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(株)Jコミの中の人 RSSフィード

2011-05-31

(23) Jコミ ★ 5月のまとめ

f:id:KenAkamatsu:20110531210456j:image:right5月のJコミは、おかげさまでビッグタイトルを連発! 連日大賑わいでした。ありがとうございました。m(_ _)m

現在はまだ36作品(累計137巻)ですが、いずれ投稿&権利確認システムを自動化し、1000作品を目指していきますので、応援して下さいね。もし1000作品を達成すれば、もう電子ブックリーダーにプリインストールしてもらったりできるレベルですよね。(そして作者は延々と儲かり続けるという・・・)

あとは、Jコミの絶版書で興味を持った新規読者が、スムーズにその作者の新刊を買えるような流れも強化していきたいと思っています。(※後述)

【 1:各作家の収益は下降気味 】

5月から、登録作家の数がドッと増えたせいか、個人個人の平均収益額は下降気味

それでも平均2〜3万円を保っており、「電子出版業界では奇跡的に高い数字」を維持しております。ちなみにこの額は、一ヶ月丸々掲載された作家から、まだ3日も経っていないような作家さんまで、全員含めての月平均額です。(だからあんまり”平均”じゃないですね。(^^;))

クリック率は、以前より若干下がっています。技術部の話では、最近Jコミを知った読者さん達は、「広告クリック(&コンバージョン*1)が作者の収入になる件を知らないのではないか」とのこと。しかし、ネット広告というのは「偶然見て、興味が出たらクリックする」のが本筋であって、これが本来の姿だとも言えます。最近は、Jコミでも広告クリックの仕組みに関するアナウンスを全く行っておりませんし。

【 2:絶版書から、新刊を買ってもらう流れ 】

「Jコミで絶版マンガを読んだ後、その作者の新刊が買える」という自動アフィリエイト作成機能を開発中です。もともとの印税10%に加えて、紹介料4%も作者に入るので、事実上印税が14%に増えます。

例えば、作者「赤松健」の絶版書の巻末には・・・・

  1. 赤松健の本がアマゾンから自動で検索される。
  2. 最新刊の順番にソートされる。
  3. アマゾンの「作者作品一覧」のように自動でHTML化される。
  4. トラッキングIDが自動設定される。
  5. マンガビュワーの最終ページに自動的にセットされる。

Amazonアフィリエイトには、アソシエイトID(契約者毎のID)を親とする「トラッキングID」というものがあって、作者毎に紹介料の金額が集計できるようです。数に上限はあるのですが、これを使えればと思っています。

【 3:PDF化にまた難関 】

PDF化について、今度は作家側から、今までに無かった反応が来ました。

マンガビュワー「アルヌール」からの収益が意外と高いため、PDF化は特に必要無いのではないか、という指摘です。広告入りとは言えPDFの形で自作品がネットにバラまかれるのは何だか恐いし、むしろアルヌールの稼ぎを阻害するだけではないのか、という疑問が出てきたわけですね。

Jコミでは、βテストの頃から当然のようにPDF版を作ってきていたので、これは意外な反応でした。しかし今は「作者自らがスキャンして投稿して下さった作品」も非常に増えてきて、それらは当然 winny上にも存在しないファイルであり、そもそも「違法ファイル対策」をする必要は無いわけです。

ゆえに、

作者がPDF化を希望しない場合、読者には素直にPDF版を諦めていただく。

広告主が作品に興味を示さなかった場合と、作者が広告枠の金額に納得しなかった場合も、PDF化は不可能。

という感じになるかと思います。


f:id:KenAkamatsu:20110531232337j:image:right★ コミックビューワー「アルヌール」の、今後の変更点

(1)コメント機能の廃止

まず、各ページに付いている「コメント機能」は廃止の予定です。気軽に書ける今のツイッターでのコメント数が、恐らくその作品に付くコメントの上限だと思われるからです。その代わり、ツイッターの感想コメントが画面から消えないようにしておく機能をテスト中。(何も表示されていないと、何だか寂しいですからね。)

(2)作品データの新設

ユーザー登録した人だけが書き込める要素として、各作品の「作品リスト」のページに、

  • 作品に関するウンチク (時代背景なども)
  • タグ (広告内容にも影響する)
  • 作者のHPやブログ、ツイッターのアドレス

などの項目を用意する予定です。作品の解説として利用できます。

(3)マンガ内の広告を1カ所追加

作者の収益を少しでも増やすため、新たな広告枠をマンガの真ん中辺りに追加しました。偶然「見開きの絵」に当たってしまった場合は、少しだけ位置をずらすことができます

(4)翻訳機能の改良

翻訳機能はシンプルになり、洋画の字幕のように画面最下部に表示される予定です。画面全体を覆ってしまう表示形式は、全て廃止となります。

音声読み上げ機能は、何故かIEで動作しないため、ただ今改良中。orz

*1:実際に商品を購入したり、資料を請求するなどの行為に結びつくこと。

えめすえめす 2011/06/01 22:07 > 何故かIEで動作しないため、ただ今改良中。orz

動作しないIEのバージョン別対処案。
IE8,9 →大変かもしれませんが頑張って実装をよろしくお願いします。実装楽しみです。
IE7 →対応する必要はありません。IE7の動作環境ならIE8が動作します。バージョンアップを即しましょう。
IE6 →対応する必要はありません。見捨ててください。
 IE6の国内普及率は7.1%、世界で7位の普及率。(2011/6/1現在)その内訳はほとんどは企業内PCだと言われています。
 この辺を考慮するとIE6への対応は不要だと思います。

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