2011-10-28 (金)
■[通勤時間][読書]プロ倫一週目

月曜くらいから朝晩の電車の中でマックス・ヴェーバー著、大塚久雄訳『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫)を読み始めた。
デュルケムの『自殺論』とどちらから読むべきか友人に聞いたら「お前なら共通前提はわかっているだろうからどちらでも」と言われたのだが、読み進めるにつれ、世界史とか宗教史の教養がないことを痛感する。
今朝ベンジャミン・フランクリンという筆致からすると「周知の有名人」の書いた文章の引用を読んで「誰だろう」とか思っていたのだが、午後職場で目標管理ツールについて検索していたら、http://314159265358.blog52.fc2.com/blog-entry-92.html という記事に出会った。稀有なこともあるものだ。というかやはり有名人のようだ。
ちょっと世界史を真面目に勉強するプロジェクトを立ち上げるべきかもしれない。
2011-10-16 (日)
■[読書][一読]「通貨」を知れば世界が読める (PHPビジネス新書)

- 作者: 浜矩子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/05/26
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とりあえず一読。そうなのかーという感じ。文章の締め方は著者も書いている通り尻切れトンボ気味だし、いろいろ調べながら考えてみるかなという気にはなった。
■[お買いもの][哲学]今更ながらサンデル買ったよ。

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
- 作者: マイケル・サンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/05/22
- メディア: 単行本
- 購入: 467人 クリック: 15,462回
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白熱教室のようなスタイルの本はあまり好きではないのでこちらを買った。
2011-10-06 (木)
■[プログラミング][Perl]モジュールが良くわからない。

某チェックスクリプトが期を逸した感があるので、逆に長期的視点で機能拡張していろいろモジュール化してリファクタリングしようとしたら動かなくなった。
相対パスで use lib する方法がうまくいかない。
use File::Basename;
my $w_dir;
BEGIN{$w_dir=dirname $0;}
use lib qw($w_dir);
を試したけど、BEGIN failed になる。
[追記]
別のところに何か問題があったようで、何とかなった。
あとC++ でと using namespace myLIB; 的なものを探したり聞いたりしてみたけど見つからなかった。
2011-10-04 (火)
■[読書][ななめ読み]保江邦夫『量子力学と最適制御理論』

初めは少しいろもの系なのかなと思ってたけど前半を眺めてみた感じ、Hamilton-Jacobi 方程式にたどり着くための古典解析力学のざっくりした入門と、同方程式の Schrödinger 方程式とのつながりの入門がものすごくすっきりまとめられているいい本のような気がしてきた。後半は知らない。
Schrödinger 方程式は一年生の時物理化学で天下りに導入されていて、どうにも理解できなかったのだが、こういう流れなら自然に見えてくる(といっても Hamilton-Jacobi も一つの関所であるが。僕はランダウだけでは、導出とかはわかってもなんかつかみどころがないと感じた。)。
Schrödinger の方程式は詳細はもはや覚えていないが、 に作用させて
が出てくるように微分演算子を作用させればいいといういう感じで覚えている。ちなみに自然単位系。自然単位系からSIへ戻すのはできなくなって久しい。
2011-09-23 (金)
■[近況]4月から

4月から都内某所で数理モデル×ITな感じの数十人規模の会社で働いています。しかし数理モデルにはあんまり触っていないです。とりあえずはアフターファイブと週末に数学を論理学・集合論あたりからやり直したいです。
■[読書][読了]『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』(原題:NOW, DISCOVER YOUR STRENGTHS)

無線LANのルーターを買いに行ったついでに同じビルにあった大型書店で平積みになっていたのでなんとなく買ってみた。
才能(資質)のある分野に集中することや才能のある分野に集中させてその才能を強みにつなげることがことが本人とマネージャーのどちらによってもよいことだという主張の本である。神経回路の形成などを論拠に資質に集中することこそが重要であるという論が展開されるが、強みに集中せよということ自体は(この本が2000年に出版されたものだというのもあるが)ドラッカーなども言っているのでそこまで新しくはないと思う。
たとえば、ドラッカーは
フィードバック分析から、いくつかの行うべきことが明らかになる。第一は、明らかになった強みに集中することである。成果を生み出すものに集中することである。(中略)第七は、努力しても並みにしかなれない分野に無駄な時間を使わないことである。強みに集中すべきである。無能を並みの水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーを必要とする。
とか
成果を上げるためには、人の強みを生かさなければならない。弱みを気にしすぎてはならない。(中略)強みを生かすことは組織に特有の機能である。
組織といえども、人それぞれが持っている弱みを克服することはできない。しかし組織は、人の弱みを意味のないものにすることができる。
などと述べている。
ドラッカーは論拠はあまり述べずに「〜せねばならない」とか「〜である。」という断言を行う。経験の中から直観的に掴み取った確信に基づいているのだろう。
ただ、組織が各人を強みに集中させるべきであるというのは、比較優位性に集中して貿易をおこなうことによって生産性フロンティアを拡大することができるという、経済学の知見とのアナロジーでとらえることができると思う。
さて、表題の本に戻ろう。この本もドラッカーと同じように自己観察による強み分析を勧めている。一方でもっと手っ取り早い方法として著者たちが200万人へのインタビューから資質の分析を行って作成した資質を発見することができるオンラインツールを使ってみることも勧められている。この本を購入すると本のある場所にアクセスコードが書いてありそれを用いることによってツールが使用できる。ただし、統計処理に基づいているので非常に特殊な例については対応できないということは本文にに注記されている通りである。
で、やってみたのだけど上から順に
- 内省
- 学習欲
- 慎重さ
- 収集心
- 信念
という結果になった。一部、どうかな、と思うところはあるが基本的に当たっているような気がする(バーナム効果の罠にはまっていなければ)。慎重さに関しては、慎重さと注意深さが別だというのならそうかもしれない。あまり不確実なことはしたくない。一方でタイポの類は多い。収集心は思い当たる節がありすぎる。
■[読書][未読了]最近読んでいる本など

とりあえず、研究室を出ていくときに研究室の後輩からはなむけにもらった "Stochastic Processes for Physicists" KURT JACOBS
Stochastic Processes for Physicists: Understanding Noisy Systems
- 作者: Kurt Jacobs
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 2010/02/18
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をちまちまと読んでいる。
それと数学学び直しプロジェクトの一環として
- 作者: 久馬栄道
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1995/09
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を読んでいる。論理学は
- 作者: 戸田山和久
- 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会
- 発売日: 2000/10
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もまた別スレッドで読んでおり、さらに
An Introduction to Non-Classical Logic: From If to Is (Cambridge Introductions to Philosophy)
- 作者: Graham Priest
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 2008/04/10
- メディア: ペーパーバック
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も読むつもりなので飛ばしてもいいのかなと思うけど、何となく要点だけでもノート取らないと気が済まないというのが僕の読書のめんどくさいところ。
■[お買いもの]ボーナスで本を買いまくった

- 作者: 佐藤坦
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1994/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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確率過程やるなら測度論もやっておこうかなと、あと趣味として量子力学の数理を理解したい。
理論物理のための 微分幾何学 - 可換幾何学から非可換幾何学へ
- 作者: 杉田勝実,岡本良夫,関根松夫
- 出版社/メーカー: 森北出版
- 発売日: 2007/01/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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情報幾何とかいうものもあるらしいし、情報工学系でも役に立つかもしれない。
What is this thing called Knowledge?
- 作者: Duncan Pritchard
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 2006/10/03
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認識論入門したい。
- 作者: 保江邦夫
- 出版社/メーカー: 海鳴社
- 発売日: 2008/02
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保江さんのファンなので。
ランダムウォークとくりこみ群―確率論から数理物理学へ (新しい解析学の流れ)
- 作者: 服部哲弥
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2004/08
- メディア: 単行本
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- 作者: 高根正昭
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1979/09/18
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量子力学の哲学――非実在性・非局所性・粒子と波の二重性 (講談社現代新書)
- 作者: 森田邦久
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/16
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Advanced Field Theory: Micro, Macro, and Thermal Physics
- 作者: Hiroomi Umezawa
- 出版社/メーカー: Springer
- 発売日: 1995/06
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Modern Theory Of Critical Phenomena (Advanced Books Classics)
- 作者: Shang-keng Ma
- 出版社/メーカー: Perseus
- 発売日: 2000/01/15
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ファインマン 統計力学 (SPRINGER UNIVERSITY TEXTBOOKS)
- 作者: R・P・ファインマン,西川恭治,田中新,佐藤仁
- 出版社/メーカー: シュプリンガー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2009/10/07
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計十冊である。
2010-04-26 (月)

厳密解の求められるThrring 模型でフェルミオンの有限温度プロパゲーターを計算し無数の複素ポールを見出したという,N.Ashida et al, Phys. Lett. B, 4, 236 (1990) を読んだあと無数のポールの例がほかにもないかを調べていたが特に見つからなかった.無数のポールに物理的解釈があるのか気になる.
2009-09-18 (金)
■[随筆]名前をつけること

昔,美術部で例会の終わった後に,先輩が突然
「納豆って何で食べられるか知ってるか?」
との問いを放った.僕らが,(おそらく),戸惑いつつも発酵と腐敗の違いあたりに答えがあるのかなと思いをめぐらしているうちに先輩はこう続けた.
「"納豆"って名前がついてるからだよ.これは納豆という食べ物だって説明されなきゃ,あんなのただの腐って糸引いてる豆じゃないか.」
と.
これは,全くそのとおりで,我々は名前をつけることによってわかった気になるという性質がある*1.わかった気になるというのは,それを使ってみたり,その結果としてより深い理解に到達するのに重要なことである.
声に出して読みたい日本語という日本語に対して保守的な態度をとるかに見える本を書いた某氏は一方で「〜力」という新語を乱造している.いくつか本を読んでその人のスタンスを見るにどうも「布教」のためにそのようなことをしているようである.絵画然り音楽然り,わかりやすいシンボルというのは布教の役に立つ.
だが,そういった布教の一方でコアメンバーは理解を深め,その深い理解をメンテナンスし続ける必要があるのではないか.理解しないまま普及の為に名前を求めるのは軽率ではあるまいか.自身の理解の為にならばよい.理解が浅いまま布教に回るつもりならば,踏みとどまるべきだ.自分で名前がつけられるくらいその概念と格闘したほうがよい.
*1:ついでに言うと支配した気になるというのもあると思う.この辺は「本当の名前を知るとその対象を支配できる」などという思想とも関係があると思うし,そうやって理解することと支配することをつなげると,神から与えられた世界の制御のための科学というキリスト教的科学推進の動機にもつながる.
2009-08-29 (土)

今日は溜め込んだ未読情報の処理に費やした.とりあえず目を通しただけで後で読むことにしたものもある.あと選挙の為に政党比較しようと思ったが,途中で目がしんどくなってきたので,科学・教育政策だけ見て決めた.
2009-04-26 (日)
■週末読書

睡眠に失敗したのでちょっと効率が悪かった。ブルーバックスなら一日で読めるだろうと鷹をくくってたが後半ちょっとペースダウン。感想は明日書く。間違いをひとつ見つけたので細かいことだけどメールする。
シロスの予習は進まなかった。英語が少し難しい。あと、prima facie とか電子辞書に入ってない。英語版ウィキペディアで何とか理解。電子辞書はネットブック+数十Mbps携帯Wi-Fiにそのうち駆逐されるのではないだろうか。
とりあえずスペースアルクと wikipedia と Stanford Encyclopedia of Philosophy につなげたら学術系の英語文献読むのには問題ない気がする。
2009-04-18 (土)
2009-04-16 (木)
■帰り道考えたこと

ベイズ主義で帰納的推論を基礎付けるために主観的確率解釈に多数決原理を持ち込めばいいんじゃないか、ということをこの前書いたが、多数決原理自体が確率概念と関係してる気がしてこれも論理循環な気がしてきた。多数決で浮かび上がってきたものを見るってなんか統計をためてピークの値を見るというのに似ているし。
しかし、実際科学の現場で起きていることをモデライズしようと思えば「主観確率+(多数決とは限らないが)何らかのコミュニケーションによる情報交換」で浮かび上がってくるものを暫定的真理としていると思う。
と、ここでそもそも帰納的推論は間違わないか。という疑問に思い当たった。これはミクロな時間スケールでは間違いうる。したがって暫定的真理との関係で言うと時間方向の粗視化も必要なんじゃないだろうか。と思った。
そういえば、関係あるかどうか知らないけどPREに昔 "negoctiation dynamics" に関する論文がでていたなあ*1。
2009-03-18 (水)
■お久しぶりです

このブログ放置しすぎてた.峰さんからコメントがついてるのを思いっきりスルーしてた.ごめんなさい.
2008-10-17 (金)
■ジョグ

昨日からジョギング再開するといっていたが、昨日今日と微熱で走っていない。ハーフマラソン走りきれるのだろうか。まだ予行演習は一度もしていない。そして体力的には問題ない気がするのだが最近膝周りの筋肉が落ちたせいで関節を痛めがち。
どうやら高校のときのフォームは長距離としてはありえないフォームのようだ。そこそこの面積のコートがあるスポーツで素早く踏み込むときのような腰の高さでずっと走ってた。それで筋肉が落ちた途端に膝を痛めたのだろう。
2008-10-15 (水)
■ムベンパ効果

http://rikatan.com/backnumber0810.html
お湯の方が常温の水より早く凍るムベンパ効果というのがテレビで放送されて一部界隈で話題になっていたがその解説がリカタンという雑誌の最新号に載っているらしい。読んでみたいのだけど生協とかに売っているだろうか。あるいは、目当てはその記事だけなので、図書館に置いてたりしないだろうか。
■発奮させられるような怖くなるような

■実験の vividness

谷森 (前略)高エネルギー物理の実験では何をやっているかっていうと,散乱問題をやってるだけなんですよ.ある意味で,古典的な手法をただひたすらやっている.素粒子屋もそろそろ頭を切り変えて,たとえば,宇宙のボース・アインシュタイン現象などやればよい.
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jps/jps/butsuri/zadankai0109.html
谷森さんの意識が僕と同じかどうかはよく分からないというか違う気もするが、この分野の実験から自然界のあり方を vivid に感じることができないという風に思うことが多い。これはデータを読み解くための知識が書けている所為なのか散乱実験ばかりである所為なのか。
一寸考えて、前者のような気がしてきた。
■非平衡

非平衡系の場の理論の勉強をはじめることにする