に支配されていいのか!
【地方/都市問題】 地方のくいぶち問題と原発【全体会】 さて、どうする?
反戦と抵抗のフェスタ2011 実行委員会
といあわせ war_resisters_fes11 あっとまーく yahoo.co.jp
ブログ http://d.hatena.ne.jp/KYfesta2011/
かっぺも基調よびかけの趣旨に賛同し、賛同団体として以下のようなメッセージを送りました。
3・11以降、あらためて地方と中央の著しい不均衡は明確に可視化された。
原発という、恒常的に被曝労働を強いる上に、一度事故を起こしたら住民の生存が保障されないもの、それが「地域振興策」であった事実。
原発以外にも、基地など危険施設の誘致に活路を見出してしまうほど深刻な困窮が地方にはある。基地が誘致されるごとに、軍事化が進んでいく、という悪夢の連関(原発も核武装論につながっていく)、
そして、交付金によって地方が変質し、危険施設の固定化がさらに進められるという悪循環。わたしの育った田舎では自衛官募集のポスターが貼ってある光景があちこちにみられる。
生きようとすることが、軍事大国化を望むものたちの願望によってある種の方向に導かれていく。そして、地方にリスクを押し付け、依存し、繁栄してゆく中央、そこに安住する資本と権力。
誰かが犠牲になることでまわっていく、こんな社会を変えたい。地方/中央問題の根っこには、周縁を作りだし、差別と排除を行なうことでなりたってきた、相も変らぬ社会構造がある。
それは、場所が変われば外国人排斥、野宿者の追い出し、性差別、派遣切り、避難者へ賠償がなされないことなど、さまざまな問題に形を変えていく。
他にも、書ききれないほどのたくさんの差別がある。わたしたちの生存はそうして分断され、脅かされている。そんな社会構造の下敷きになりたくないし、そこに加担して生きていきたくもない。
だから、反戦と抵抗のフェスタの当日、さまざまな問題を横断した、活発な議論が行なわれることを願っています。
みなさん、よろしくおねがいします!